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検索ボリュームの調べ方は?利用できるツールを紹介

更新日:2025年05月16日

検索ボリュームの調べ方は?利用できるツールを紹介

検索ボリュームは
検索結果で上位表示されやすいキーワードを選定する際に大事な要素になります。

本記事では、
検索ボリュームの調べ方や調べる際に利用できるツールを紹介します。

ぜひ皆さんもキーワードの検索ボリュームを調べて、
記事を作成する際のキーワード選びに活かしてください。

1. 検索ボリュームとは?

検索ボリュームとは、
GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワードが検索された回数のことです。

通常は1ヵ月単位で測定するので、
「月間検索ボリューム」として表示されます。

例えば、
あるキーワードが1ヶ月間に1,000回検索されたとすると、
検索ボリュームは1,000です。

検索ボリュームの数値は、
ブログやWebサイトへのアクセス数を増やす上で重要な役割を果たします。

なぜなら、
検索ボリュームを判断材料にして、キーワード選定やSEO対策を行うからです。

1-1. 検索ボリュームの目安

検索ボリュームには次の3つの目安があります。

  • スモールワード:100~1,000
  • ミドルワード:1,000~10,000
  • ビッグワード:10,000~

スモールワードの場合、「京都 四条 ホテル」のように、
2~3の単語を組み合わせて検索されることが多いです。

スモールワードでは競合数が圧倒的に少なく、
検索上位に表示されやすく、確実にアクセス数を増やせます。

ミドルワードは
ユーザーニーズが明確になっていて、やはり上位表示を狙いやすいです。

検索ボリューム数も安定し、
長期的に見てもブログやWebサイトへの流入を期待できます。

ビッグワードは1単語か2単語くらいのキーワードになっていて、
検索回数が非常に多いです。

「京都」「ホテル」「病院」などのキーワードです。

ビッグワードは競合も多く、上位表示が非常に難しくなっています。

例えば、
「ホテル」だけのキーワードでは、いくらでもサイトが表示され、
その中から上位表示するというのは容易ではありません。

しかし、
ビッグワードで上位表示ができると、
アクセス数も大幅に増加し、ブランディング効果も高まります。

1-2. 検索ボリュームが大きい方が良い?小さい方が良い?

検索ボリュームが大きい方が良いか小さい方が良いかは
自社サイトの成長度合いとも関係があります。

質の高いコンテンツを多く制作し、検索エンジンから高い評価を得ているのなら、
検索ボリュームの大きいビッグワードを狙ってもいいでしょう。

まだ、Webサイトを立ち上げたばかりで、
検索エンジンからの評価も定まっていない状態なら、
検索ボリュームが小さいスモールワードで対策を立てるべきです。

2. 検索ボリュームを活用したキーワード選定

後ほど検索ボリュームの調べ方を解説しますが、
ここでは検索ボリュームを活用して
どのようにキーワードを選定すればいいのかを確認してみましょう。

2-1. メインキーワードをピックアップ

まずは、メインキーワードをピックアップしましょう。

選び方のポイントは、難しい専門用語ではなく、
誰もが日常使っている簡単なキーワードをピックアップすることです。

例を挙げてみましょう。

  • 「個人番号」ではなく、「マイナンバーカード」
  • 「適格請求書等保存方式」ではなく、「インボイス/インボイス制度」
  • 「外国為替証拠金取引」ではなく、「FX」
  • 「非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度」ではなく、「NISA」
  • 「ポリメラーゼ連鎖反応」ではなく、「PCR検査」など

2-2. 関連キーワードを調べる

次のステップは、関連キーワードを調べることです。

キーワード検索をする人はメインキーワードに関連する
キーワードを組み合わせて検索をすることが多いので、調べておきます。

例えば、
メインキーワードが「副業」だとすると関連キーワードは
「おすすめ」「在宅」「確定申告」「スマホ」「アプリ」「安全」「税金」
などとなるでしょう。

2-3. キーワードを分類する

関連キーワードを調べたら、
ユーザーがどんな意図で検索しているかによって分類してみます。

以下のように分類できます。

  • 副業を探し中:「副業とは」「副業 在宅」「副業 スマホ」など
  • 安全にできる副業を探している:「副業 安全」「副業 詐欺」など
  • 副業の税金対策をしたい:「副業 税金」「副業 確定申告」など

