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SERP(SERPs)とは?基本的な概要から様々な構成要素の特徴などについて解説!

更新日:2024年02月16日

SERP(SERPs)とは?基本的な概要から様々な構成要素の特徴などについて解説!

GoogleやYahoo!といった検索エンジンは、ユーザーニーズをふまえ常にブラッシュアップを行っており、現在の検索結果画面には様々な要素が構成されています。

この検索結果画面は、SERP(SERPs)とも呼ばれ、ユーザーニーズを把握したり、自社のマーケティング施策のヒントを見つけ出すことにも役立ちます。

今回は、SERP(SERPs)の基本的な概要から、様々な構成要素の特徴などについてポイントを中心に紹介していきます。

SERP(SERPs)とは?

そもそもSERPとは、Search Engine Result Pageの略語で、ユーザーがGoogleやYahoo!といった検索エンジンを活用し、キーワードを入力して検索後に表示される結果のことを指します。
検索結果画面のことを意味し、その複数形としてSERPsとも呼ばれています。

検索結果画面に表示される要素は、GoogleやYahoo!によって異なりますが、一般的には入力キーワードに応じたリスティング広告が上部に、その下に関連するページが表示されています。

ですが、GoogleやYahoo!も検索ユーザーのニーズに合致する情報を提供できるよう、日々アップデートを繰り返しており、単に広告出稿やSEOなどを強化し、SERPにて上位表示させればいいという訳でもなくなってきています。

一方で、検索エンジン側が日々強化しているSERPは、見方を変えればユーザーニーズを把握するヒントとして活用することも可能です。

SERPをもとにユーザーニーズや競合他社の傾向などを把握することができれば、自社のマーケティング効果を高めることも期待できます。

SERP(SERPs)を把握することのメリット

続いて、SERP(SERPs)を把握することのメリットについて紹介していきます。

SERPでは、リスティング広告の表示傾向やSEOの順位などだけでなく、様々な情報を把握することが可能です。

市場やユーザーニーズの把握と競合他社の分析

SERPsの確認は、市場やユーザーのニーズの把握だけでなく、競合他社の分析にも効果が期待できます。

自社で狙うべきキーワードで実際に検索した場合、SERPに表示される内容は、検索エンジン側が考える現時点でのユーザーニーズともいえます。

さらにそこに表示されるリスティング広告やSEOにて上位表示されるサイトは、競合他社の動向となります。

このような情報を分析することで、市場やターゲット、自社の立ち位置を明確化することが可能です。

マーケティング施策や戦略におけるヒントの獲得

また、SERPsに表示される情報は、自社のマーケティング施策や戦略に繋がるヒントも多くあります。

例えば、特定のキーワードで検索した際に、概要や詳細を説明するようなページが多ければ、まだそのワードは認知されていない傾向が見て取れます。

一方で、比較サイトや口コミなどが多く表示されている場合には、比較検討で検索されているキーワードと見ることもできます。

また、競合他社の訴求するタイトルや説明文などによっては、自社の戦略や商材自体の改善に繋げることも可能になります。

このように、SERPsはユーザー行動だけでなく競合他社の動向も分かるため、適切に把握・分析することで、自社のマーケティング施策や戦略につなげやすくなります。

広告・プロモーションにおけるキーワード選定

さらに、SERPsによって表示された構成要素は、広告・プロモーション施策でのキーワード選定に活用することもできます。

リスティング広告やSEOにおいて、キーワード選定は重要な意味を持ちます。

この選定を間違えると、無駄な露出やコストで終わってしまう可能性も高まります。SERPsをもとにユーザー行動や競合他社の動向を可視化することができれば、ニーズが高く且つ競合性の低いワードを選定することで、運用効果を高めることも期待できます。

SERP(SERPs)の代表的な構成要素

次に、SERPに表示される代表的な構成要素について紹介していきます。

そもそも検索結果画面は、当初自然検索の結果のみでしたが、2002年頃からリスティング広告が始まり、以降随時アップデートされ現在に至ります。

いずれも検索エンジン側にてユーザビリティを考慮した要素となりますが、代表的なものを以下にて紹介していきます。

バーティカル検索

バーティカル検索とは、検索キーワードを入力する窓の下に設置されたカテゴリのことを指します。

代表的なところでは「画像」や「動画」「地図」「ニュース」「ショッピング」などが挙げられます。

例えば、「居酒屋 おすすめ」などと検索するユーザーは、近隣でおすすめの居酒屋を探していることが想定されます。そのようなユーザー向けに、検索エンジン側も「地図」を紹介し、ユーザビリティ向上を図っています。

 ユニバーサル検索

ユニバーサル検索は、SERPにWebページ以外のコンテンツを表示させる仕組みのことを指します。バーティカル検索とは異なり、検索結果画面の上部や右側などに表示されます。

