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コーポーレートサイトって何?他サイトとの違いや目的・メリットを解説

更新日:2023年08月18日

コーポーレートサイトって何?他サイトとの違いや目的・メリットを解説

※この記事は2023年8月18日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

オンライン上でのビジネスが盛んになった昨今、コーポレートサイトは企業にとって欠かせない存在です。

コーポレートサイトの必要性について理解している方は多いですが、なかには重要性や他のサイトとの違いなど把握しきれていない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、コーポレートサイトの特徴やメリット、他サイトとの違いなど網羅的に解説していくのでぜひ参考にしてください。

1.コーポレートサイトとは

コーポレートサイトとは、企業や商品・サービスについて記載するサイトです。

企業に関する全般的な情報だけでなく、問い合わせや資料請求などもコーポレートサイトに記載されます。

事業目的で活用されるため、コーポレートサイトでは載せる情報や作成時のデザインなどに注意することが大切です。

2.ほかのサイトとの違い 

コーポレートサイトと比較されるサイトには、以下のようなものがあります。

・ECサイト
・採用サイト
・サービスサイト
・オウンドメディア

それぞれの特徴について解説していきます。

2−1.ECサイト

自社の商品やサービスを販売するサイトをECサイトと呼びます。

コーポレートサイトと同じく事業目的で利用されますが、あくまでも商品を販売することがECサイトの主な目的です。

2−2.採用サイト

採用サイトは、人材確保に特化したサイトです。

コーポレートサイトにも求人情報を載せることはありますが、採用サイトはさらに専門的な作りになっています。

会社の詳細やどのような人物が働いているのか具体的に記載されることが特徴です。

2−3.サービスサイト

サービスサイトでは、自社で取り扱っているサービスについて具体的に記載します。

サービスの特徴や専門性の高い情報を記載できるため、コーポレートサイトよりも細かい訴求が可能です。

2−4.オウンドメディア

オウンドメディアは直訳すると「自社のメディア」ということになります。

広い意味ではコーポレートサイトもオウンドメディアですが、マーケティング業界ではブログなど長期的に集客するための方法を指すことが多いです。

3.コーポレートサイトの目的

コーポレートサイトには、以下のような利用目的があります。

・ユーザーへの情報提供
・求職者への情報提供
・投資家への情報提供

どのような場面でコーポレートサイトが必要とされるのか確認していきましょう。

3−1.ユーザーへの情報提供

コーポレートサイトに訪問するユーザーは、会社の名前を検索エンジンで調べていたり、リンクからとんでいたりすることが大半です。

企業について全般的な情報を知りたいと考えていることが多いため、情報提供を行うことでさらに興味を持ってもらえる可能性があります。

訪問者がほしい情報に辿り着けるように、適切なサイト設計を意識しましょう。

3−2.求職者への情報提供

求職者にとってもコーポレートサイトは重要な情報源です。

取り扱っているサービスや現在募集している職種などをもとに適切な企業なのか判断します。

情報が曖昧だと優良な人材を逃してしまう可能性もあるため、随時最新の内容に更新しておきましょう。

3−3.投資家への情報提供

投資家の人たちも、企業のコーポレートサイトを参考にします。

上場企業の場合はIR情報について記載する必要があるため、財務に関する資料や投資家たちへのメッセージを載せておきましょう。

4.コーポレートサイトのメリット

コーポレートサイトには、以下のようなメリットがあります。

・いつでも宣伝できる
・ビジネスチャンスに繋がる
・自社が運用しているほかのサイトとリンクできる

どのような利点があるのか解説していきます。

4−1.いつでも宣伝できる

コーポレートサイトを活用することで、自社の特徴や強みなどを新規顧客にアピールできます。

オンラインで情報収集することが多い現在では、コーポレートサイトでも自社について訴求することが大切です。

コーポレートサイトは制作しておけばいつでも宣伝が可能で、顧客に営業してもらえるメリットがあります。

4−2.ビジネスチャンスに繋がる

コーポレートサイトに訪問したユーザーが商品や企業の情報を確認し、行動を起こすことでビジネスチャンスが発生します。

