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【6月・7月】LINE広告アップデート情報まとめ

更新日:2023年05月26日

【6月・7月】LINE広告アップデート情報まとめ

6月と7月にはLINEからは主に7つのアップデートがありましたので、まとめて紹介していきます!

新たなセグメントや新たな入札戦略についてのアップデートがありましたので、これからの広告配信の目的が広がりそうです。

1.6月度LINE広告アップデート情報

6月のアップデート情報からご紹介します!

1-1.画像サイズ指定機能の提供開始

1つの広告で、大きいサイズの広告枠と小さいサイズの広告枠で別々の広告を設定し、出し分けることが可能となりました

画像(小さいサイズ)には下記のサイズで登録が可能です。

  • 1200×628
  • 1080×1080
  • 600×400

また、画像(小さいサイズ)に画像の登録がない場合、既存の仕様と同じ「画像」に登録されている画像が全配信面に配信されます。

審査について
画像と画像(小さいサイズ)に登録されたどちらか一方の画像が審査で否認になった場合、その広告自全体が否認となり広告配信ができなくなってしまうため注意が必要になります。

パフォーマンスレポートについて
レポート作成時に「広告」の階層を選択した場合、「集計サイズ」という項目が追加されます。
集計サイズを選択すると、各広告単位で画像と画像(小さいサイズ)の内訳を確認することができます。

1-2.「審査結果推定」機能のBeta提供機能開始

広告作成画面に審査結果推定機能が追加されることとなりました。
入稿された広告の審査評価をAIで推定することが可能になります。この機能を活用すれば、入稿した結果審査に通らなかった、という事象が少なくなりそうです。

ベータ版では「注意」「不確実」のみの推定結果が出される使用になっており、「注意」の場合は入稿の内容を見直す必要があるので、表現やクリエイティブを再度考える必要がありそうです。「不確実」の場合は審査に通る可能性が高いといえるでしょう。

注意
本機能は正式リリースではなくベータ版になるので、検証段階のものになります。
また、審査結果を保証するものではないため、「不確実」の場合でも審査に通らない事象も起こる可能性があります。

1-3.詳細ターゲティングの新規セグメント追加(beta版)

詳細ターゲティングに新たなセグメントが5つ追加されます
追加される項目としては下記になります。

注意
ベータ版での提供となるので、リリース時はセグメントの名称が変更になったり、テスト状況によりリリースされないセグメント名がある場合があります。

1-4.リーチキャンペーンおよび最適化配信のグランドオープン

リーチを目的としたキャンペーンがリリースとなりました。グランドオープンのため、Betaマークが削除されます。リーチキャンペーンのリリースに伴い、リーチ&フリークエンシーのキャンペーンは2022年8月31日を目安に提供を終了します。
そのため、8月31日以降は9月を目途にリーチ&フリークエンシーのレポートがダウンロードできなくなってしまいますので、ダウンロードを検討しているユーザーは8月31日までに事前ダウンロードしておくことをおすすめします。

フリークエンシー設定を編集したい場合、編集時にキャンペーン及び広告グループが既に配信期間内に入っている場合は編集が不可となります。

リーチキャンペーンとリーチ&フリークエンシーキャンペーンの仕様の違いについては下記になります。

 

2.7月度LINE広告アップデート情報

ここからは7月のアップデート情報をご紹介していきます!

2-1.詳細ターゲティングの階層・タブの追加

一部の詳細ターゲティングにおいて第3、第4段階層を追加し、一括で選択が可能となりました。
階層カテゴリごとに一括選択や一括除外ができるようになります。
また「行動」タブ配下にあった「購買意向」カテゴリを廃止し、「購買意向」タブが新たに追加されました
パフォーマンスレポートにも「購買意向」の項目が追加されます。

2-2.キャンペーン予算の最適化利用時のキャンペーンシミュレータ追加

キャンペーン予算の最適化を利用時にキャンペーン単位のシミュレータが追加されました。
表示される内容としては過去実績を参考にした1日の推定パフォーマンスとなっています。

2-3.SKAdNetwork計測再開について

SKAdNetwork計測とは、Apple社が提供する、IDFAを使用しない計測ソリューションです。iOSアプリにおいてATTにより欠損するコンバージョンを計測したいと場合に利用が可能となっています。
昨年のリリース時とは一部変更となっているため、確認が必要となります。

利用の条件としては、「広告アカウントにiOSアプリが登録されていること」や「キャンペーンの柵作成時に[アプリのインストール]の目的を選択の上、作成された広告グループであること」となります。
1アプリあたりのSKAdNetwork計測を利用する広告アカウント数に制限はありませんが、広告グループ数に関しては、広告アカウントをまたいで1アプリあたり25件までとなっているので注意しましょう。

 

3.終わりに

いかがでしたでしょうか。

6月はベータ版でのリリースが多く、公式でリリースがされた場合は入稿の際に通る項目ですので、便利になる可能性が高そうですね!
7月のアップデートについては現在の広告運用にかかわってくる内容ですので、新しいツールを利用して更なる広告の成果向上につとめましょう。

この記事を書いた人

「挑戦できる環境」であることを理由に入社を決意。ハマると集めてしまう収集癖があります。特技は服をたたむこと!元広告運用を行っていた経験を活かしながらIAラボの編集長を務めています。

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