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【カスタムオーディエンスとは?】カスタマーリストのアップ方法も解説!

更新日:2023年08月08日

【カスタムオーディエンスとは?】カスタマーリストのアップ方法も解説!

※この記事は2023年8月8日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

Facebook広告のターゲティングのひとつであるカスタムオーディエンス。Facebook広告を運用している方なら、一度は耳にしたことがあると思います。

しかし、名前は知っているけどやり方がわからない、どんな効果があるのかわかっていない、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方のために、今回はカスタムオーディエンスの使い方と得られる効果についてご紹介いたします。

カスタムオーディエンスとは?

多くのSNSでは、ハンドルネームが多く使われています。しかし、Facebookでは実名での登録が原則となっており、大きな特徴となっています。そのため、ユーザー登録情報や利用端末、ユーザーの興味関心やアクティビティ等を元にした正確かつ多様なターゲティングがFacebookの強みと言えるでしょう。

今回ご紹介するカスタムオーディエンスは、Facebook広告のターゲット設定オプションのひとつで、Facebook利用者の中から既存の顧客を見つけ出す機能です。既存の顧客データ、サイト訪問履歴(リターゲティング)、モバイルアプリの利用状況などを活用して、あなたのビジネスをすでに知っている利用者のオーディエンスを作成することが可能になります。

得られる効果

カスタムオーディエンスを利用することによって得られる効果は、高い費用対効果です。自社が持っている顧客データを活用することで、より見込み度が高い既に自社のビジネスを知っているユーザーにアプローチが可能になります。

ここで、Facebook広告の課金方法ついておさらいしましょう。

課金方法と言えば、Google・Yahoo!で主に使われているクリック課金が有名ですよね?しかしFacebook広告では、表示回数によって課金されるインプレッション課金が用いられています。単価の指標はCPM(Cost Per Mille)で、1,000回表示あたりのコストで課金されます。

つまり、Facebook広告で成果を上げるにはクリック率(CTR)が重要になってくるということです。CTRが低い場合、表示されるだけでお金がかかってしまうため、コストパフォーマンスは低くなる可能性があります。そこでカスタムオーディエンスを使うことで、無駄なコストの消費を防ぎ、クリック率やCPAを抑えることができるため、パフォーマンスの向上につながります。

カスタムオーディエンスの4つのタイプ

次に、カスタムオーディエンスのタイプについて、より詳しく説明していきます。作成できるカスタムオーディエンスのタイプは、以下の4つです。

・カスタマーリストに基づくカスタムオーディエンス
・ウェブサイトカスタムオーディエンス
・モバイルアプリカスタムオーディエンス
・エンゲージメントカスタムオーディエンス

4つのタイプのカスタムオーディエンスを上手く組み合わせることで、より精度の高い広告配信を行うことができます。さらに、カスタムオーディエンスを使って類似オーディエンスを作成することで、ビジネスを拡大することも可能です。

カスタマーリストに基づくカスタムオーディエンス

既存の顧客に関する情報をFacebookに提供し、カスタマーリストの情報を使用して、リーチしたいオーディエンスに広告を配信することが可能です。

また、カスタマーファイルを利用したカスタムオーディエンスをビジネス間で共有する場合、以下の2点の同意が必要となります。

①双方のビジネスマネージャ管理者によるオーディエンス共有への同意
②個々のアカウントで共有されたカスタムオーディエンスを使用するユーザーによるカスタムオーディエンス利用規約への同意

ウェブサイトカスタムオーディエンス

Facebookピクセル(タグ)を設置することで、Facebookユーザーとウェブサイトにアクセスした人を照合し、サイトアクセスユーザーに対して、Facebook内でデバイスを問わず広告を配信することが可能になります。

モバイルアプリカスタムオーディエンス

Facebook SDKを利用して、アプリをダウンロードしているものの可能なアクションを実行していないユーザーをターゲットとして、広告を配信することが可能になります。

エンゲージメントカスタムオーディエンス

エンゲージメントとは、動画の再生、リード獲得フォームやキャンバスの表示といったアクションを指します。エンゲージメントカスタムオーディエンスを使用すると、これらのアクションを実行した利用者をターゲットとして、広告を配信することが可能になります。

また、類似オーディエンスのソースとしても使用可能です。

ここで注意していただきたいことは、エンゲージメントカスタムオーディエンスは、ウェブサイトのカスタムオーディエンスとは異なるという点です。両方ともアクションの実行を考慮していますが、エンゲージメントカスタムオーディエンスが、Facebookのアプリやサービスでのアクションを使用するのに対し、ウェブサイトカスタムオーディエンスはピクセル(別名「イベント」)で追跡されるウェブサイトでのアクションを使用しているので気を付けましょう。

カスタマーリストのアップロード手順

カスタマーリストのアップロードには、広告アカウントの管理権限が必要になります。
広告代理店を通じて運用する場合、詳細は代理店のお問い合わせください。

カスタマーリストのアップロード手順は下記のとおりです。

①トップページ左上の「≡」をクリック>「オーディエンス」をクリック

②「カスタマーリスト」を選択>「次へ」をクリック

③「ファイルテンプレートをダウンロード」をクリック>ファイルを取得>ガイドラインに則り、ダウンロードしたファイルに顧客情報を記載する

フォーマットガイドラインについてはカスタムオーディエンスの作成時に顧客リストをフォーマットする方法|Metaをご覧ください。

④EC系以外は「いいえ」を選択>「次へ」をクリック

⑤先程ダウンロード→顧客情報を記入したファイルを.csvもしくは.txtにてアップロード>オーディエンス名をつける>「次へ」をクリック

⑥「インポート・作成」をクリック

⑦「完了」をクリック

まとめ

いかがでしたか?Facebookカスタムオーディエンスについて、理解を深めることはできたでしょうか。

これを機に、是非カスタムオーディエンスを取り入れてみてはいかがでしょうか。リーチをさらに増やしたい、ビジネスのさらなる拡大を目指す方には、冒頭でもお伝えした類似オーディエンスも並行して取り入れることをオススメ致します!

下記のE-bookには、カスタムオーディエンス以外にもFacebook広告を運用するうえで必要な知識を凝縮してまとめておりますので、ぜひご活用ください!

この記事を書いた人

超シンプルに一目惚れで入社。入社2ヶ月で編集長に就任し、Infinity-Agent Labを軌道に乗せました♪(←自慢です。笑)編集長の経験から、各媒体の最新情報のキャッチアップの早さには自信があります。生粋のEXILEオタクです!

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