リターゲティング、リマーケティングという言葉はみなさまよく耳にするかと思いますが、仕組みや効果を高める施策まではご存知ないという方もいらっしゃると思います。
今回は、リターゲティングの成果を上げる上で知らなければならないことを紹介していきます!
1.リターゲティング広告とは?
リターゲティング広告とは、1回以上サイトを訪れたユーザーに対してサイト離脱後も広告を出すことです。この前気になって調べたものがその後広告で出てきた!という経験がみなさまもあると思います。
リターゲティング広告は、主にバナー広告(画像)やテキスト広告(文章)の2種類があります。
また、リマーケティング広告という似た言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
リターゲティングとリマーケティングはほぼ同じなのですが、リターゲティングはYahoo!での呼び方、リマーケティングはGoogleでの呼び方です。
2.リターゲティング広告の仕組み
リターゲティング広告は、cookie(クッキー)という仕組みを使って行います。
簡単に説明すると、サイトに訪れた人にこのcookieを渡します。そのcookieを持っている人に広告を出すのがリターゲティングです。
追いかけたいページにリターゲティングのタグというものを設定します。これを設定することによってリターゲティング広告を出すことができます。
3.リターゲティング広告で効果を高める施策3選
では、リターゲティング広告で効果を高める3つの施策を紹介します。
3-1.ホームページやフォームにリターゲティングタグを設定
基本的にリスティング広告などのWeb広告の遷移先は、ランディングページ(LP)です。
ですので、ランディングページにリターゲティングのタグを設定するのは当たり前ですが、意外と見落としがちなのがホームページやフォームです。
商品詳細ページやフォームにリターゲティングのタグを設定することで配信するボリュームも増えるため、機械学習も進みやすくなります。
3-2.アプリ面の除外を設定
アプリ内の広告配信を除外する理由は、ついクリックをさせてしまうような広告の出方をするので、無駄クリックが非常に多いからです。費用対効果を考えても除外をした方が良いです。
3-3.バナーのデザイン変更
リターゲティングは、以前ページに訪れたことのあるユーザーに向けて広告配信を行います。
そのため、企業ロゴや誘導ボタンの設定などバナー内でも工夫する必要がありますが、同じバナーをずっと使用しているとクリック率が低下してしまうため、定期的にクリック率を見ながら差し替えていくと良いと思います。
4.リターゲティング広告の分析方法
前章の内容ができたのであれば、その後はリターゲティング広告を運用する中で分析をしないといけません。大きく2つポイントがあります。それは配信期間と配信面です。
まずは、配信期間から説明します。よくあるリターゲティング広告は、30日以内や90日以内にサイトにきたユーザーに向けて配信をよく行っている企業が多く、そのままにしている企業が多いです。
業界や商材によっても違うのですが、リターゲティングから〇日以内はCVが効率的に取れると言われていますので、今一度確認をして設定を見直すのが良いと思います。
もう1つが配信面です。サイトに来てからどのぐらい期間で効率良くCVが取れることがわかったら、次はどの配信面でCVが起こっているのか確認することが大切です。
逆もしかりで、この配信面お金ばかりを使ってCVが取れていない、もしくは効率が著しく悪い場合には除外することもできます。リターゲティングの配信面1つとっても、獲得できる配信面に広告を出したいですね。
5.まとめ
いかがでしたか?
今回はリターゲティングの仕組みから施策、分析方法をざっくり説明してきました。
まだまだ紹介できていない施策や見るべき細かいポイントは多々ありますので気になった方は、気軽にご連絡ください!お読みいただきありがとうございました!