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【指名キーワードを出稿する意味がわからない】出稿すべき理由5つを解説します

更新日:2023年08月15日

【指名キーワードを出稿する意味がわからない】出稿すべき理由5つを解説します

※この記事は2023年8月15日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

リスティング広告を出稿する際、指名キーワードを活用すべきなのか悩む人は多いです。
結論から言えば、リスティング広告の利用時には、指名キーワードを活用することが推奨されます。

この記事では、指名キーワードを出稿すべき理由やポイントなどについて解説していきます。
最後まで読むことで、指名キーワードについて理解を深め、本当に活用すべきなのか理解できるようになるでしょう。

1.指名キーワードについて

まずは以下項目について把握していきましょう。

  • 指名キーワードとは
  • 一般キーワードとの違い

それぞれ解説していきます。

1−1.指名キーワードとは

指名キーワードは、特定の意味で使用される語句のことです。
具体的な例としては、企業名やブランド名などが挙げられます。

弊社の名称である「株式会社インフィニティエージェント」も指名キーワードのひとつです。

1−2.一般キーワードとの違い

一般キーワードは、世の中で広く活用されている語句を指しています。「マーケティング」や「Web広告」など、対象を特定しないことが特徴です。

一般キーワードでリスティング広告を利用することで、自社商品・サービスと関連した語句を検索したユーザーにアプローチできます。
まだ完全に自社を認識していない人にも訴求できるため、潜在層の開拓にも効果的です。

2.指名キーワードを出稿する理由

指名キーワードで広告を出稿する理由としては、以下5つが挙げられます。

  • 検索結果の占有面積を広げるため
  • 似た名前のサービス名のページへのアクセスを防ぐため
  • 競合他社の意図的な広告出稿による機会損失を防ぐため
  • 見出しや広告文をコントロールするため
  • SEOのトラブル時にも流入を担保できるため

なぜ活用すべきなのか具体的に見ていきましょう。

2−1.検索結果の占有面積を広げるため

検索エンジンでキーワードを入れて検索をかけた際、検索結果には複数のサイトが表示されます。指名キーワードで検索した場合は、自社・ブランドについてのオフィシャルサイトが上位表示される可能性が高いです。

もちろんオフィシャルサイトが上位表示されているだけでも高い確率でクリックしてもらえますが、広告を出すことで更に自社の占有面積を広げ、より目立たせることが可能になります。

2−2.似た名前のサービス名のページへのアクセスを防ぐため

指名キーワードを活用すると、同じようなサービス名のページへのアクセスを防止できます。似たサービス名は世の中に複数存在しており、把握しきれていない可能性もあるので注意が必要です。

自社ブランドで検索をかけたユーザーが他の会社のページに流入しないように、指名キーワードを活用しましょう。

2−3.競合他社の意図的な広告出稿による機会損失を防ぐため

競合他社の中には、意図的に他社の指名キーワードで広告を掲載して流入を図る会社もあります。自社について認知し、検索行動を取っているユーザーが他社に流れてしまうともったいないので、広告を出稿して機会損失を防ぐことがおすすめです。

2−4.見出しや広告文をコントロールするため

SEOで上位表示させたコンテンツでタイトルや説明文を設定する場合、変更を行なってもうまくGoogle側に認識されず、すぐに反映されない場合が多いです。

一方指名キーワードで出稿すると、見出しや広告文を思い通りに好きなタイミングで変更して反映し、効果的な訴求を目指すことが可能です。

2−5.SEOのトラブル時にも流入を担保できるため

SEOは、日々のアルゴリズム変更によって順位も変わるため、日常的に対策が必要です。

見出しの追加やオリジナル画像の挿入など、メンテナンスを行なっていてもアルゴリズムの内容によっては順位が突然下がってしまう可能性はあります。

また、キーワードカニバリゼーションによって気づかないうちに順位が落ちることも考えられるでしょう。
トラブルが発生したときにも問題なく検索結果で訴求できるようにするには、指名キーワードでの掲載がおすすめです。

3.それでも指名キーワードの出稿を懸念している場合

指名キーワードの出稿を控えたい場合、以下のことに留意して広告を活用することが推奨されます。

  • 特定の時間帯だけに配信
  • ビジネスタイムを狙う
  • メディアの露出に合わせた配信
  • ターゲットでないユーザーを除外する
  • 採用関連を除外
  • 既存顧客を除外
  • ターゲットではないユーザーの除外

