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【キーワードプランナーとは?】目的別に活用方法を解説!

更新日:2023年05月29日

【キーワードプランナーとは?】目的別に活用方法を解説!

キーワードプランナーは、広告運用やSEOなど多くの場面で利用されるツールです。

すでに活用している方も多いですが、なかには実際の利用方法や必要性についていまいち把握できていない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、キーワードプランナーについて、概要や使い方を解説していきます。

「キーワードプランナーという言葉は聞いたことはあるけど、何ができるの?」と疑問に思っている方はぜひ参考にしてください。

1.【無料で使える】キーワードプランナーとは

まずは、キーワードプランナーについて、以下の項目を解説していきます。

・キーワードプランナーの概要
・Googleアナリティクスとの相違点
・Googleサーチコンソールとの相違点

1−1.キーワードプランナーの概要

キーワードプランナーは、Googleが提供している無料のキーワード調査ツールです。

特定のキーワードについて、月間ボリュームや関連キーワードなどを確認できます。

また、競合性や広告配信時のクリック単価などについても把握できるため、幅広く活用できることが特徴です。

1−2.Googleアナリティクスとの相違点

Googleアナリティクスは、Webページの解析を行うために活用されるツールです。

広告のクリック数やコンバージョン率など、さまざまな数値について確認できます。

配信を行った後の改善で役立つので、Webサイトを活用する場合は利用方法について把握しておくことが大切です。

1−3.Googleサーチコンソールとの相違点

Googleサーチコンソールは、インターネット上における検索行動について分析可能なツールです。

ユーザーの流入経路について確認できるので、SEOを行う場合はニーズを把握するのに役立ちます。

他のツールと同様に無料で活用できますが、アナリティクスやキーワードプランナーなどとはリサーチする内容がそれぞれ異なるため、混同しないように注意しましょう。

2.キーワードプランナーを使う目的

キーワードプランナーを使う目的は、大きく分けて以下の3つが考えられます。

・SEO目的
・リスティング広告目的
・その他

それぞれどのような内容なのか見ていきましょう。

2−1.SEO目的

SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、検索エンジン最適化のことを指しています。

SEOでは、キーワードプランナーを通して月間ボリュームや難易度などを事前に把握して、その語句で本当に対策すべきなのか確認することが大切です。

ボリュームが大きすぎる場合は競合が強く、上位表示が難しくなります。

自社サイトのドメインパワーなども鑑みて、他のロングテールキーワードなども合わせた選定を行うようにしましょう。

また、キーワードプランナーではメインの他に関連語句なども確認できるため、ページ内でコンテンツを追加して、ユーザーのニーズを満たしたい時にも活用できます。

キーワード選定が間違っていると、思ったように流入が見込めず、時間が無駄になる可能性もあるので、ツールを活用してどのような施策を行うべきなのか適切に判断しましょう。

