
みなさまこんにちは!
本記事では、
Instagram広告のターゲティングについて紹介いたします。
Instagram広告には、
コアオーディエンス、カスタムオーディエンス、類似オーディエンスの
3種類のターゲティングがあり、
Facebookに広告を掲載するときと同じターゲティングが活用できます。
※正確には、Meta広告で配信出来るプラットフォームの中にFacebookとInstagramも含まれているため、
同じ広告管理画面で配信設定ができ、配信可能なターゲティングも同様となります。
Instagram利用開始時、
ユーザー登録をする際に様々な個人情報を入力するため、
その情報をもとにターゲティングを設定することができるという点で、
ターゲティング精度は高いと言われています。
今後Instagram広告を始める方、
ターゲティングって何かよくわからないと頭を抱えているみなさまの
参考になると幸いです。
ではさっそく解説していきましょう!
1. ターゲティングとは?
まず、
ターゲティングってなんだろう?
という方もいるかと思いますので、
ターゲティングの説明から始めます!
冒頭でもお話した通り、ターゲティングとは
ユーザーの利用データや、興味関心、また行動といった情報を使用して
広告配信を行うことです。
自社商品やサービスに興味のある可能性の高いユーザーへ
絞り込んで広告配信を行えば、
効率よく認知拡大や獲得に繋げることもできるので、
ぜひとも行っていただきたいものです。
Instagramではアクティブユーザー数が多いので
ターゲティングをせずに配信を行うと、
どんどん多くのユーザーへ配信が行われてしまいます。
しかしターゲティングを行えば、
購入する見込みのあるユーザーに絞り込んで配信して
費用をムダにかけることなく運用することもできます。
商品やサービスのターゲットが明確になっていない場合は
メリットを活かすことができないので、
まずはターゲットを的確に定めてから利用するようにしましょう。
2. Instagram広告のターゲティングの種類
Instagram広告のターゲティングの種類は、
大きく分けて下記3つがあります。
- コアオーディエンス
- カスタムオーディエンス
- 類似オーディエンス
こちら3つそれぞれのターゲティングについて説明していきます。
2-1. コアオーディエンス
コアオーディエンスとは、
位置情報やユーザーデータ、興味関心などの条件で
ターゲティング層を指定し、広告配信のターゲットを絞り込む手法です。
コアオーディエンスから順番に設定していくことで、
精度の高い配信を行うことができます。
コアオーディエンスは、
ユーザー属性ターゲティングとインタレストターゲティングの2つに分かれます。
こちらも詳しく見ていきましょう。
ユーザー属性ターゲティング
ユーザー属性ターゲティングでは、
登録情報を元に分類することができます。
Instagram広告はFacebookと連携して設定するので、
ユーザーがFacebookに登録している情報を元に
詳しい属性をターゲティングすることができます。
ユーザー属性ターゲティングには
地域、年齢、性別、属性が設定できます。
- 地域
→国や県、地域をキロ単位で設定可能
Facebookに登録している情報または、
タグ付けされた住所などから絞り込みが行われます。
この地域に住んでいる人、
または最近この地域にいた人に配信されます。
反対に、
選んだ地域にいる人を除外することもできます。
住所を登録し、半径指定を行う形で登録することも可能ですので、
店舗集客系ビジネスでMeta広告(Instagram広告)を配信する際は
参考にしてみてください!
- 年齢
→18歳~65歳以上が設定可能
Facebookアカウントのあるユーザーのみ正確な年齢情報を知ることができるので、
それ以外のユーザーはフォローしているアカウント情報から
ユーザーの年齢の予測が行われるため、
年齢だけで正確に絞り込むことはできません。
絞った年齢と別の年齢のユーザーへの配信がされる可能性も
念頭に入れておきましょう。
- 性別
→すべて・男性・女性が設定可能(強弱をつけることは出来ません。) - 属性
→下記カテゴリにて設定可能
ターゲットユーザーの属性が明確化している場合は、
ここを設定するといいでしょう。
属性についても、
Facebookアカウントのあるユーザーの方が正確なターゲティングを行えます。
インタレストターゲティング
インタレストターゲティングには
興味関心と行動の2種類があります。
SNS上での行動から興味がある内容を収集し、
絞り込みを行うことができます。
いいね!やコメントした投稿、
発見タブで検索にかけたワード、フォローしているアカウント、
使用しているハッシュタグなどを元にターゲティングを行います。
- 興味関心
→下記カテゴリにて設定可能
- 行動
→下記カテゴリにて設定可能
2-2. カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスでは、
すでに獲得しているユーザーリストをアップロードし、
そのユーザーに絞って広告を配信したり、
反対に配信対象から除外することも可能です。
あわせて読みたい
2-3. 類似オーディエンス
類似オーディエンスは、
カスタムオーディエンスを元に類似するユーザーを
ターゲティングできます。
CVユーザーに似たユーザーや
見込みの高いユーザーに似たユーザーへの広告配信を行うため、
獲得につながりやすいユーザーに効果的に配信できる
ターゲティングとなっています。
また、
どのくらい類似したユーザーに配信するかは濃度を1%〜10%の範囲で設定することができ、
1%が最も類似するユーザーに配信する設定です。
まずは1%から配信を始め、
反応を見て少しずつパーセンテージを上げていきましょう。
あわせて読みたい
3. 注意点
Instagram広告のターゲティングにおいての注意点は、
ターゲットを絞りすぎないということです。
なぜターゲットを絞り込みすぎるといけないかということについては、
下記2つの理由があります。
CPC、CPMが高騰してしまう可能性がある
精度の高い絞り込みを行おうとしてユーザーを絞りすぎてしまうことで、
他社との入札競争が激化し、
CPC、CPMが高騰する可能性があります。
そのため、
狭すぎるターゲティングは避けることがオススメです。
自動最適化機能の精度が落ちる
ユーザーを絞りすぎると、
充分なデータ量を集めることができず、
自動最適化機能を活かすことができなくなります。
そのため、
初めの段階ではターゲティングを狭め過ぎないようにしましょう。
4. まとめ
いかがでしたか?
今回は、Instagram広告のターゲティングについて紹介しました。
InstagramのターゲティングはFacebookの情報を利用できるので、
非常に精度の高いターゲティングを行うことができます。
ぜひ活用して見てください。
Instagram広告の運用でお困りの方や、
これからInstagram広告を始めたいという方は、
ぜひ一度弊社にお気軽にご相談ください!