上記7つについてそれぞれ解説します。

3−1.特定の時間帯だけに配信

リスティング広告を活用する場合、特定の時間帯だけに配信することがテクニックの一つです。

検索行動を取るユーザーは、それぞれ活動を行う時間が異なります。
例えば、学生がターゲットであれば、通学時やお昼の休憩時間などでネット検索を試みることが考えられるので、その時間帯で配信するべきだと考えられます。

3−2.ビジネスタイムを狙う

BtoB商材を扱っている場合、BtoCとは異なる時間で検索行動を取ることもあるので注意が必要です。

一般的なサラリーマンがターゲットであれば9〜17時までの間が適切ですが、飲食店の場合は居酒屋やイタリアンなどジャンルによって時間がさらに細かくわかれます。
業界・役職によっても時間は変わるため、主なユーザーとして想定される人物の行動を把握してから広告を活用することが大切です。

3−3.メディアの露出に合わせた配信

マスメディアやWeb媒体、SNSなどで自社の商品について取り上げられると、検索行動を取るユーザーは一気に増えていきます。
広告から流入を増やすチャンスなので、配信を積極的に行なっていきましょう。

ただし、なかには興味だけで検索をするユーザーもいるため、露出が合ってから長く配信しすぎると無駄なクリックが増える可能性もあるので注意が必要です。

3−4.ターゲットでないユーザーを除外する

リスティング広告を活用する際は、ターゲットになるユーザーへのアプローチ強化だけでなく、除外設定によって幅を狭めることも大切です。

ピンポイントで配信を行い、無駄な費用が発生しないように工夫を施していきましょう。

3−5.採用関連を除外

自社について検索するユーザーのなかには、採用情報について知りたい人もいます。広告を通して人を増やす目的が特にない場合は、採用関連の情報を欲しているユーザーを除外しておきましょう。

「求人・年収」などを除外設定にしたり、年齢を指定してユーザーを絞ることがおすすめです。

3−6.既存顧客を除外

リスティング広告を配信する際、既存顧客に表示させてしまうと、コンバージョンに繋がらないクリックが発生してしまいます。
ログイン目的で検索するユーザーもいるため「ログイン・login」などを除外設定にしておきましょう。

コンバージョン後に表示されるサンクスページに訪問したユーザーをリスト化し、まとめて除外設定にすることも有用な手法です。

3−7.ターゲットではないユーザーの除外

ターゲットではないユーザーの除外をするために、細かい設定も行っておくことがおすすめです。
自社のメンバーからの検索を防ぎたい場合は自社IPアドレスの除外が必要になります。

また、投資を目的として検索しているユーザーも広告を通してコンバージョンにつながる見込みは低いため、除外設定が推奨されます。

4.指名キーワード利用時のポイント

指名キーワードを利用するときのポイントは以下の3つです。

  • 公式であることをアピール
  • 広告表示オプションの設定
  • 英語・ひらがな・カタカナでテキストを使い分ける

効率的に活用できるようにそれぞれの項目を確認していきましょう。

4−1.公式であることをアピール

指名キーワードで広告を掲載する場合、公式であることをアピールしておくことがおすすめです。競合他社も同じキーワードを利用していると、ユーザーはどちらをクリックしていいのかわからず不信感を覚える可能性もあります。

公式であることを文章の中で強調し、安心感を与えて行動に誘導させましょう。

4−2.広告表示オプションの設定

広告表示オプションを設定すると、説明文以外にもさまざまな訴求方法を選択することができます。

例えば、電話番号表示や住所表示、コールアウト表示などが利用可能です。
検索面の占有面積が増え、視覚的にもアプローチしやすくなるので、テキストメインのリスティング広告では積極的な活用が推奨されます。

4−3.英語・ひらがな・カタカナでテキストを使い分ける

リスティング広告では、検索された語句と一致した部分が太字で表示されます
太字で語句が表示されることで、単純に普通の文字よりも目立たせることができ、クリック率向上につなげることが可能です。

英語表記の商品やサービスを扱っている場合は、ひらがな・カタカナで説明文に含めるなど、使い分けを行いましょう。

5.まとめ

いかがでしたか?

指名キーワードは、自社の会社名やブランド名などでリスティング広告を配信することが可能です。
競合他社への流入を防いだり、占有面積を広げて訴求を効率的に行えたりするメリットがあり、機会損失を防ぐためにも利用が推奨されます。

公式であることのアピールや、広告表示オプションを活用して訴求を強化することなどがポイントです。利点を理解したうえで活用しない場合は、時間帯やターゲット層を考慮した広告配信を行いましょう。

この記事を書いた人

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