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2022年末に終了したBuzzVideo(バズビデオ)とは?代替サービスを解説!

更新日:2023年08月15日

2022年末に終了したBuzzVideo(バズビデオ)とは?代替サービスを解説!

※この記事は2023年8月15日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

最近目に付くBuzzVideo(バズビデオ)と聞いたことあるけどなんだと思っていませんか。

本記事ではBuzzVideoに関しての特徴や、2022年12月31日以降はどのようになっていくのかを解説していきます。

代替サービスについても解説していくので、BuzzVideoと似ているサービスを知りたいという方は是非ご一読してみてください。

1.BuzzVideo(バズビデオ)とは?

BuzzVideoは950万本以上の数十秒前後の短い動画が楽しめる動画アプリです。利用は無料ですが、検索機能はなくユーザーが閲覧した履歴に応じて、機械学習が好みを判断して動画を紹介する仕組みになっています。

短い動画をスキマ時間に見るのに適したアプリになっており、現在2,000万(2020年7月)以上ダウンロードされ、急激に利用者数が国内でも増えています。特に一般投稿の動画だけでなく、ニュースメディアや出版社と提携し、クリエイターによる動画や漫画なども読めるようになったことから、人気が上がっています。

BuzzVideo はByteDance(バイトダンス)社が運営しています。2015年に米国でTopBuzz(トップバズ)という名称でサービスをスタートさせ、日本国内では2016年から株式会社ByteDanceを設立し展開、2018年に現在の名称に変更しています。

画像参考:BuzzVideo(バズビデオ) ― App Storeプレビュー

BuzzVideoのユーザー層は30代から60代のミドル世代の男性が多いのが特徴です。また既婚で子供を持ち、年収や可処分所得が他のプラットフォームに比べ高いという調査結果になっています。

画像参考: BuzzVideoユーザー白書(2020.5) ― TikTok For Business

さらに経済的に余裕がある層が多いため、アプリでの課金やネットショッピングの割合などの利用金額が他のサービスに比べ高めなのが特徴となっています。

特にアプリ課金では30代以上は20代以下の3倍以上という結果も出ており、20代以下が月額平均で1,098円なのに対し、30代以上は月額3,485円となっており、30代以上のユーザーに強いサービスというのは、企業にとって魅力的なプラットフォームともいえます。

画像参考: BuzzVideoユーザー白書(2020.5) ― TikTok For Business

BuzzVideo(バズビデオ)人気の理由

なぜBuzzVideoは過去急激に伸びたのでしょうか。ここでは人気の理由を3つ紹介します。

①おすすめ動画の最適化がやばい

BuzzVideoに登録すると、最初のアンケートで興味のあるジャンルを選びます。さらに再生したユーザー行動を独自に機械学習が、最適な動画を表示してくれます。トレンド動画やGIFを興味・関心にあわせて瞬時に表示し、更新し続けてくれるのです。

たとえば面白系の動画をたくさん閲覧していると面白系の動画が、グルメ系の動画を見ているならグルメ系がどんどん再生されるという仕組みになっています。

BuzzVideoの場合機械学習の能力は高く、多くのジャンルの中から飽きさせずに動画を表示し続けるため、気軽だけど中毒性もあるとも評価されています。

②スキマ時間のちょい見に最高

BuzzVideoの動画は数十秒前後が普通で、2分以内で終わるものがほとんどです。長いものも5分以内で終わるため、スキマ時間や、移動時間に時間を潰したい時に起動するのに最適なアプリになっています。

ByteDance社が多くのクリエイターと契約しコンテンツの充実を図っているため、自分で検索しなくても、見たい動画がすぐに起動され、探したりする手間もいらない手軽さが受けています。

③クリエイターが新規参入しやすい

BuzzVideoは動画投稿で広告収入が得られる仕組みを作っています。ただし収益化までの規制が厳しくないため、新しく動画投稿をはじめようと考えている場合に、BuzzVideoを選択する人が増えています。