検索キーワードに関連した情報がまとまって表示されるため、ユーザーも興味を示しやすい特徴があります。

このユニバーサル検索の代表的な手法には、以下の要素が挙げられます。

ナレッジパネル

ナレッジパネルは、人物や場所などGoogleが保有するデータベースに基づいて、コンテンツとして紹介する要素です。

通常、SERPの右側に表示され、ユーザーは対象サイトにアクセスしなくとも検索結果画面上で主な情報を収集することができます。

ローカルパック

ローカルパックとは、地域名を含むキーワードで検索した際によく表示される要素で、地域に紐づく情報がGoogleマップとともに表示されます。

例えば、「新宿 カフェ」などと検索した際には、新宿近辺のカフェの情報がマップとともに紹介されます。
ローカルパックに表示される情報は、Google側にてキーワードとの関連性や対象との距離、認知度などをもとに抽出されます。

ここで紹介される情報は、Googleビジネスプロフィールに基づいており、表示させるためにはGoogleビジネスプロフィールへの登録が必要となります。

パーソナライズド検索

Googleのパーソナライズド検索とは、検索したキーワードをもとにユーザーのニーズを読み取り、そのユーザーにとって効果的な情報を提供するGoogleの仕組みのことを指します。

Googleアカウントなどにログインしていると、過去にどのような検索を行い、どのページに遷移したかなどがログとして残ります。
このような情報をもとに関連した情報をSERPにて提供する仕組みです。

リッチリザルト

リッチリザルトとは、SERPに表示されたテキストから、さらに要素を追加することで視認性を高める手法となります。

一般的に、検索結果画面に表示される情報は、タイトルと説明文のみとなります。

これに対し、構造化データのマークアップを行うことで、以下のような追加要素を足すことが可能です。

パンくずリスト

パンくずリストは、対象ページがサイト内のどの位置にあるのか視覚的に伝える手法となります。

このパンくずリストをSERP内に明記することで、クリックしたらどういったページに遷移するのか、ユーザーに伝えやすくなります。

レビュー

リッチリザルトでは、ユーザーレビューもSERP内で表示させることができます。

比較検討をもとに検索してきたユーザーは、レビューなどの客観的な評価があれば、毎回サイトを確認しなくても効率よく検討することが可能になります。
利便性を高め集客増加に繋げる上でも効果的な施策です。

アンサーボックス

アンサーボックスとは、疑問や質問に関するキーワードを入力したユーザーに対して、その回答をSERP内で表示する手法となります。

このようなユーザーは、一つひとつサイトを訪れ確認するよりも端的な回答を求めていることが想定されます。

アンサーボックスにて表示された内容は、ユーザーの目にも留まりやすく、集客にもつながりやすい特徴があります。

このアンサーボックスには、用途に応じて以下のような手法があります。

強調スニペット

強調スニペットは、疑問や質問に対して、特定のサイトの情報を引用した形で紹介する手法です。
掲載されるサイトは、同様の事象にて多くのユーザーが訪れるサイトが多い傾向にあります。

ナレッジカード

ナレッジカードとは、Knowledge Graph(ナレッジグラフ)と呼ばれるGoogle側で保存している知識情報をもとに回答を紹介する手法となります。

「アメリカの首都」や「富士山 標高」といった実体や事実にもとづく情報が紹介される傾向にあります。

ライブリザルト

ライブリザルトは、現在のライブ情報を検索したユーザーに対して表示させる手法となります。一般的には天気や株価、スポーツの試合結果などが挙げられます。

このような情報は、信頼性や信憑性が求められるため、検索エンジン側が提携するサイトや大手メディアの情報が用いられる傾向にあります。

SERP(SERPs)に情報が掲載されるまでの基本的な流れ

最後に、SERPに情報が掲載されるまでの基本的な流れについて紹介していきます。

クローリング

この検索エンジン側が認識するための行動は、クローリングと呼ばれています。検索エンジン側のロボットが日々様々なリンクを辿りながら行っています。

クローリングのタイミングをあらかじめ把握することはできませんが、Googleサーチコンソールなどを活用することで、クローリングを誘発させることが可能です。

インデックス

インデックスとは、クローリングによって収集したデータをもとに検索エンジン側でサイトやページとして認識したものを表します。

クローリングだけではSERPに掲載されることはありません。

クローリング後にインデックスされ、初めて検索エンジン側の評価の対象となり、評価によってSERPに掲載されるようになります。

ランキング

ランキングとは、先ほどふれた検索エンジン側の評価のことを指します。
検索エンジン側では、インデックスした情報をもとに複数の項目にて審査を行い、そのページが価値ある内容か判断しています。

このような審査を経た上で、対象となるキーワードにおけるランキングが決まり、その結果SERPにて指定の順位で表示されるようになります。

なお、このランキングは日々ブラッシュアップされるため、ある日を境に急に順位が上昇するケースもあれば、一気に下落する場合も起こり得ます。

まとめ

SERP(SERPs)は、GoogleやYahoo!に代表される検索エンジンにて、ユーザーが検索した後に表示される結果画面のことを指します。

近年、検索エンジンはユーザビリティを考慮し様々な情報を検索キーワードに応じて表示させているため、SERPsを確認することでユーザーニーズや競合他社の動向などを把握することも可能です。

今回紹介した内容も参考に、SERPsを自社のマーケティング施策に役立てていきましょう。

この記事を書いた人

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