2−2.リスティング広告目的

リスティング広告を配信するときも、SEOと同様に成果が見込めそうなキーワードを選定しておくことが大切です。

どのキーワードが適切なのか判断するには、キーワードプランナーで予想単価やボリュームなどを確認してください。

予想単価・ボリュームが高い場合は、競合も多数いるビッグキーワードになるので、SEOを施さなくてもリスティング広告で露出を効率的に増やせます。

ただし、無駄なクリックが増える可能性もあるので、予算に合わせて出稿を行いたいのであれば、よりニッチなロングテールキーワードなども狙っていくことがおすすめです。

2−3.その他の便利な使い方

キーワードプランナーの便利な使い方として、以下のようなものも挙げられます。

・期間ごとのキーワード情報の取得
・フィルタの追加
・表示項目の変更
・地域・言語などの変更

プラスアルファで覚えておくと、シーンに合わせて多彩な使い方ができるようになります。

ただし、まずは新しいキーワードの発見や検索ボリュームの調査など、基本的な使い方ができるようになることが大切です。

詳しい手順については後述するので、確認していきましょう。

3.キーワードプランナーで出来ること

キーワードプランナーで出来ることを大きく分けると、以下の4つが挙げられます。

・新しいキーワードを見つける
・キーワードの検索ボリュームを調べる
・競合サイトのキーワードを調べる
・キーワード候補をダウンロードする

それぞれ解説していきます。

3−1.新しいキーワードを見つける

キーワードプランナーを起動して「新しいキーワードを見つける」を選択すると、特定のキーワードについて月間の検索数や関連キーワード、競合性を確認できます。

以下の画面に移動したら、サイトと関係のある語句や、これからSEOで狙っていきたいキーワードを入力してみましょう。

下部にある「結果を表示」をクリックすると、月間における大体のボリュームやキーワード候補、リスティング広告を配信する際の予想単価などが表示されます。

ボリュームを元にすれば、上位表示させた際の流入数をある程度把握できるので、SEOで成果が見込めるのか参考にしてみましょう。

また、関連キーワードから、SEOやリスティング広告で活用できそうな掘り出し物のキーワードが見つかることもあるので、合わせて確認しておくことがおすすめです。

3−2.キーワードの検索ボリュームを調べる

キーワードごとの検索ボリュームを調べるには、ホーム画面から「検索のボリュームと予想のデータを確認する」を選択します。

調べたいキーワードを入力して「開始する」をクリックしてください。

以下の画面が表示されると、入力したキーワードについて月間検索ボリュームを確認することが可能です。

3−3.競合サイトのキーワードを調べる

SEOで対策すべきキーワードが見つからない場合、競合サイトのキーワードを調査して情報を得ることも可能です。

まず、ホーム画面から「新しいキーワードを見つける」を選択してください。

「ウェブサイトから開始」をクリックし、対象にしたいWebサイトのURLを入力したら「結果を表示」を選択して完了です。

3−4.キーワード候補をダウンロードする

キーワードプランナーを活用して検索ボリュームや競合性の数値を確認した後は、csv.データとしてデータをダウンロードすることも可能です。

「新しいキーワードを見つける」から情報を表示させたら、右上にあるダウンロードマークをクリックします。

csv.の項目を選択すれば、ダウンロードが開始されます。

なお、Googleスプレッドシートでのダウンロードも可能なので、用途に合わせて使い分けましょう。

4.キーワードプランナーの代わりに使えるツール

キーワードプランナーの代わりに使えるツールとしては、以下のようなものが挙げられます。

・TACT SEO
・UberSuggest
・もぐらキーワード

それぞれどのようなツールなのか見ていきましょう。

4−1.TACT SEO

画像引用:TACT SEO

TACT SEOは、現在4,400社に導入されており、実績があるSEOツールです。

関連語・サジェストキーワードの抽出やキーワードのグルーピングなどを行うことができます。

また、自社のSEOにおける課題分析なども可能なので、効率的に上位表示を狙いたい際に有用です。

利用する場合、初期費用100,000円〜(税抜き)の他、月額料金として90,000円〜(税抜き)が必要になります。

4−2.UberSuggest

画像引用:UberSuggest

UberSuggestは、SEO対策に特化したツールで、無料で使えることが大きな特徴です。

キーワードプランナーと同様に検索ボリュームについて詳しい情報を調査してくれるため、利便性が高いです。

ただし、UberSuggestは、無料で扱うと1日に3回までしかキーワードの検索ボリュームを調べることができません。

独自のアルゴリズムを活用しているため、キーワードプランナーとは違った数値が出ることもあるので注意しましょう。

4−3.もぐらキーワード

画像引用:もぐらキーワード

もぐらキーワードは、関連キーワードを抽出する際に便利なツールです。

特定のキーワードを調査すると「5W1H」「環境」「生活」などカテゴリごとに分類がされた状態で関連キーワードを確認できます。

キーワードプランナーなど他のツールだけでは取得しきれない関連キーワードを徹底的に掘り出すことが可能なため、初心者の方には利用がおすすめです。

6.まとめ

いかがでしたか?

キーワードプランナーは、検索ボリュームや関連キーワードを検索する際に有用なツールです。

無料で誰でも活用できるため、まずは本記事を参考にしながら操作方法について軽く触れてみることをおすすめします。

他にもUberSuggestやTACT SEOなど有用なツールは複数あるので、用途に合わせて適切な物を選択していきましょう。

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