
ユーザーにとって魅力的な広告文を考えても、
媒体のルールに沿っていないと出稿することはできません。
また、
景品表示法、薬機法など、広告に関わる法律にまつわる表記にも注意が必要です。
本記事では、
違反で広告を停止された場合の対処法、広告の掲載基準についての詳細を説明いたします。
Google広告、Yahoo!スポンサードサーチにおける広告文作成時の注意点をまとめたので、
ぜひチェックしてみてください!
1. 広告の審査基準

まずはじめに、広告の審査基準について説明します。
広告の審査基準は広告ポリシーによって定められています。
ポリシーとは、広告、キーワード、Webサイトに関するガイドラインです。
このポリシーに違反している広告は掲載できません。
また、医療・美容・健康食品など商品・サービスによって
個別に基準が設けられているものもあります。
それ以外にも該当しそうな商品の広告配信や販売を行う際には注意する必要があります。
※参考:Google広告のポリシー|Google広告ポリシーヘルプ
※参考:広告掲載基準:もくじ|ahoo!広告ヘルプ
2. 代表的な不承認の理由
それでは、代表的な不承認の理由を見ていきましょう。
2-1. 広告の最上級表現
最大、最高、最小、最速、No.1、世界初などの最大級・絶対的表現のある
クリエイティブについては媒体によって使用条件などが異なります。
こういった表現は誇大広告、不当広告にあたる恐れがあるとされ、
たとえ事実であっても不承認となることがあります。
Google広告で最上級表現を使用するためには、
広告のランディング ページに第三者による根拠付けのリンクの記載が必要になります。
Yahoo!の場合は、テキスト広告では検索、ディスプレイ問わず
最上級表現を使用することはできません。
バナー広告では画像内に第三者によるデータ出典・調査機関名
および調、年が明記されていること、
その調査年データが過去1年以内であることが条件となります。
※参考:編集|Google広告ポリシーヘルプ
※参考:最上級表示、No.1 表示|Yahoo!広告ヘルプ
2-2. 薬機法違反
薬機法(旧:薬事法)の正式名称は、
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」と言います。
リスティング広告における薬機法では、サプリメントやエステ関係、健康食品などの
体に関係している商材が引っかかる可能性が高く、
それらの商材に関しての記述には注意をしておく必要があります。
薬事法に違反する可能性のある表現には、以下のようなものがあります。
●血液をサラサラにする効果があります。
●話題の成分で 10 歳若返る。
●気になる部分をきゅっと引き締める
●ニキビあとが消える。
●体内の脂肪を燃焼
※引用:薬事法ドットコム
各媒体のそれぞれのポリシーの詳細については、
以下のページも参考にしてください。
※参考:ヘルスケア、医薬品|Google広告ヘルプ
※参考:1. 医薬品、医薬部外品、医療機器 、2. 薬用化粧品(医薬部外品)、化粧品|Yahoo!広告ヘルプ
2-3. リンク先ページによる不承認
広告のリンク先が原因で、広告が不承認になるケースがあります。
| リンク先ページ | 不承認の理由 |
| 「403 Forbidden」「404 Not Found」などの HTTPエラーコードを返すサイト |
正しく機能していないか、 正しく設定されていないリンク先 |
| 「表示URL」と実際に表示される ランディングページのURLが異なる場合 |
ユーザーに表示される ランディングページの場所を 正確に表していない広告 |
| 「robots.txt」のような除外ファイルを使って サイト全体やサイトの大部分へのアクセスを 制限している |
Google広告がクロールできないリンク先 |
| コンテンツの閲覧を妨げるポップアップや インタースティシャルが表示される ウェブサイト |
不必要に操作しにくい、 または操作にストレスを伴うリンク先や コンテンツ |
| 訴求する商品やサービスに関する情報が 不十分なページ |
訴求サービスの情報がなく、 何を訴求しているのか分かりにくいため |
※参考:リンク先の要件|Google広告ポリシーヘルプ
※参考:広告の関連性について|Yahoo!広告ヘルプ
2-4. 記号、句読点の利用
広告には、使用できる記号とできない記号が存在しています。
使用できない記号を入稿すると、非承認になってしまうので注意しましょう。
読点、記号を不適切な方法、
または本来の用途と異なる方法で使用している広告は許可されません。
また、
媒体によっても使用できる記号は異なります。
記号についてはクリック率に大きな影響を及ぼすため、
広告パフォーマンスを高めるためには、
しっかりと基本を押さえながら魅力的な広告文を作成することが重要です。
※参考:編集|Google広告ポリシーヘルプ
※参考:入稿規定(PC・スマートフォン・タブレット)(検索広告)|Yahoo!広告ヘルプ
※参考:テキスト広告(説明文19-19)|Yahoo!広告ヘルプ
3. 審査状況の確認方法
審査状況の確認方法について説明します。
3-1. Google広告
Google広告では、
広告管理画面で確認する方法とポリシーマネージャーで確認する方法の2つの方法があります。
■ 広告管理画面で確認する方法
① 広告管理画面左側のサイドメニュー
→「広告と広告表示オプション」をクリック
② 広告の掲載結果の画面に移り、「フィルタを追加」をクリック
③ 開いたプルダウンの中からステータスを選択

