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【一覧】広告の種類は何がある?Web広告やマス広告など特徴を解説

更新日:2023年09月08日

【一覧】広告の種類は何がある?Web広告やマス広告など特徴を解説

※この記事は2023年9月8日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

広告は自社商品について宣伝するために欠かせないマーケティング手法の1つです。

世の中にはさまざまな広告手法があるため、自社商品について訴求する際どの広告を活用すべきなのか迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Web広告やマス広告など、手法ごとに特徴やメリットを解説していきます。

今後、広告を導入しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

1.広告の種類

広告の種類を大別すると以下3つに分かれます。

・Web広告
・マス広告
・SP広告

それぞれどのような特徴があるのか確認していきましょう。

1−1.Web広告

Web広告は、SNSやWebサイト上に配信される広告の総称です。

低単価から活用でき、媒体ごとに取得している豊富なデータから詳細なターゲティングができるメリットがあります。

商品の認知度向上から購買促進など、さまざまな目的で導入できる点も利点です。

効率的な運用を行うには知識が必要ですが、比較的リスクが少ないため、初心者の方にもおすすめできます。

1−2.マス広告

以下のように、大衆に向けた媒体で配信する広告をマス広告と呼びます。

・テレビ
・ラジオ
・新聞
・雑誌

Web広告のように、ユーザー情報に基づいた詳細なターゲティングは難しいですが、配信時間や掲載場所を調整することで大きな効果を期待できます。

認知度が高い媒体に掲載できれば、情報を周知できるだけでなく信頼性の向上にもつながります。

ただし、特に有名な媒体やキー局の場合は費用が高額になりやすく、効果測定が難しい点には注意が必要です。

1−3.SP広告

SP広告は「セールスプロモーション広告」の略称です。

商品の販売促進を行うために、主にオフラインで展示会や販売イベントなどのプロモーションを実施します。

また、チラシや交通広告などもSP広告の一種です。

マス広告に比べると比較的安価でスタートできる点や、反復性の高さがメリットです。

2.Web広告の種類

Web広告の種類を細かく分けると以下のようなものがあります。

・動画広告
・SNS広告
・ネイティブ広告
・オーディオ広告
・ライブ配信広告
・ディスプレイ広告
・リスティング広告
・アフィリエイト広告
・インフルエンサー広告
・アドネットワーク広告

Web広告に興味関心がある方は、概要についてぜひ参考にしてみてください。

2−1.動画広告

動画広告は、アプリケーションやWebサイト上に掲載できる動画素材を用いた広告です。

画像・テキストに比べると情報量が多く、商品の特徴や開発に至った経緯などを訴求しやすいメリットがあります。

ただし、動画広告を閲覧した際、視聴を続けるかどうかは最初の5秒程度で決定してしまいます。

導入する場合は、広告内でストーリー性を持たせるなど工夫を行うことが大切です。

2−2.SNS広告

SNS広告は、TwitterやInstagramなどのSNSを通して配信する広告です。

媒体によってユーザー層が異なるため、ターゲットに合わせて媒体を選べます。

例えば若い女性に向けて美容品の訴求を行いたい場合は、Instagramが候補に挙がるでしょう。

登録されたユーザー情報などをもとにして緻密なターゲティングが可能なので、短期間で成果が見込みやすい点も魅力です。

2−3.ネイティブ広告

ネイティブ広告は、Webメディア内の記事に溶け込む形で配信される広告です。

メディアの記事と同様の形式で広告を掲載することで、ユーザーに不信感を与えず訴求ができます。

訴求力だけでなく、自然な広告配信で自社サイトにユーザーを流入させたい広告主におすすめです。

2−4.オーディオ広告

オーディオ広告は、音楽配信サービスやインターネットラジオなどで配信される音声メインの広告です。

ユーザーの聴取コンテンツや年齢・性別などの情報をもとに、高精度なターゲティングを実行できます。

また、動画配信サービスで掲載される動画広告のようにスキップできないため、完全再生率が高い点もメリットです。

2−5.ライブ配信広告

ライブ配信広告は、YouTubeなどのプラットフォーム上でライブ配信を行った際、コンテンツ内で掲載される広告です。

特定の情報を求めているファン層に訴求ができるため、認知向上や販売促進が期待できます。

例えば、美容系のインフルエンサーのライブ配信で化粧品の広告を流すなど、興味関心に合わせた訴求が可能です。

2−6.ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリ上にて配信される広告で、主に画像・動画とテキストを合わせて配信します。

