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【初心者向け】リスティング広告におけるアカウント・キャンペーン・広告グループとは?それぞれの違いや設定項目も解説!

更新日:2024年03月18日

【初心者向け】リスティング広告におけるアカウント・キャンペーン・広告グループとは?それぞれの違いや設定項目も解説!

リスティング広告のアカウント構成要素に「アカウント」「キャンペーン」「広告グループ」があります。
どれも広告の効果を上げるために大切な要素ですが、今回はそれぞれの意味、違いなどを解説します。
リスティング広告の運用と改善に必要な情報になりますから、よくチェックしてください。

リスティング広告のアカウントとは?

リスティング広告のアカウントとは、最上位の管理単位で、1企業につき1アカウントを運用します。アカウントで設定できる項目は次のようなものです。

・ログインできるユーザー
・支払い情報
・パスワード
・言語
・数値の表示形式

リスティング広告のキャンペーンとは?

アカウントの下の管理単位がキャンペーンです。
キャンペーン設定は、リスティング広告の根幹に関わるものだけに非常に重要です。

キャンペーンで設定できること(Google広告の場合)

キャンペーンで設定できる項目をGoogle広告の場合で見てみましょう。

目標

Google広告のキャンペーンで設定できる目標は次のようなものです。

・販売促進
・見込み客の獲得
・ウェブサイトのトラフィック
・商品やブランドの比較検討
・ブランド認知度とリーチ
・アプリのプロモーション

上記の中から任意で選べますが、目標を設定しないで広告運用をすることもできます。

キャンペーンタイプ

Google広告で設定できるキャンペーンタイプは以下のようなものです。

ネットワーク

Google広告のキャンペーンでは、ネットワークの配信先を設定できます。
検索ネットワークかディスプレイネットワークなどです。

検索ネットワークは検索関連のWebサイトやアプリのことを指し、ディスプレイネットワークはGoogle関連と提携Webサイトのことを指します。

デバイス

Google広告のキャンペーンでは、掲載するデバイスを選べます。
パソコンかタブレットかスマートフォンかなどです。

地域と言語

Google広告のキャンペーンでは、地域と言語の設定ができます。

地域の選択肢は3つです。

・すべての国と地域
・日本
・別の地域を入力する

「別の地域を入力する」を選んだ場合は、具体的な都市名を入力できます。除外地域も選べます。

言語の設定では、広告配信対象となるブラウザで使われる言語を選ぶことが可能です。

入札単価と予算

入札単価の設定項目は次の4つです。

・コンバージョン
・コンバージョン値
・クリック数
・インプレッションシェア

予算はキャンペーン単位での設定ができ、「1日の平均予算」という項目を使います。
ここで1日にGoogle広告で使いたい予算の設定ができます。

広告表示オプション

広告表示オプションとは、Google広告に表示できる項目のことです。
会社や店舗の住所、Webサイトのページへのリンク、電話番号などです。
設定は任意ですが、大事な項目ですのでできる限り設定しましょう。

その他の設定

その他の設定では、次のような設定ができます。

・キャンペーンの開始日と終了日
・広告を掲載する時間帯や曜日
・1日全体を通じて広告がより均等に表示されるようにする
・ターゲット地域の詳細設定
・キャンペーンURLのオプション

リスティング広告の広告グループとは?

リスティング広告の広告グループはキャンペーンの下位の管理単位です。
キャンペーンの中に複数の広告グループがあります。

広告グループで設定できること(Google広告の場合)

広告グループで設定できることをGoogle広告の場合で見てみましょう。

入札単価

Google広告の広告グループでは、広告の1回のクリックに対して入札する上限額を設定できます。
いくらまで広告料金を払えるかということです。
Google広告では、広告表示ではなく、クリックの発生に対して料金が発生する仕組みになっています。

モバイルの入札単価調整

入札単価調整とは、ユーザーが検索を行う場所、時間、方法に応じて、広告を表示する頻度を調整し、入札単価を増減することです。
入札単価調整はキャンペーンでもできますが、広告グループ単位での指定もできます。

パソコン、タブレット、モバイルなどの調整ができます。

ディスプレイネットワーク設定

Google広告の広告グループには次の3種類のディスプレイネットワーク設定があります。

キャンペーンと広告グループの違い

キャンペーンの下位の管理単位が広告グループですが、わかりやすく説明すると、広告グループをまとめたものがキャンペーンです。

キャンペーン設定のポイント

リスティング広告のキャンペーンを設定する際のポイントを解説しましょう。

具体的な目標を定める

キャンペーンを設定する際は、具体的な目標を定めておきましょう。
目標で設定できる項目はすでに説明しましたが、定めた目標によって、Google側で役立つ機能や設定を紹介してくれます。

また、自分でも目標に応じてどのような戦略を打てばいいかが見えやすくなるでしょう。

予算の配分を考える

Google広告では、設定した予算内での広告配信になるようになっています。
予算に達すると、広告配信が自動で停止します。

そのため、予算配分を適切にしなければいけません。
平均予算を決めると、検索数やCVRの高さに応じたタイミングで強弱をつけるといった調整もできます。

商材とターゲットに合ったキャンペーンタイプを選ぶ

キャンペーンタイプを選ぶときは、商材やターゲットに合わせる必要があります。
キャンペーンタイプにより、配信面、表示の仕方、ターゲットが皆異なり、効果の出方も変わってきます。

コンバージョンにつなげる設定を行う

リスティング広告のキャンペーン設定では、コンバージョンにつなげる設定を行いましょう。
コンバージョンアクションの設定ができると、分析に必要な数値を正確に計測できるようになって、リスティング広告の精度を高めることができます、

広告グループ設定のポイント

続いて、リスティング広告の広告グループの設定ポイントを解説します。

情報を整理しながら作成する

広告グループを設定するときは、情報を整理しながら作成しましょう。
整理された広告グループなら、あとで分析や編集が行いやすくなり、再編集の必要がなくなります、

テーマや目標を考慮する

広告グループのテーマや目標を考慮しながら、リスティング広告のキーワードを設定しましょう。

広告グループのテーマや目標に沿ったキーワードなら、成果を上げやすくなります。

例えば、「化粧水 肌荒れ おすすめ」というキーワードを設定すると、具体的なターゲットが定まり、そのターゲット層が商品購入に至る可能性も高まります。、

タイトルに極力キーワードを含める

広告グループで作成する広告のタイトルには、できるだけキーワードを入れましょう。
オリジナルな魅力のある言葉を含めることも重要です。
ユーザーが具体的なアクションを起こしやすくなるような言葉をタイトルに入れてみましょう。

まとめ

今回は、リスティング広告の構成要素であるキャンペーンや広告グループの説明をしました。

いずれの構成要素もリスティング広告の効果を上げるために大事なものです。ぜひ記事を参考に、リスティング広告を運用してみてください。

この記事を書いた人

インフィニティエージェントラボ編集部です。 媒体最新の情報やマーケティングコンテンツを更新中です!

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