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【入門編】グノシー広告のメリットや種類について徹底解説

更新日:2023年08月15日

【入門編】グノシー広告のメリットや種類について徹底解説

手軽に最新の情報を収集できるニュースアプリは、近年では新聞やテレビニュースを代替する存在です。

中でも、グノシーは国内最大級のニュースアプリであり、広告を配信できれば高い費用対効果が期待できます。

実際、マーケティングにおいてグノシー広告を活用しようとしている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、グノシー広告の特徴や費用、配信する際のコツについて解説していきます。

なお、グノシー広告についての情報は、弊社YouTubeチャンネルの動画でも詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください。

グノシーとグノシー広告の概要

グノシー広告は、主にニュース配信を行なっているサービスで、株式会社Gunosyによって運営されています。

関連アプリの「ニュースパス」なども含めて6,500万以上のダウンロード数を誇るため、国内でも最大級のサービスとして認知されています。

グノシー広告では、媒体内のコンテンツと同じ形式を保ったインフィード広告を配信できるため、広告らしさを排除したアプローチが可能です。

また、LUCRAやニュースパスなどのメディアにも同時に広告を配信できるため、多方面に情報を届けることができます。

グノシー広告の特徴

グノシー広告の特徴として、以下3つが挙げられます。

• 一定量の広告表示が期待できる
• 文字を読むことに抵抗がないユーザーが多い
• 幅広いユーザーへのアプローチが可能

それぞれの特徴を捉えて、どんな広告なのか把握しておきましょう。

一定量の広告表示が期待できる

グノシーを活用している人は、普段の生活の合間でグノシー広告を活用しています。

特に、移動時間や就寝前に情報収集のために記事を読むことが多いです。

ユーザーが繰り返しアプリを開くため、常に一定量の広告表示が期待できるでしょう。

また、広告の表示が一定数定まっていると、クリエイティブごとの成果を算出しやすいメリットもあります。

文字を読むことに抵抗がないユーザーが多い

グノシーを活用しているユーザーは、普段から暇つぶしや質の良い情報を求めてアプリを開きます。

したがって、元々文字を読むことに対して抵抗を感じるユーザーが少ないです。

グノシー広告は、ニュース記事の間にインフィード枠として表示される広告であるため、ユーザーに文章をきちんと読まれる可能性が高いでしょう。

ただし、広告のテキストの些細な違いによってCTRが変わることがあるので、クリエイティブ作成の時には注意が必要です。

幅広いユーザーへのアプローチが可能

グノシーは、幅広いユーザー層に活用されていることが特徴のひとつです。

グノシーのユーザー層は、男女でほとんど半々に分かれています。

使用者の割合は男性の方が少し高く、情報に敏感な40代以上のユーザーが特に多いです。

とはいえ、20〜50代まで幅広い世代が活用しているので、自社が想定したペルソナにあったアプローチができるでしょう。

 グノシー広告の費用形態と相場

グノシー広告の活用される費用形態は以下の3つがあります。

• CPM
• CPC
• 予約型

3つの費用形態とそれぞれの相場について確認していきましょう。

CPM

CPMは、広告がユーザーの目に触れるたびに課金される形態でCost Per Milleの略です。

広告が1,000回表示されるたびに数百円の費用がかかります。

CPMは、表示回数によって課金されるので、クリック数が高い場合でも割安で広告を活用できるメリットがあります。

CPC

CPCはCost Per Clickの略称で、配信した広告がクリックされるごとに課金される形態です。

基本的には、1クリックごとに20〜60円程度の費用が必要になります。

CPMとは逆に、広告がクリックされるまで費用が発生しないため、無駄な費用を払う必要がない点がメリットです。

また、クリックごとに課金される形態なので、費用対効果を算出しやすい特徴もあります。

予約型

予約型は、掲載期間や広告費が決まっている状態で広告を配信する形態です。

掲載期間や広告費を最初から決定するので、認知を拡大したいときに活用されます。

枠を買い取る形になるため、CPMやCPCと比べると広告費の管理なども容易になるでしょう。

なお、グノシー広告で予約型の広告を配信するには、200万円程度の費用が必要です。

 グノシー広告で設定できるターゲティング

グノシー広告で設定できるターゲティングは以下のようになっています。

上記のように、細かいターゲティングをできることがグノシー広告の特徴です。

自社が想定したペルソナに向けて、最適な設定で広告配信ができるでしょう。

参照:ターゲティングできる項目はなんですか?| GunosyAds

 グノシー広告の種類

グノシー広告には、以下7つの広告タイプが存在します。

• Gunosy Premium Ads Video
• Gunosy Premium Ads 1day MAX
• Gunosy Premium Ads Display
• Gunosy Premium Native Ads
• Gunosy Promotion LIVE Ads
• Gunosy Promotion Ads
• Gunosy Network Ads