媒体としてはYahoo!のYDAやGoogleのGDNが代表的です。

画像・動画を用いることで、情報量を確保しながら効果的な配信を実現できる点がメリットです。

2−7.リスティング広告

リスティング広告は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、自然検索の上に掲載されるテキストメインの広告です。

ユーザーが検索した情報に合わせて広告が表示されるため、ニーズが明確になっている顕在層へのアプローチに効果を発揮します。

生活インフラでのトラブルなど、緊急性の高いものは特にクリックされる確率が高いです。

2−8.アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、設定された成果に到達した際、報酬が支払われる広告です。

メディアに広告を掲載し、ユーザーが特定のアクションを行うことで一定の金額が発生します。

転職や旅行など、ジャンルが多岐にわたっており、掲載したい情報に合わせて広告を自由に選択可能です。

広告主にとっては、申し込みや資料請求などがあった際に費用を支払うため、費用対効果が高いメリットがあります。

2−9.インフルエンサー広告

SNSなどを中心に、世間で影響力がある人物に自社商品を紹介してもらう手法をインフルエンサー広告と呼びます。

知名度の高いインフルエンサーに宣伝してもらうことで、高い費用対効果が期待できます。

ただし、どのような情報を発信するのか事前にすり合わせを行い、炎上が発生しないように対策を講じることが大切です。

2−10.アドネットワーク広告

アドネットワーク広告は、Webサイトやソーシャルメディアなど複数の掲載可能な媒体を集めた広告配信ネットワークです。

一つの媒体として多数の媒体に広告を掲載できるため、運用者の手間を省きながらトラフィックを最大化できるメリットがあります。

媒体ごとの効果測定もしやすいため、なるべく多くの掲載面に出稿したい方には活用がおすすめです。

3.マス広告の種類

マス広告の種類は以下の4つです。

・テレビCM
・新聞広告
・雑誌広告
・ラジオ広告

各マス広告の特徴についても把握していきましょう。

3−1.テレビCM

番組の間に配信されるテレビCMは、リーチの広さや拡散力の高さが大きなメリットです。

同じ時間帯に掲載し続けることで反復力が高くなります。

ただし、キー局の場合は一回で数十万円の費用がかかることが多いため、費用面で余力がないと活用が難しいです。

3−2.新聞広告

新聞広告は、各新聞媒体が設けている広告枠にて掲載されます。

購読しているユーザーにテキストや画像素材を用いて訴求できますが、若年層にアプローチすることが比較的難しいというデメリットがあります。

自社商品のターゲット層に合わせて活用を検討しましょう。

3−3.雑誌広告

雑誌の裏表紙や誌面で掲載される雑誌広告は、読者の特徴をもとにターゲティングしやすい点がメリットです。

また、雑誌を何度も読み返す人が多いため、商品やサービスについて繰り返し訴求できます。

効率的にアプローチを行うには、自社のユーザーについて事前に調査を行い、適切な媒体を選定することが大切です。

3−4.ラジオ広告

ラジオ番組内で配信されるラジオ広告は、耳に残りやすくイメージを視聴者に委ねられる特徴があります。

ただし、画像や動画を活用することができないため、実際の商品とイメージで大きな相違が生まれてしまうこともあるので注意が必要です。

興味を持って情報を検索してもらえるように、ストーリー性のある広告を作成することがおすすめです。

4.SP広告

SP広告では、以下7つの種類が存在します。

・屋外広告
・交通広告
・ポスティング
・同封・同梱広告
・フリーペーパー広告
・店内プロモーション広告
・イベントプロモーション広告

それぞれ確認していきましょう。

4−1.屋外広告

屋外広告は、同じ場所に一定期間掲載されるため、反復して訴求可能な点がメリットです。