BuzzVideoの収益化条件は以下の2点です。

・アカウントフォロワーが100人以上
・総再生回数が20,000回以上

画像参考: BuzzVideoユーザー白書(2020.5) ― TikTok For Business

BuzzVideo(バズビデオ)広告出稿に向いていた理由

BuzzVideoはまだ新しい媒体ですが、運営会社がByteDance社であることから、TikTokでの利益やノウハウを利用し、これから急激に伸びていくことは間違いないでしょう。

特に前述しましたが、自社商品のターゲットが30代男性であるなら、ぜひ試して欲しい媒体です。他にも広告出稿先としては以下の特徴があります。

・男性向け商材に強い
・金融サービスの紹介に強い
・アプリ案件に強い
・年齢帯が高く、可処分所得が相対的に高いため、高単価商材もおすすめ
・女性ユーザーも30代以降が多いため、エイジケア商品と相性がよい
・CPCが他媒体と比べて安め(10〜20円が中央値)

上記のような特徴を生かし、男性のヘアケアや、スマホゲームアプリ、女性向けではエイジングスキンケアクリームなどで成功例がでていま

BuzzVideo(バズビデオ)が2022年12月31日をもってサービスを終了すると発表

ここまでBuzzVideoの概要やメリットなどを解説してきましたが、2022年12月31日をもってサービスを終了すると発表されました。2023年3月31日をもってカスタマーサポート対応も終了になるため、注意が必要です。

今までBuzzVideoを多く活用していた人は、代わりになる新たなプラットフォームを探す必要がありますが、代わりになるような動画サービスは様々あります。

特に動画市場は近年急激に伸びており、他の媒体でも力を入れていることが伺えます。
下記の項で代わりになるサービスを解説していきます。

BuzzVideo(バズビデオ)の代わりになるアプリとは?

前項でも解説していた通り、動画市場は非常に伸びており他の媒体でも効果的な動画サービスが利用できます。その中でも特におすすめな5つのアプリをご紹介します。

①TikTok

TikTokは、ショート動画を手軽に閲覧できるSNSとして世界で注目されています。近年はマーケティングに活用されることも多く、広告として活用する企業も増えています。

投稿のハードルが全体的に低く、参入障壁が高くないことがメリットとしてあります。動画は最大10分まで可能です。

またBuzzVideoと同様、スキマ時間のちょい見にちょうどいいアプリであり、更に2023年以降は収益化もできるようになるとのことなので、今後も目が離せない媒体です。

②YouTube

YouTubeでも、「YouTubeショート」というショート動画専用のプラットフォームが存在しています。

2023年2月からはショート動画で収益化が開始されており、再生回数や登録者数をうまく増加させることができれば、月収100万円を超えることの出来るポテンシャルがあります。

またBuzzVideoやTikTokと同様、「YouTubeショート」はスキマ時間に見るには最適であり、秒数が少ないことから再生回数が伸びやすいことがメリットと言えます。

③Twitter

Twitterは「ツイート」を中心としたテキストベースのプラットフォームですが、動画のコンテンツも人気が上がってきています。

写真や動画を添付したツイートは、テキストのみのツイートよりも有益であると判断され、多くのユーザーにリーチできる可能性が高いです。

他媒体と比べて特に強みとしてあげられるのが「拡散力」です。「リツイート」という機能があるため、配信アルゴリズムでは実現できない高い拡散力があります。

BuzzVideoやTikTok、YouTubeと同様、スキマ時間で見るには最適なアプリといえるでしょう。

4.まとめ

いかがでしたか?

BuzzVideoに関して、特徴や代替になるアプリを紹介してきました。2022年12月31日でBuzzVideoの提供は終了され、2023年3月31日をもってサポートサービスも提供が終了します。

今後動画市場は伸びていくため、今回ご紹介したアプリは今後注目が必要です。

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