それぞれの特徴を捉えて、自社にあったものを選択しましょう。

上記6つについて、ひとつずつどんな広告なのか解説していきます。

Gunosy Premium Ads Video

Gunosy Premium Ads Videoは、タブのヘッダーに表示できる動画広告です。

動画広告のうえ、大きめのサイズで配信できるため、情報を余すことなく伝えられることがメリットです。

Gunosy Premium Ads 1day MAX

Gunosy Premium Ads 1day MAX は、1日ごとに1社限定で、アプリのトップ画面の上部に配信できる広告タイプです。

ユーザーの目に入りやすいため、認知を拡大したいときに活用できます。

Gunosy Premium Ads Display

Gunosy Premium Ads Displayは、グノシーアプリのクーポン情報を掲載しているタブに配信できる広告タイプです。

グルメやクーポンに関する訴求を行うときに有効活用されます。

Gunosy Premium Native Ads

Gunosy Premium Native Adsは、一般的な記事と同じ形式で配信できる広告で、視認される可能性が高いトピックタブにも配信可能です。

記事として情報をまとめて訴求できるので、話題喚起に最適とされています。

Gunosy Promotion LIVE Ads

Gunosy Promotion LIVE Ads は、クイズライブ動画番組 グノシーQにて広告を配信できる形式です。

番組の始まりと終わりに動画広告を配信したり、バナー広告を掲載できたりすることが特徴です。

Gunosy Promotion Ads

Gunosy Promotion Ads は、グノシーだけでなく、関連アプリであるニュースパスやLUCRAにも配信できる運用型の広告です。

CPMかCPCから課金形態を選択でき、細かいターゲティングが可能なことが特徴です。

Gunosy Network Ads

Gunosy Network Ads は、グノシーと提携を結んでいるメディアにも配信できる広告タイプです。

複数のメディアへの露出で、視認性を高められる点がメリットになっています。

グノシー広告の管理画面で別媒体の管理ができるため、運用や入稿における工数を最大限減らせる点も特徴の1つです。

グノシー広告配信のコツ

グノシー広告配信のコツは以下の3つです。

• クリエイティブを複数用意して効果検証する
• 掲載位置にこだわる
• 広告代理店の利用を検討する

何も考えずに広告を配信すると、想定した成果が出ない可能性が高いので注意が必要です。

それぞれのグノシー広告配信のコツについて確認しておきましょう。

クリエイティブを複数用意して効果検証する

グノシー広告を配信したときの成果は、クリエイティブのクオリティによって大きく変わります。

どんなクリエイティブを作るのかが結果を左右するので、事前に4〜6本程度用意しておき、効果検証を通して差し替えを行っていきましょう。

具体的な指標として、CTRが0.8%を下回る場合は差し替えを順次行なっていくことがおすすめです。

また、最低でも1ヶ月に1回はクリエイティブの差し替えを行い、成果の悪いバナーは2週間に1回程度の変更を加えていくと、効果検証がスムーズにできます。

掲載位置にこだわる

グノシー広告を掲載するときは、ページ下部よりも上部の方が閲覧されやすいです。

また、グノシーでは、トピックごとにタブが分かれています。

タブによっても表示される確率は変わるため、なるべく広告と関連するものや人気なタブを選択する必要があるでしょう。

ただし、タブの指定ができない広告タイプもあるので、掲載位置にこだわりながらも適切な広告を選択することが大切です。

広告代理店の利用を検討する

グノシー広告を活用する際は、自社運用に頼り切るのではなく、広告代理店の活用もおすすめです。

代理店に依頼することで、出稿手順の工数を減らせるため、空いた時間で他のことに従事できます。

また、広告代理店で蓄積されたノウハウを利用できるので、最初からある程度の質を確保して広告配信ができるでしょう。

代理店によっては、運用方法を教えてくれることもあるので、ある程度軌道に乗ったら自社での運用に切り替えることも可能です。

 グノシー広告についてよくある質問

グノシー広告を活用しようと考えている人の中には、以下のような疑問を抱えている人もいるのではないでしょうか?

• グノシー広告の審査基準は?
• グノシー広告の入稿までの流れは?

本格的にグノシー広告の活用を検討している人は、事前に疑問点を払拭しておきましょう。

グノシー広告についてよくある2つの質問に回答していきます。

グノシー広告の審査基準は?

グノシー広告で審査を通らない可能性がある項目は以下の通りです。


上記のように、グノシー広告では、誇張する表現や効果を強くアピールするようなアプローチは禁止されています。

審査基準で引っかからないように、公式の広告ガイドラインについても確認しておきましょう。

参照:広告ガイドライン| GunosyAds

グノシー広告の入稿までの流れは?

以下の通り、グノシーでは最初に審査をしてから申し込みを行い、初めて入稿が実施できます。

なお、グノシー広告は掲載がスタートされる前にもう一度審査が入ります。

1, 掲載可能か審査
2, 申し込み
3, 計測タグの設置
4, 広告入稿を実施
5, 掲載スタート

 まとめ

いかがでしたか?

グノシーは、国内でも最大級のニュース配信アプリであり、広告を出稿すれば多くのユーザーに情報を届けられます。

グノシーはアクティブユーザーが多く、 LUCRAやニュースパスなどのメディアにも同時に広告を配信できることも特徴です。

ユーザーのニーズを掴んだ広告を提供できれば、より高い費用対効果が期待できます。

グノシー広告は、種類が豊富で掲載面がそれぞれ異なるので、各広告タイプの特徴やメリットを事前に確認してから導入しましょう。

高い成果を出したい場合、クリエイティブを複数用意し、PDCAを回してユーザーからの反応が良い施策を見出していくことがおすすめです。

また、自社にノウハウがない場合は、広告代理店の活用も検討してみてください。

この記事を書いた人

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