
2023年に
デマンドジェネレーションキャンペーンがリリースされてから約1年半以上が経ちましたが、
今でも注目度の高い配信面ということが伺えます。
本記事では、
デマンドジェネレーション広告をより効果的に活用するためのポイントを紹介します。
1. デマンドジェネレーションキャンペーンにおける重要な設定ポイント3つ
Googleのデマンドジェネレーション広告は、
新しいブランドやサービスの“発見”を目的としており、
リマーケティングのみの配信は推奨されません。
検索では獲得できなかった顕在層へのアプローチとしての活用が効果的です。
抑えておきたい設定のポイントは下記3点です。
- 単価と日予算の設定
- オーディエンスの選定
- クリエイティブ
次章から1つずつ詳しく解説します。
また、デマンドジェネレーションキャンペーンの基礎知識や
ファインド広告との違いについては、こちらの記事をご参照ください!
2. 単価と日予算の設定
Googleでは下記のような設定を推奨しています。
- 目標コンバージョン単価:ディスプレイ広告と同様
- 日予算:最低1日10件以上のコンバージョンを獲得できる予算
検索広告等と同様、日予算の変更は±20%以内、
変更後は少なくとも2週間は変更せず機械学習を促しましょう。
また、初動は設定した日予算の倍近くまで配信されることが多い印象がありますので、
念の為ご注意ください。
3. オーディエンスの選定
オーディエンスの設定は主に下記3つになります。
- 購買意向の強いオーディエンス
- カスタムインテント
- ユーザーリスト
■ 購買意向の強いオーディエンス
獲得数が多いカテゴリやオーディエンスのインサイトと合致するカテゴリを選択しましょう。
検索広告の検索クエリを参考に、
オーディエンスのインサイトを適宜再考するのも重要になるかと思います。
■ カスタムインテント
GDNのみ設定可能だったカスタムインテントオーディエンスですが、
デマンドジェネレーションキャンペーンが登場したことで
より重要な設定の1つとなっています。
大きく分けて4つのリストに分けて登録することで、
リスト別に配信実績を確認することが可能になります。
- 検索広告にて獲得数が多いキーワードTOP50
(現在の仕様:キーワードは部分一致にて拡張) - 競合名/競合URL
- 比較サイト/URL
- 指名キーワード/自社サイトなど(リマーケティング)

デマンドジェネレーションキャンペーンでは、
カスタムインテントオーディエンスに登録したキーワードを
Googleで検索したユーザーを必ず選択しましょう。
検索ユーザーに配信できる画期的なターゲティングで、
GDNでも関連する興味・関心や購入意欲を持つユーザーに広告が届きます。

カスタムインテントの具体的な設定方法については、
下記にてご確認ください。
■ ユーザーリスト
リストは主に下記3つに分けられます。
また、YouTubeやGmail合わせて、
リストサイズが最低10万以上となっていることが推奨されています。
- リマーケティング
※YouTubeで蓄積した視聴者に対し、デマンドジェネレーションキャンペーンにて
リマーケティング可能! - 類似ユーザー
- カスタマーマッチ
4. クリエイティブ
デマンドジェネレーションキャンペーンは個人への配信が強化されている分、
GDNよりも要件が厳しく定められています。
制作の際は、特に下記2点に注意しておくと、
ポリシー違反で配信できない!というケースが減るかと思います。
■ 行動を促すフレーズ(CTA:コールトゥーアクション)を含む画像

■ ネガティブなイメージがあるもの
否定的な出来事(離婚や経済的困窮、事故や自然災害など)を連想させ、
不安を煽るような広告はポリシー違反となります。
否定的な出来事を描写していない場合に限り条件付きで許可される分野もあるので、
詳細はGoogle広告ポリシーヘルプをご参考ください。
5. まとめ
いかがでしたか?
ここまで
デマンドジェネレーションキャンペーンの効果的な設定方法について解説しました。
今後もアップデートが期待される配信面ですので、
都度みなさまにお伝えできればと思います。
デマンドジェネレーションキャンペーンを使いこなすことで、
これまでリーチできなかったユーザーにも貴社のプロダクトの魅力が伝わりますように!



















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