E-E-A-Tは検索順位の向上を目指すために欠かせない要素ですが、内容について詳しく理解できていない方もいるのではないでしょうか。
この記事では、E-E-A-Tの内容やGoogleからの評価を上げるための方法などを解説していきます。
「E-E-A-Tってなに?どうしたら効果的な対策ができるの?」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
1.E-E-A-Tの内容
E-E-A-Tは、Googleが検索結果の評価を行うために定めたガイドラインで、それぞれ以下の項目に分かれています。
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
自社で運営するWebサイトの品質を担保して、検索結果で上位表示させるには上記の内容を理解して対策を行うことが大切です。
それぞれどのような内容なのか解説します。
1−1.Experience
Experience(経験)は、制作されたコンテンツに著作者の経験が含まれているか評価されます。
同じ情報を扱っていたとしても、経験を元にしたコンテンツはより具体性が高く、ユーザーニーズを満たしていると判断されます。
特に近年のユーザーは商品やサービスに関する具体的な口コミを求める傾向が強いため、経験をもとにコンテンツを用意して説得力を持たせることが大切です。
1−2.Expertise
Expertise(専門性)は、専門的なコンテンツに対する評価です。
サイトで情報を発信する場合、広く浅いコンテンツよりも専門的な分野に特化した方が評価されやすくなります。
サイト全体が特定の情報に特化していた方が、ユーザーにとっても利用しやすいので情報を整理しましょう。
1−3.Authoritativeness
Authoritativeness(権威性)は、コンテンツの内容や著作者が適切なのか、第三者の評価によって判断します。
コンテンツの発信源が専門的な人物で権威性が高ければ、ユーザーにとって価値の高い情報を提供可能です。
特に、医療や健康といったコンテンツでは専門的な知識が求められるため、権威性の証明が必要になります。
コンテンツの監修や執筆を適切な人物に依頼することや、被リンク獲得を目指すことがおすすめです。
1−4.Trustworthiness
Trustworthiness(信頼性)は、提供された情報が信頼できるものなのか評価する項目です。
コンテンツの提供者や運営者、サイトの安全性などが評価の対象になります。
WebサイトのSSL化(HTTPS)や引用された一次情報の信頼性など、細かい部分で評価を落とさないように対策を行いましょう。
また、Trustworthinessは前述した3つの項目によって成り立つ要素でもあるため、どれか1つではなく全てを網羅できるようにコンテンツを用意することが大切です。
2.E-E-A-Tが重要視される背景
インターネットや高性能なデバイスが当たり前になった昨今では、Google上でさまざまな情報が提供されています。
情報提供者のバックグラウンドや専門性などもさまざまで、本当に信頼できるものを見極めることが難しいのが現状です。
E-E-A-Tは、情報飽和状態の現代において真に価値のあるコンテンツをユーザーに届ける指標といえます。
現状、SEOで結果が出ていない方や成果が尻すぼみしている方は、改めてE-E-A-Tを満たせるようにコンテンツ制作を進めていきましょう。
3.E-E-A-TとYMYLの関係
YMYLは「Your Money or Your Life」の略称で、お金や人の生命などに関連したコンテンツのことです。
YMYLは特に人々の生活に根ざしたものであり重要なジャンルですが、2017年に行われたアップデートまで誤った情報が検索結果で散見されていました。
価値のあるコンテンツを提供できていないとGoogleの評価が下がり利用者も減るため、今ではYMYLの分野における情報の整合性や信頼性がさらに重要視されています。
一般的なコンテンツはもちろんのこと、YMYLに関連する医療や健康などを扱う場合は、よりE-E-A-Tを意識することが大切です。
4.E-E-A-Tを向上させる方法
E-E-A-Tを向上させる方法としては、以下の手法が挙げられます。
- 体験をもとにコンテンツを作る
- 外部サービスで宣伝する
- WebサイトのSSL化を行う
- 運営者や著名者の情報を記載する
- 特定のジャンルに特化させる
- 一次情報を提示する
- 指名検索を増やす
- 記事を最新の状態にする
- Googleビジネスプロフィールに登録する
上記の内容を把握して、適切な対策ができるようにしましょう。
4−1.体験をもとにコンテンツを作る
より正確な情報だと判断してもらうために、体験をもとにしたコンテンツを作りましょう。