展開しているサービスの詳細や料金などを記載しておきましょう。

お問い合わせ先も載せておけば、メールや電話で商品について質問が来ることもあります。

必ず利用できる連絡先を記載しておき、随時連絡が来ていないかチェックすることがおすすめです。

4−3.自社が運用しているほかのサイトとリンクできる

企業によってはコーポレートサイト以外にも、採用サイトやサービスサイトを展開していることがあるでしょう。

他に特化したサイトを持っている場合、コーポレートサイトとリンクさせて有効活用できます。

詳しい情報を知りたい人は特化したサイトに誘導し、全般的な情報を求めている人にはコーポレートサイトへの訪問を促しましょう。

5.コーポレートサイト作成時に必要な情報

コーポレートサイトを作成する際、以下のような情報が必要です。

・会社概要
・商材の説明
・IR情報
・採用情報
・実績
・最新情報
・よくあるお問合せ
・お問合せフォーム

上記について順番に解説していきます。

5−1.会社概要

コーポレートサイトでは、事業内容や企業方針など、会社の基本的な情報について記載するページが必要です。

また、自社に訪問する際にページを確認する人もいるため、所在地や連絡先なども載せておきましょう。

5−2.商材の説明

会社で扱っているサービスの特徴や、料金について詳しく記載しておくことも大切です。

利用を検討している方に向けて、さらに詳細な資料やお問い合わせも用意しておきましょう。

5−3.IR情報

IR情報は「Investor Relations(インベスター・リレーションズ)」の略称で、株主や投資家に向けた情報です。

法律で定められている情報開示や、投資家たちに自社がどのような会社なのか知ってもらうことが目的とされています。

5−4.採用情報

求職者のなかには、コーポレートサイトで企業の詳細を知る方も多くいます。

採用している人材の特徴や職種だけでなく、企業の方針・文化なども記載しておきましょう。

優秀な人材を確保するためには、働き始めた後についてイメージできるように情報を載せることが大切です。

5−6.実績

今までの実績を記載しておくことで、サービスの有益性に説得力が増すため、顧客獲得につながる可能性が高くなります。

取引先の名前や受賞した賞など載せられる範囲で記載しておきましょう。

5−7.最新情報

提供しているサービスや商品について新しい情報がある場合は随時更新していきましょう。トップページに日付と最新情報を記載しておくと、しっかりメンテナンスがされているサイトとして評価も高くなります。

5−8.よくあるお問合せ

ユーザーからよくされる問い合わせ内容についてまとめておけば、訪問者の手間や回答する時間を削減できます。

他のサイトも参考にしつつ、どのような問い合わせが来るのか把握して記載しておきましょう。

5−9.お問合せフォーム

お問い合わせフォームは、ユーザーが商品や企業について質問をする際に必要です。

会社概要やよくあるお問合せなどでは情報を網羅しきれなかったときのために、わかりやすい導線を設置しておきましょう。

6.コーポレートサイト制作のポイント

コーポレートサイトを制作するときは、以下2つのポイントに注目することがおすすめです。

・ファーストビューを意識する
・UI/UXを意識する

それぞれのポイントを解説していきます。

6−1.ファーストビューを意識する

ファーストビューを意識してコーポレートサイトを作成することで、離脱率の減少につながります。

サイトに訪問してから約3秒の間に離脱するか決定してしまうため、ユーザーの興味関心を引き寄せるように工夫しましょう。

キャッチコピーや画像を用いたり、テーマを絞ってサイトを作成したりすることがおすすめです。

6−2.UI/UXを意識する

コーポレートサイトの作成時には、UI/UXを意識することも大切です。

ユーザーにとって使いやすいサイトでなければ、訪問してもすぐに離脱してしまいます。

また、使いづらいサイトを放置していると、企業の信頼性にも悪い影響を与えかねません。

ほしい情報に効率的に辿り着けるように、サイト内の導線やページスピードなども考慮していきましょう。

7.まとめ

いかがでしたか?

コーポレートサイトは、企業の全般的な情報をユーザーに伝える役割があります。

オンライン上での情報収集が当たり前になった現在では、コーポレートサイトを通して自社の情報を発信することが大切です。

会社概要や商材の説明、IR情報など網羅するだけでなく、UI/UXも意識して使いやすいサイトを制作しましょう。

この記事を書いた人

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