④ プルダウンの中から「不承認」を選択

⑤ ステータス欄の不承認にカーソルを合わせる
→不承認の理由を確認可能
※ポリシーを確認をクリックすると、不承認理由に該当するGoogleポリシーのヘルプページが開かれ、
不承認の理由の詳細を確認することができます。
■ ポリシーマネージャーで確認する方法
① 広告管理画面左側の「ツール」を開く
②「トラブルシューティング」内の「ポリシーマネージャー」をクリック
③「ポリシーを確認」をクリック
→不承認理由に該当するGoogleポリシーのヘルプページが開かれる
→不承認の理由の詳細を確認可能

3-2. Yahoo!検索広告
■ Yahoo!検索広告の審査状況を確認する方法
① 画面中央の表示内容選択→「キーワード」「広告」のいずれかをクリック
② 画面右の「表示項目」を押す→表示されたメニューから表示項目の編集を選択

③ 表示項目の編集画面で「審査状況」「審査申込日」「審査完了日」にチェック

適用ボタンを押すと、⑤で選択した項目が一覧に表示されます。
※参考:キーワード・広告の審査状況を確認する|Yahoo!広告ヘルプ
4. 不承認になった広告の対応
では、
不承認になった際はどのような対応をすればよいのでしょうか?
■ Google広告
Google広告では、
不承認となった広告を修正し、保存するだけで、自動的に再審査が行われます。
再審査のプロセスは通常数時間〜1営業日程度で完了し、
広告の修正内容がポリシーに適合していれば承認されます。
修正ポイントを明確に確認し、
同じ理由で再度不承認にならないよう注意することが大切です。
■ Yahoo!検索広告
Yahoo!検索広告では、
基本的に一度入稿した広告のタイトルや説明文を編集することはできません。
広告の内容を修正する必要がある場合は、既存の広告を停止し、
新たに広告を作成して入稿する必要があります。
その際は、前回の不承認理由を踏まえ、
ポリシーに沿った内容に修正して作成することが重要です。
新規入稿後に再度審査が行われ、承認されると広告配信が開始されます。
5. Google広告の優先審査について

※2020年4月時点ではテキストフォーマット以外の広告については処理に時間がかかっているため
サポート対象外となっております。
広告の審査を開始してから1営業日以上経過しても、
どうしても広告の審査が終わらない場合は優先審査を申請することもできます。
連絡先名、メールアドレス、Google広告アカウントIDや問題の概要を入力して
申請を行います。
下のリンクより優先審査を申請することが可能です。
6. まとめ
いかがでしたか?
広告を出稿する際は必ず審査が入りますが、
審査に通ったとしても機械的な審査が通ったというだけであり、
手動での目視審査というものも存在します。
すでに広告の審査が通っていた広告文がいきなり落ちて配信停止となり
機会損失を起こしてしまうケースもあります。
そういった場合は、Googleから通知連絡が来るように設定しておけば、
メールにて未承認・不承認といった形で連絡が来ますので通知にあるテキストを修正すれば、
また再審査を繰り返すことができます。
しかし、そのやり方だと時間が勿体なくなるので、
あらかじめポリシーを熟読した上で広告文を作成することをオススメします。