電柱や屋外ビジョンなど、さまざまな場所に広告を掲載できます。

場所によって対象の属性が異なるため、ターゲットとなる層が多い地域を選択して訴求しましょう。

4−2.交通広告

駅や電車内などで掲示できる交通広告は、多数の人が一度に目にするだけでなく、通勤・通学などで繰り返し閲覧します。

何度も目にすることで、商品やサービスについて情報が留まりやすく、ニーズが高まった際に想起してもらえる確率が高まります。

4−3.ポスティング

店舗の近くの家にポスティングを行うことで、来店数を効率的に増やせます。

ただし、確認せずに捨てられてしまうケースもあるため、インパクトを与えられるチラシ作成が重要な要素です。

特に若年層は情報収集をネットに頼っていることも多いので、どのようなユーザー層に訴求したいのか考えてから活用しましょう。

4−4.同封・同梱広告

通販や会員誌で同封・同梱される広告は、ターゲットを絞りやすく高い費用対効果が期待できます。

広告審査が厳しいケースも多いため、広告内での表現や規約内容には注意しましょう。

4−5.フリーペーパー広告

駅などで無料配布されるフリーペーパーは、閲覧するユーザー層に合わせてターゲティングが可能です。

不特定多数のユーザーに情報が行き届くため、認知度向上も期待できますが、商品内容とフリーペーパーがマッチしない場合は費用対効果が低くなります。

4−6.店内プロモーション広告

店舗内にて実施するプロモーションは、商品を実際に手に取ってもらえる点が大きなメリットです。

質の高い商品であれば興味を持ってもらえる確率が高まります。

断られるケースも少なくないため、商品の具体的な利点やアピールポイントを効果的に訴求しましょう。

4−7.イベントプロモーション広告

イベントプロモーションは、展示会やセミナーなどの場所で実施するプロモーション活動のことです。

自社商品の情報を訪問者にアプローチできますが、参加している競合との差別化などを行い、注目してもらう必要があります。

5.その他の広告

その他の広告としては、デジタルサイネージ広告が代表的です。

デジタルサイネージ広告は、交通機関や病院などに配置されているディスプレイに配信できるため、多くの人の目に留まります。

今までの広告とは違い、表示している画面を切り替えたり遠隔操作をしたりすることも可能です。

6.広告媒体の選択方法について

広告媒体の選定方法は以下の通りです。

・広告の予算を決める
・ターゲットと目的を明確にする
・ターゲットに合わせて広告媒体を選択する

自社にマッチする媒体を選べるようにポイントを把握しておきましょう。

6−1.広告の予算を決める

広告にかかる費用は、それぞれの媒体や掲載面によっても異なります。

宣伝で利用できる予算を事前に決めておかないと、後で思いがけない費用が発生することもあるので、余裕のある配信スケジュールを組みましょう。

6−2.ターゲットと目的を明確にする

どのようなターゲットに何の目的で広告配信するのかも、事前に決めておくことが大切です。

媒体によっては、若年層や高齢層など利用しているユーザー属性が異なります。

資料請求・購入など、最終的な着地点も考慮して、効果が見込めそうな媒体を選びましょう。

6−3.ターゲットに合わせて広告媒体を選択する

ターゲットが細かく定まったら、特にリーチできそうな媒体を選定します。

例えば、若年層を対象するのであればInstagram・TikTokといったSNS媒体がおすすめです。

地域密着型のビジネスであればポスティングなどオフラインの手法も検討しましょう。

7.まとめ

いかがでしたか?

広告の種類は大きく分けるとWeb広告やマス広告、SP広告に分かれています。

近年ではデジタルサイネージ広告といった新しい手法も存在しているので、それぞれの特徴やメリットを理解して使い分けることが大切です。

この記事を書いた人

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