近年、FacebookやInstagramなどでバナーの広告を見る方も多いのではないでしょうか。
「よく見ている方はもう見飽きたよ・・・」と思われてしまうかもしれませんが、最近は1ユーザーの投稿のような広告が散見されており、ここに各広告代理店やクリエイティブデザインを考える方による、血と汗の握る熱戦が繰り広げられています。
広告というのは水物で、それはクリエイティブも同じです。より新鮮で、他社との差別化を図る上で、真新しさも成果を上げるために重要になってくるのです。
そこで今回はFacebook広告におけるクリエイティブのベストプラクティスについてです。
弊社では社内に専属のクリエイティブチームがいるように、特にクリエイティブ力に強みを持っています。過去2,500本を超えるバナーを作成し、効果検証を行っているので、その中から”これぞ勝ちパターン”となるものを紹介します。
今回まとめている各ポイントを意識しておくだけで、簡単に成果を出しやすくなるので要必見です!
1.Facebook広告におけるクリエイティブの重要性
Facebook広告を始めとする、SNS広告において重要な要素は3つあります。アカウント設計、ターゲティング選定そして最も重要度が高い要素としてクリエイティブが挙げられます。
つまりFacebook広告においてクリエイティブはWeb広告の成果を左右するといっても過言ではありません。
2.Facebook広告におけるクリエイティブのベストプラクティス
それでは成果の出るバナーとはどのような特徴があるでしょうか。
どんなデザイン・どんな訴求でもよいという訳ではなく、商材やターゲットするユーザーによって成果の出るバナーは異なります。今回はバナーでの成果の出し方について、秘伝のベストプラクティスを紹介します。
ベストプラクティスとして以下の7つあります。
・多様な広告フォーマットを活用し、バナーの潜在能力を最大限に引き出す
・アセットカスタマイズ機能で配信枠に合わせた的確なバナー(サイズ)を配信
・ユーザーの心理に沿った訴求軸の考案
・効果検証の確立(最低1ヶ月に1回バナーを差し替え)
・画像内に企業ロゴを入れる
・Facebookページのタイトル文をキャッチーにする(最大25文字以内)
2-1.テキスト(広告文)は3行以内で、1行25文字以内で構成する
上述したとおり、訴求したい内容は端的に分かりやすくしましょう。長々としたテキストではユーザーは読む気が起きません。より伝えたい内容だけをピックアップして表示させるようにしてください。
効果的な広告文について詳しく知りたい方は【Facebook広告】クリック率を上げる広告文テクニック5選を大公開!をご覧ください!
2-2.多様な広告フォーマットを活用し、バナーの潜在能力を最大限に引き出す
Facebook広告ではいかにユーザーに訴求したいサービスを魅力的に見せるかが肝となります。1枚の画像バナーや動画広告、複数枚の画像を使用したカルーセル広告など配信形態を柔軟に調整していくことで、商品や配信面にあった広告配信をすることができます。
2-3.アセットカスタマイズ機能で配信枠に合わせた的確なバナー(サイズ)を配信
アセットカスタマイズとはFacebook広告上の機能で、FacebookやInstagram、Audience Network、Messengerなどの各配置に合わせてバナーを設定できる機能です。
配信枠に合わせて画像サイズ等を調整することで適切なアプローチを行っていきましょう。
アセットカスタマイズについて詳しく知りたい方は【Facebook広告】意外と見落としがちな配置アセットカスタマイズをご覧ください!
2-4.ユーザーの心理に沿った訴求軸の考案
バナーを作成するときに考えていきたいこととしては訴求軸です。
たとえば訴求軸はポジティブかネガティブかに分かれ、24時間利用可能、などのメリットがポジティブにあたり、悩みや不安を煽るような訴求がネガティブにあたります。
これらの軸を確立することで右往左往せず真っ直ぐな効果検証を進めていくことができます。
2-5.効果検証の確立(最低1ヶ月に1回バナーを差し替え)
Facebook広告といえば”クリエイティブが命”と言われるように、ユーザーの目の引く広告を定期的に差し替えつつ配信することが重要となっています。
Facebook広告を作成する上で最も重要なことの1つとして、人はスマートフォンでFacebook広告を見るということです。
スマートフォンという小さい画面であり、且つ数多の情報が錯綜する中で、Facebook広告ではすばやくユーザーの心を掴み、目を引くデザインのクリエイティブを作ることが大切です。とにかく伝えたいことを端的に伝えられるよう意識していきましょう。
また、ユーザーは同じ広告ばかり表示されると飽きてしまい、広告疲れが起きてしまいます。クリエイティブの効力低下のサインは見逃さないようにしましょう。効力が低下しないように、定期的な広告の差し替えが必要です。
我々としては最低でも1ヶ月に1回の頻度でバナーの差し替えを提案しております。
まずはAとBのバナーで配信を開始し、一定の期間を定め成果を見ていきます。その成果が良いもので勝ち残り方式で進めていき、成果が悪いものは新たなバナーCと差し替え、AとCで引き続き効果検証を繰り返します。
そうすることで、クリエイティブの勝ちパターンが見えてきて理想的なクリエイティブを作り続けることができます。
2-6.画像内に企業ロゴを入れる
クリエイティブ内には企業ロゴを入れるようにしましょう。ロゴがあることで広告の信頼度が増すので、ユーザー視点で安心して広告をクリックしてもらえるでしょう。
2-7.Facebookページのタイトル文をキャッチーにする(最大25文字以内)
Facebook広告は広告表示時にFacebookページのタイトルも同時に表示されます。一見蔑ろにされがちな項目ですが、そのタイトルをキャッチーで分かりやすいものにしてあげることもクリエイティブで効果を出して上げる上で重要な視点になります。
Facebookページについて詳しく知りたい方は【図でわかる】5ステップ!Facebookビジネスページ作成手順をご覧ください!
3.まとめ
いかがでしたか?
Facebook広告のクリエイティブにおけるベストプラクティスについて紹介しました。
成果を出すための必勝法はこれらの7つに全て集約されるので、初めてバナーを作成される方・成果が出なくて困っている方はこのベストプラクティスに沿ってバナーを作成してみてください。
Facebook広告の成果に不安やお悩みの方、これからFacebook広告を始めたいと考えている方は、ぜひ弊社にお気軽にご相談ください!