例えば、転職に関するメディアであれば、実際に行動を起こした背景や利用したサービスのレビューなどを細かく記載します。
自社商品を販売する場合、過去に使用したユーザーの口コミや成功事例などを明記することもおすすめです。
4−2.外部サービスで宣伝する
サイトの権威性を高める方法として、SNSなどの外部サービスで宣伝することや被リンクをもらうことが挙げられます。
他のサービスで多く取り上げられているサイトは、第三者に評価されていると判断されやすくなるからです。
ただし、被リンクをもらう場合は外部サイトとの関連性やドメインパワーの高さにも注目しましょう。
なるべくE-E-A-Tが高いサイトから被リンクを獲得した方が、Googleからの評価が高まりやすくなります。
4−3.WebサイトのSSL化を行う
WebサイトのSSL化は、なりすましやデータ改竄を防ぐためのセキュリティプロトコルです。
SSL化されたサイトはURLに「https」と表記されており、通信が暗号化されるため安全性が高まります。
SSL化はGoogleによって発信されているランキングシグナルの1つなので、対応を進めておくことがおすすめです。
4−4.運営者や著名者の情報を記載する
Webサイトの専門性や権威性を上げるために、運営者や著名者の情報を記載しておきましょう。
「誰がどのような情報を提供しているのか」を明記することが大切です。
特に執筆内容が専門的分野である場合は、資格保有者や勤務経験者によって監修されていることをアピールしましょう。
4−5.特定のジャンルに特化させる
提供する情報のジャンルは、複数取り扱うよりも一つに特化した方が評価が高くなります。
バラバラの情報を提供している場合、Googleはサイトの目的やジャンルを把握できず、正しい評価を得られません。
また、ジャンルが多岐に渡っているとユーザーにとっても使いづらいサイトとして認識されてしまうため注意が必要です。
4−6.一次情報を提示する
ページにデータを引用する際は、一次情報を取り扱うようにしましょう。
認知度が低い個人のブログよりも、権威性が高い公的機関からの情報を使用することが大切です。
どこから情報を手に入れたのか記載する必要があるので、出典元の明記も忘れずに行ってください。
4−7.指名検索を増やす
指名検索は、製品名や会社名などを直接検索してもらうことです。
指名検索が増えることで、サイトの権威性が向上しGoogleからの評価が高まります。
指名検索を増やすためには、高品質な商品の提供はもちろんのこと、マスメディアでのプロモーションやSNSでの宣伝などがおすすめです。
4−8.記事を最新の状態にする
サイトで取り扱う記事はなるべく最新の状態にすることが大切です。
世の中に発信されているデータや情報は日々更新されていくので、現在の状態で問題がないか定期的にチェックしてください。
記事内で取り扱っているデータを古くなったまま放置していると、他のメディアにユーザーが流れてしまうので注意しましょう。
4−9.Googleビジネスプロフィールに登録する
Googleビジネスプロフィールに企業の情報を登録することで、マップや口コミなどを管理できます。
Googleが評価を行う大切な要素であるため、忘れずに登録をしておきましょう。
店舗を運営している場合は、マップからの集客や口コミによる評価などメリットが大きいので、必ず利用することがおすすめです。
5.AIコンテンツによるE-E-A-Tの影響は?
近年ではAI技術の著しい進化により、コンテンツ制作でChat GPTなどを使用する企業が増えています。
AIを導入する方のなかには、E-E-A-TなどGoogleからの評価への悪影響を懸念する人もいるでしょう。
結論、Googleの公式サイトによると、AIコンテンツを使用することでE-E-A-Tに直接影響が及ぶことはありません。
ユーザーのニーズを満たすためにAIの文章や構成を参考にすること自体は問題ないとされています。
ただし、公式サイトによると検索ランキングの操作を目的としたAIコンテンツ生成はポリシーに違反します。
あくまでも良質なオリジナルコンテンツを作るためのツールとして利用することが大切です。
また、AIを使用した箇所についてはユーザーに明記する必要があるので、合わせて注意してください。
参考:AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス|Google 検索セントラル
6.まとめ
いかがでしたか?
E-E-A-Tは、Googleが定める評価ガイドラインで、SEOにおいて重要な要素とされています。
経験や権威性などそれぞれの内容を理解して、適切な対策を行えるように準備しましょう。
全てを最初から網羅することは難しいので、体験をもとにしたコンテンツ生成や被リンクなど、一つずつ対応することが大切です。