
リスティング広告の広告文を作成する際に、
使える記号と使えない記号があり、
戸惑ったことがある方も多いと思います。
また、
使えない記号で入稿してしまったことで
審査落ちしてしまったことがある運用者の方も多いのではないでしょうか?
本記事では、
それぞれの媒体ごとの入稿規定を元に、使える記号と使えない記号をご紹介します。
1. 入稿の文字数制限について
2020年度8月に行われたYahoo!のアップデートで、
説明文の文字数が80文字から90文字に増加し、Googleと同じ仕様となりました。
また、以前までは「拡張テキスト広告」が主流でしたが、
2022年にはGoogle、Yahoo!ともに新規入稿や編集を終了し
「レスポンシブ検索広告」が代わって主流になりました。
※参考:テキスト広告について|Google広告ヘルプ
※参考:入稿規定|Yahoo!広告ヘルプ
2. Google広告、Yahoo!広告で利用可能な記号一覧
リスティング広告で広告文を作成する際に、
使える記号と使えない記号があります。
下記がGoogle広告、Yahoo!広告で使うことができる記号一覧です。
3. 禁止されている事項について
禁止されている事項は下記の通りです。
3-1. Google広告の広告文や記号に関する禁止事項
その他にもGoogleが許可していない記号や句読点の使い方をしている場合は、
不承認になるケースがあります。
例えば
句読点、記号を不適切な方法、
または本来の用途と異なる方法で使用している広告などです。
また絵文字、半角カタカナなど無効な文字や
サポートされていない文字も使用不可となります。
※参考:編集|Google広告ヘルプ
3-2. Yahoo!広告の広告文や記号に関する禁止事項
他にも、
記号の使い方で重要な点があります。
- 同じ種別の記号はタイトル、説明文内で2つまで使用可能
(句読点、中点、カンマ、ピリオドについて使用数の制限はない)
※クイックリンクオプションのテキストでは、記号は1つまでしか使用できない。
- 同じ種別の記号の連続使用は不可。
記号と記号の間にスペースを挟んだ場合も記号の連続使用とみなす。
※参考:入稿規定(検索広告)|Yahoo!広告ヘルプ
4. 記号を使用したテキスト広告の例
記号を使った広告の例をいくつか紹介します。
4-1. 記号を使って言葉を強調する
目立たせたい箇所に記号を使うことで、
ユーザーに伝えたいことを強調することができます。
使用例
【年率0.90%~】〇〇銀行
4-2. 記号を使って文を区切る
文を区切るときに「/」「、」「|」を使用し、
分かりやすくする方法です。
使用例
年率0.90%~/〇〇銀行
4-3. 感嘆符を利用する
!、?といった感嘆符を用いることで、ユーザーの関心を引くことができます。
使用例
使いみち自由の〇〇ローン!複数ローンをまとめて返済管理もシンプルに
4-4. 鍵括弧を利用する
鍵括弧を利用することで、人がコメントしているように表現できます。
使用例
「まだ利用してないの?」複数ローンをまとめて返済管理もシンプルに
5. まとめ
いかでしたか?
リスティング広告の入稿規定には、
広告文、クリエイティブ、リンク先など様々な審査基準があります。
その中でも使用できない記号による審査落ちはよくある事例となります。
広告のテキストに使用できる記号を知っておくことで、
入稿する際にエラーが表示されずスムーズに入稿できると思います。