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【これで解決!】GDNの配信面やバナー、YDAとの違いとは?

更新日:2023年05月29日

【これで解決!】GDNの配信面やバナー、YDAとの違いとは?

※この記事は2023年5月29日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

多彩なターゲティングや配信面を設定できるGDNは、マーケティングにおいて広く活用されているディスプレイ広告です。多くの企業で導入されているため、現在活用を検討している方も多いのではないでしょうか。

この記事では、GDNについて基本的な情報やYDAとの違い、事例についても解説していきます。GDNがどのようなものなのか気になっている方はぜひ最後までお読みください。

1.GDNについて

GDNは「Googleディスプレイネットワーク」を略称した言葉であり、ディスプレイ広告を配信できることが特徴です。複数の配信面やターゲティングの中から目的にあったものを選択できるため、どの業界においても効果を発揮しやすくなっています。

Yahoo!のディスプレイ広告であるYDAと比較されることが多いですが、基本的にはまずGDNを活用することがおすすめです。

2.GDNの配信面

GDNでは、提携している200万以上のサイトに広告を配信できます。提携しているサイトのなかには、食べログやライブドアブログなども存在しており、多様な業界・業種に対応可能です。

また、Googleが提供しているYouTubeやGmailなども配信先として設定できることも特徴です。YouTubeは、動画プラットフォームとして日常的に活用する人が多いため、近年広告配信を実施する企業も増えています。

3.GDNのバナーサイズ

GDNで活用できる広告のバナーサイズは以下のようになっています。
上記のように複数のサイズが利用可能ですが、全部用意する必要はありません。バナーのサイズによって広告の見え方も変わるため、配信対象にしたいデバイスや設定できる大きさを確認して適切なものを選択しましょう。

サイズが多くてどのバナーを用意すればいいか分からない、という方は、基本的にPCとスマホのどちらも対応出来る「300×250」「336×280」を用意すると良いでしょう。

4.GDNのターゲティング

GDNで用意されているターゲティングは、以下の7つです。

・ユーザー属性
・時間・曜日
・地域(ジオターゲティング)
・オーディエンスターゲティング
・プレースメントターゲティング
・トピックターゲティング

それぞれどのような内容になっているのか確認していきましょう。

4−1.ユーザー属性

ユーザー属性では、以下のような属性に合わせて広告を配信できます。
年齢や世帯年収など、細かくユーザー属性の範囲を指定できるため、ターゲット層がある程度定まっている方には活用がおすすめです。
引用:ユーザー属性ターゲティングについて|Google広告ヘルプ

4−2.時間・曜日

広告配信を行う曜日時間について設定可能です。15分刻みでの指定ができるため、ユーザーが頻繁に広告を目にする時間を予想して、設定を行いましょう。

4−3.地域(ジオターゲティング)

地域のターゲティングでは、国内・海外に関わらず設定が可能です。国内の場合は、都道府県や市区町村別での設定もでき、半径5km圏内など細かく指定を行うこともできます。

4−4.デバイス

デバイスのターゲティングでは、以下の項目からユーザーが使用している機器を選択できます。

・スマートフォン
・パソコン
・タブレット
・テレビ画面

情報収集の際にメインで活用しているデバイスは、ユーザーの年齢層によっても異なることがあります。事前にユーザーについて調査を行い、適切なデバイスに広告を配信できるようにしておきましょう。

4−5.オーディエンスターゲティング

オーディエンスターゲティングでは、ユーザー属性や興味関心に合わせて広告を配信できます。細かい種類としては、以下のようなものが挙げられます。

4−6.プレースメントターゲティング

プレースメントターゲティングでは、広告主が特定のサイトやアプリを選択して配信ができます。

事前に設定したユーザー層が閲覧しそうな配信面をピンポイントで選択することで、コンバージョンにつながりやすくなる点がメリットです。

4−7.トピックターゲティング

トピックターゲティングでは、広告主が指定したトピックに合わせて、自動的に配信面が決定します。関連したサイトに対して広告が掲載されることが特徴です。

多くの広告主が設定する人気トピックの場合は、1,000以上ものサイトに配信されることもあるため、認知拡大での活用がおすすめです。

5.GDNとYDAの違い

GDNとYDAでは、ターゲティングや掲載面において相違点があります。両者はよく比較されるため、それぞれどのように違いがあるのかについて理解を深めておきましょう。

5−1.GDNとYDAのターゲティング

GDNとYDAでは、活用できるターゲティングで以下のような違いがあります。
※カスタムセグメント:キーワードやWebサイトURLを設定し、その設定内容に興味・関心のあるユーザーに配信が可能なセグメント

ターゲティングを重要視する場合は、それぞれの相違点について確認し、ニーズにマッチするディスプレイ広告を選択することが大切です。

5−2.GDNとYDAの掲載面

GDNとYDAでは、掲載面においても違いがあります。GDNでは、提携している食べログやライブドアブログのサイトに配信ができ、合わせてYouTubeやGmailなどにも掲載できることが特徴です。

一方で、YDAの広告配信先は、Yahoo!ニュースやショッピングなどの関連サービスや提携しているパートナーサイトになります。特にYahoo!ニュースは日々の情報収集として多くの人が活用するため、認知を獲得する際には有用な配信面だといえます。

6.GDNの事例

GDNの事例として、以下3つを解説していきます。

・免許百科
・ばんせい証券株式会社
・株式会社バンク・オブ・イノベーション

どのような広告を活用して成果を得ることができたのか、内容について確認していきましょう。

6−1.免許百科

免許百科は、約140校の自動車学校について情報が掲載されている教習所のポータルサイトで、株式会社ビズフォースによって運営されています。

繁忙期での同業他社との競争に悩んでいた免許百科は、動的リマーケティングを活用しました。動的リマーケティングは、ユーザーが過去に閲覧した商品やサービスについての広告を再度配信できることが特徴です。

結果として、施策開始1か月後のCPA改善率は24%になり、成約数も1.5倍になっています。
参考:Google 広告の動的リマーケティングを活用し コストを抑制して申し込み数増加|Google広告

6−2.ばんせい証券株式会社

ばんせい証券株式会社は、金融商品やサービスを提供している企業です。今まで新聞広告をメインに活用していましたが、効果の低下や顧客層の固定化が問題となり、新たにGoogle広告を活用しています。

30種類のオーディエンスターゲティングを活用し、ディスプレイ広告を配信したことで、資料請求数が広告配信前の3倍に増加しました。
参考:新規顧客の獲得に Google 広告が貢献。 過去最高の経常利益を実現|Google広告

6−3.シェルフィー株式会社

​​「建築 × IT」を掲げるスタートアップ企業であるシェルフィー株式会社は、社員や業績の増加に合わせて、オンライン広告の導入を決定しました。

Google広告で活用可能な無料サポートサービスも有効的に利用し、サポート期間終了後もコンバージョン数1.5 倍を維持しています。もともと自社内での知識がなくても、サービスを有効活用することで効果を挙げた事例です。
参考:サポートを有効活用して Google 広告のパフォーマンスを向上|Google広告

7.まとめ

いかがでしたか?

GDNは、多様なターゲティングや掲載面のなかから自社にあった方法を選択できるディスプレイ広告です。ターゲティング設定では、時間・曜日や地域、配信先のサイトなど細かい設定ができます。

よく比較されるYDAとは異なる部分もあるため、それぞれの特徴やメリットを理解したうえで活用する広告を決定しましょう。

この記事を書いた人

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