Infinity-Agent Lab
マーケティング
中級者以上の教科書
お取り引き企業

【必須】デザインの依頼をするときに実践するべきコツを徹底解説

更新日:2022年04月25日

【必須】デザインの依頼をするときに実践するべきコツを徹底解説

※この記事は2022年4月25日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

バナー広告の活用を検討している場合、バナーデザインを専門的な知識を持ったデザイナーに依頼することが多いでしょう。

ただ依頼するだけでは納得のいくバナー広告を作れないため、伝え方のコツについて熟知し、実践することが大切です。

本記事では、バナーデザインを依頼する際のコツや注意するべきことについて具体的に解説していきます。

これまでデザインの依頼が上手くいかなった人や、これから依頼する人はぜひ参考にしてください。

また、デザインの依頼をする際のコツについて弊社のYouTube動画でも詳しく解説しているので、合わせて参照していただければ幸いです。

 バナーデザインの依頼を闇雲にやってはいけない理由

バナーデザインの依頼を適当にやってしまうと、元々想定していたデザインとは異なったものが納品されてしまいます。

想像していたものと異なったバナーが提出された場合、修正が重なり、通常よりも完成まで時間がかかってしまう可能性が高いです。

依頼する側とデザイナー側の両方の時間が無駄になるので、伝え方について意識し、デザイナーのモチベーションや能力を最大限に引き出すことが大切です。

 バナーデザインを依頼するときのコツ

1

バナーデザインを依頼するときのコツとして挙げられるのは以下の3つです。

・丸投げしない
・理由を具体的に伝える
・テンションと一体感

依頼をスムーズに行うために、3つのコツについて確認しておきましょう。

丸投げしない

プロのデザイナーに依頼したとしても、情報が正しく伝わっていないと、理想のデザインで納品される確率が下がってしまいます。

方向性を定めるために具体的な指示が必要なので、かっこいいやかわいいなどの抽象的な表現は避けましょう。

依頼するときは画像を添えて、画像の中から参考にして欲しい情報を伝えておくことが大切です。

また、デザイナーが過去に提出したものの中でイメージに近いものがある場合は成果物の例として挙げておくことをおすすめします。

理由を具体的に伝える

デザインを依頼したときに、こちらの意図が伝わらないと、デザインの方向性が定まらない可能性が高いので注意してください。

「どんな人に・何を伝えたいのか・どのように伝わって欲しいのか」を共有するとともに、理由についても伝えることが大切です。

たとえば、修正時に依頼をするときに、問題点について指摘をするだけだと、提出されたデザインの意図を否定する印象があるうえに方向性が伝わりません。

「〇〇部分を強調して欲しいので、白縁やシャドーでバランスを見ながら調整していただけますか?」というふうに具体的に伝えましょう。

テンションと一体感

依頼側の熱量が伝わらないとデザインのクオリティが下がることがあるため、外部依頼でもチームとしての一体感を意識することが重要です。

修正が必要な場合にはフォローをしたり、褒め方に工夫したりして、デザイナーのテンションを崩さないようにしましょう。

デザイナーに依頼する以上、一定のクオリティで仕上げてもらうのは第一条件です。

しかし、さらに高いクオリティの成果物を納品してもらうには、コミュニケーションを意識してデザイナーのモチベーションを上げる工夫が必要になります。

 バナーデザインの依頼をする際に留意するべき項目

バナーデザインを依頼する際に留意するべき項目は以下の3つです。

・スケジュール調整
・料金の設定
・契約の締結

上記の項目について注意しておかないと、後に大きなトラブルにつながることもあるので気をつけましょう。

それぞれの項目について1つずつ解説します。

スケジュール調整

高い品質のデザインを提出してもらうには、余裕のあるスケジュールを調整することが大切です。

予定がタイトすぎるとデザイナーは納品することに焦ってしまい、成果物のクオリティが下がる可能性があります。

最低でも2週間は納期を設けて、デザインのすり合わせなどのさらに細かいスケジュールも決めておきましょう。

料金の設定

料金はデザイナーの能力やデザインのサイズによっても異なるため、各項目を考慮して適切な料金を設定する必要があります。

ラフや修正対応に関する料金設定もしておき、事前にデザイナーに伝えておいてください。

料金に関することは明確な決まりが存在しないため、依頼側が特に悩みやすい項目の1つです。

正確な料金がわからない場合は、日本イラストレーター協会が定めている設定を参考にしましょう。

参照: イラストの料金と著作権に関して ー 日本イラストレーター協会

契約の締結

デザイナーに依頼するときは、契約の締結をしておかないと大きなトラブルにつながる可能性が高いため、必要な事項を確認して記載しておくことが重要です。

納期だけでなく、知的財産権や二次利用に関する料金についてなど、細かい内容に注目して契約書を作成しましょう。

 バナーデザインの依頼をするときに最低限伝えておいた方が良いこと

バナーデザインの依頼をする際は、以下4つの事項について伝えておきましょう。

・データの形式
・使用する素材
・デザインの数
・画像のサイズ

4つの最低限伝えた方が良い基本事項について紹介していきます。

データの形式

納品する際のデータは使用する用途によって適切な形式が異なります。

バナーデザインで使用される主なデータの形式はJPEG・PNG・GIFなどです。

JPEGやPNGは画質を保ったままサイズを変更することが可能で、GIFはアニメーションを用いた広告で活用できるメリットがあります。

他にもAIや PSDと呼ばれる形式も存在するため、それぞれの特徴を捉えて使い分けることが大切です。

使用する素材

会社のロゴやマークなど、積極的に利用して欲しい素材がある場合は、事前にデザイナーに渡しておきましょう。

サイト上から拾った素材だと解像度が低くなることがあるため、高解像度の元データを共有した方が安心です。

デザインの数

デザインの依頼するときは、パターンを複数用意してもらい、こちらで意向に合っているものを選択することがあります。

デザインの数について指示がある場合は依頼時にきちんと伝えておきましょう。

デザインごとにテイストを変える必要がある場合は、抽象的なイメージではなく具体的に伝えることが大切です。

画像のサイズ

バナー広告のサイズには正方形や縦長のものがあります。

納品時に間違いがないように、媒体ごとの推奨サイズを参考にして、依頼するときに画像サイズについて話しておきましょう。

また、画像のサイズは名称が付けられており、250×250のサイズは「スクエアポップアップ」と呼称され、120×600は「ワイドスカイスクレーパ」とも呼ばれています。

依頼する際に伝えやすいように、それぞれの名称についても確認しておいてください。

 まとめ

いかがでしたか?

バナー広告のデザインをデザイナーに依頼する場合、何も考えずに依頼をすると、想定したものが納品されなかったり、修正が多くなって無駄な時間が多くなったりしてしまいます。

デザインを依頼するときは、抽象的な表現を避けて、具体的な指示とともに理由を明確に伝えることが大切です。

また、のちのトラブルを防ぐために料金や契約に関することは事前に決めておきましょう。

最高品質のバナーで訴求するには、依頼側とデザイナーがお互いに協力し合う必要があります。

依頼者側からもデザイナーに歩み寄って、一緒に良いものを作り上げる意識を持つことが大切です。

この記事を書いた人

インフィニティエージェントラボ編集部です。 媒体最新の情報やマーケティングコンテンツを更新中です!

Category  / 目的のカテゴリから読みたい記事をチェック!

Return Top
New call-to-action