2-4. 検索ボリュームを調べる

分類したキーワードごとに検索ボリューム数と競合度を調べます。

2-5. キーワードに優先順位を付ける

検索ボリューム数や競合度を調べたら、キーワードに優先順位を付けましょう。

ポイントは検索ボリュームが大きく、競合度の小さいキーワードを優先することです。

検索ボリュームが大きくて、競合度が高いと、上位表示されにくくなります。

かといって、検索ボリュームが小さ過ぎるキーワードだと、
ユーザーに検索してもらいにくいでしょう。

優先順位に従って、キーワードを選びます。

3. 検索ボリュームの調べ方

検索ボリュームの調べ方を解説します。

無料ツールと有料ツール別に紹介します。

3-1. 無料ツールで調べる方法

まずは、無料ツールで検索ボリュームを調べる方法です。

 Googleキーワードプランナー

画像引用:キーワード プランナーで最適なキーワード選択 – Google 広告

Googleキーワードプランナーは、
Google広告を出稿する際に、キーワード候補や予想検索数を調べられるツールです。
Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べる方法は以下の通りです。

①  Google広告アカウントを作成
②  Google広告にログイン
③「ツール」タブをクリック
④「プランニング」タブをクリック
⑤「キーワードプランナー」をクリック
⑥「新しいキーワードを見つける」をクリック
⑦  調査したいキーワードを入力
⑧「結果を表示」をクリック

aramakijake.jp

画像引用:Aramakijake

aramakijake.jpは、
Google検索とYahoo! JAPANという2つの検索エンジンにおける
検索ボリュームを無料で簡単に調べられるツールです。

使い方は以下の通りです。

①「キーワード」欄に調べたいキーワードを入力
②「チェック」ボタンを押す
③  月間推定検索数が表示される

aramakijake.jpで調べられるのはキーワード1つずつです。

大量のキーワードの検索ボリュームを調べたい場合は注意が必要です。

Googleトレンド

画像引用:Google トレンド

Googleトレンドは
Google上での検索ボリュームを調べるツールで、結果を推移グラフとともに確認できます。

検索ボリュームの推移が分かると、
同じ検索数でも今後の対策の立て方が変わってくるでしょう。

ただ、Googleトレンドで表示されるのは、検索数そのものではなく、
最多の検索数を100とした場合の相対的な数値になります。

Googleトレンドでの検索ボリュームの調べ方は以下の通りです。

①  Googleトレンドのトップページ左上のマークをクリック
②  メニューの「探す」をクリック
③  画面上部の「検索キーワードを追加」にキーワードを入力

Googleトレンドでは、
国や期間の指定、比較、関連トピックと関連キーワードなどの表示も可能です。

3-2. 有料ツールで調べる方法

続いて、有料ツールで検索ボリュームを調べる方法を紹介しましょう。

ahrefs

画像引用:Ahrefs

ahrefs(エイチフレス)はSEO分析ツール

あらゆるサイトの被リンク分析(バックリンク)や検索エンジンの上位表示コンテンツ、
想定流入キーワード、ソーシャルメディアの反応などを調べることができます。

検索ボリュームについては、Googleのほかにも
YouTubeやAmazon、Yahoo!、Baiduなど、様々なサイトにおける調査が可能です。

調べ方は以下の通りです。

①「キーワードエクスプローラー」をクリック
②「Google」「YouTube」など調べたい対象のサイト・検索エンジンを選択
③  調べたいキーワードを入力して、検索マークをクリック

Ubersuggest

画像引用:無料キーワード提案ツール UbersuggestでSEO対策

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は、
調べたいキーワードに関連した

「サジェストキーワードの抽出」
「抽出したサジェストキーワードの検索ボリューム」
「上位表示難易度などの調査」

ができるツールです。

使い方は以下の通りです。

①  Ubersuggestを開き、調べたいキーワードを検索窓に入力する
②  言語「日本語」を選び、検索ボタンをクリックする

すると、サジェストキーワードについての
検索ボリューム・SEO難易度・有料難易度・クリック単価などが表示されます。

Ubersuggestは無料でも利用できますが、1日3回までの制限があります

多くのキーワードを調べたければ、有料プラン(月額2,999円)を利用しないといけません。

Keywordmap

画像引用:Keywordmap

Keywordmapは
キーワードの調査、競合の広告調査、ユーザーニーズの調査などができる
ツールです。

使い方はキーワードを入力するだけでとても簡単です。

すると、
「関連性のあるキーワード」「検索ボリューム」「CPC」「競合性」「関連性」
などが表示されます。

4. まとめ

いかがでしたか。
今回は、検索ボリュームの調べ方について解説しました。

検索ボリュームを考慮することは、自社のサイトへの流入数を増やすために不可欠です。

自社のサイトの状況に応じて、
適切な検索ボリュームのキーワードを選定して流入数を増やしましょう!

また、多数のツールがありますので、ぜひ記事を参考に活用するツールを選定してください。

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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