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今さら聞けない【Cookieとトラッキングの仕組み】について

2019年05月08日

今さら聞けない【Cookieとトラッキングの仕組み】について

広告運用に携わる皆さんは「Cookie」「トラッキング」という言葉を聞いたことがあると思います。

周りの話を止めない程度には分かっているけど、説明を求められると難しい…という方は多いと思います。

今回は、今一度「Cookie」と「トラッキング」の意味や仕組みについておさらいして、チームの仲間や後輩に意味を聞かれた時、淀みなく答えられるようにしましょう!

1.Cookieとは

今回解説する「Cookie」は当然ながらお菓子ではありません。

Cookieとは、ウェブサイトの閲覧時にWebサーバからの支持により閲覧履歴の記録としてIDが発行され、それらがブラウザに保存されます。

再度そのサイトに訪問する際、そのCookieの情報をWebサーバに送信し、Webサーバ側でその情報を照合し、その固有のブラウザからのアクセスである事を識別します。

この通信で取り扱う情報はアクセスに関するもののみであり、ユーザーの行動そのものや、ユーザー自身の個人的なデータは保存されません。

2.Cookieが利用される場面

具体的にCookieが利用される場面の代表例を2つご紹介します。

2-1.ECサイトの場合

例えばAmazonや楽天で買い物をする時に、欲しいものがあったら「カート」に入れます。
その後、ブラウザを閉じて再度そのサイトを見た時、カートに入れた商品がまだカート内に表示されています。

この現象はCookieによって実現しているのです。
もしCookie情報を保存しないよう設定しているデバイスなら、買い物中に間違えてブラウザを閉じてしまった時、再度サイトを開いてもカートは空っぽのまま。
これでは買う気が失せてしまうこと間違いなしです。

ユーザーがサイトを訪問した時にCookie情報がブラウザに対して付与されます。
すると、同じく訪れた時に前回の情報を呼び出して表示してくれるのです。
サイト運営側としても離脱防止策となり、便利な機能です。

2-2.フォーム画面の場合

会員登録フォームへの入力作業中、メールアドレスを入力しようと思ったら、既に候補に自分のアドレスが。
そんな場面に遭遇したことはなかったでしょうか?

実はこれもCookieを利用した機能の一つです。
フォーム画面で過去に入力した情報を一時的に保存して、次の訪問時にそれらを呼び出すことが出来ます。

すると2度目、3度目の入力が容易になるので、ユーザーとしても楽ですし、離脱のリスクも軽減できます。

このように、インターネット生活が便利になるようにCookieが活躍しています。

3.Cookieは2種類ある

何かと便利なCookieですが、ややこしいことに「Cookie」は以下の2種類が存在します。

・1st Party Cookie

・3rd Party Cookie

続いてこの2種類の特徴を説明します。

3-1.1st Party Cookie

この2つのドメインの大きな違いは「発行元」にあります。
1st Party Cookieは「訪問中のサイトのドメイン」から提供されるCookieです。

基本的に1st Party Cookieはクロスブラウザでの計測が出来ないため、例えば一度目の訪問がGoogle Chromeだとしたら、次の訪問がSafari経由だった場合、Chromeの情報は呼び出されません。

3-2.3rd Party Cookie

3rd Party Cookieは「広告媒体側のドメイン」から提供されるCookieのことを言います。

ウェブサイト自体のサーバーとは別に、例えばサイトが広告枠を持つ場合それらの通信はアドサーバーによって行われており、そのサーバーが発行するのが3rd Party Cookieです。

3rd Party Cookieは1つのブラウザに限定したものでないため、クロスブラウザでの計測も可能です。

広告のリターゲティングやコンバージョン計測が目的として使われることが多く、これも非常に重要なCookieと言えるでしょう。

4.トラッキングとは

Cookieの概要をご共有したところで、次は「トラッキング」について説明していきます。

トラッキングとは「ユーザーのサイト閲覧情報を収集して分析すること」を指します。

トラッキングとは、特定のユーザーが、サイト内でどこを閲覧しているのかを追跡、分析することである。どこから来た人が(インターネット広告や検索エンジン)、どのようなページを見て(製品紹介・事例)、コンバージョン(資料請求・商品購入)に結びつくのかを追跡する。またコンバーションしなかった場合も、サイト内のどこに問題があったのか分析する事ができる。どの広告から来た人がコンバージョンに結びつきやすく、コンバージョンに至らない人はどのページで離脱しているのかを調べる事は、新聞広告やチラシ・テレビCMなどの従来の広告では、知る事の出来なかった消費者行動データであるため重要である。施策ごとのデータを分析する事で、施策ごとの費用対効果を明らかにし、施策の最適化を進める事ができる。

参考:トラッキング | マーケティング用語集

デジタルマーケティングにおいて、トラッキングは成果を計測するために不可欠です。
そのトラッキングに参照される情報こそが「Cookie」なのです。

5.Cookie、トラッキングのデメリット

ここまで良いことづくしなCookie。デメリットは存在しないのでしょうか。

そのデメリットとして、「ITP」による広告の機会損失が挙げられます。

「ITPを初めて聞いた」という方は、ITPについての記事を参照ください。

参考:ITP2.1の出現で1st Party Cookieの扱いはどのように変わるのか?

Cookieを用いた広告施策であるリターゲティングは、ディスプレイ広告の中でも反響率が良く、非常に便利です。
しかし受け手の目線に立つと「しつこい」「同じ広告ばかり出てきて怖い」と感じることはないでしょうか。

実際、Googleトレンドで検索してみると…

インターネット広告の市場が大きくなる一方で、過度な広告表示に辟易しているユーザーも増えています。

そして、この現状を受けてのApple社のITP施行とも言えるでしょう。
ITPは定期的にアップデートが行われています。
Infinity-Agent Labでは最新のITP対策情報を随時更新しています。

6.最後に

今回はCookieとトラッキングについて解説しました。
インターネット広告界隈には、何となく理解しているつもりでも「説明しろ」と言われると難しい用語が溢れています。

そして近年ITPの脅威により、「Cookie」についての知ったフリも難しくなりました。
この記事がお役に立てたなら幸いです。

また、「Cookieはもう分かったけど、インターネット広告自体に課題を感じているよ」という方はお気軽にお問い合わせください。

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