Infinity-Agent Lab
マーケティング
中級者以上の教科書
お取り引き企業

【初心者向け】YouTubeショート動画をバズらせるには?

更新日:2023年09月13日

【初心者向け】YouTubeショート動画をバズらせるには?

現在、世界中でショート動画が流行しており、インフルエンサーや企業たちが続々と参入しています。

YouTubeもショート動画のサービスを展開し、注目を集めました。

これからYouTubeのショート動画を始めようと思っている人の中には、メリットや他のサービスとの違いなどについて気になっている人もいるでしょう。

本記事では、YouTubeのショート動画に関する情報について細かく解説していきます。

 YouTubeのショート動画とは

まずはYouTubeのショート動画の基本的な情報について解説していきます。

YouTubeのショート動画の概要と、主要なショート動画サービスであるTikTokとの違いについて確認していきましょう。

YouTubeのショート動画の基本情報

YouTubeのショート動画は、YouTube内で1分以内の短い動画を配信できるサービスのことです。

スマートフォンが有れば誰でも簡単に作成、編集が可能で参入ハードルが低く手軽に閲覧できるショート動画は、

気楽さや中毒性から多くのユーザーに受け入れられており、企業のマーケティングでも取り入れられるようになりました。

YouTubeのショート動画は、ただのコンテンツとしてだけでなく、チャンネル登録をさらに促進させるためのツールとして注目されています。

TikTokとの違いについて

ショート動画サービスは、YouTubeのショート動画以外にも、TikTokやリールなどがあります。

特に、TikTokは国内外でも多くの人気を獲得しており、2021年には30億ダウンロードを達成しました。

主要なショート動画サービスと言えるTikTokとYouTubeのショート動画の主な違いは、ユーザー層とアプリの導線です。

TikTokの場合はアプリを開くとフルスクリーンで動画が表示され、投稿者のフォローなどを行うことができます。

一方で、YouTubeのショート動画はショート動画用のプレイヤーを開かなければいけないため、導線で選択するのであればTikTokの方が良いでしょう。

また、総務省のデータによると、TikTokの利用者は比較的若い世代が多い傾向にあり、YouTubeは全年齢が満遍なく使用している状況です。

狙いたいユーザー層によってもTikTokとYouTubeを使い分けることをおすすめします。

参照:情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査|総務省

 YouTubeのショート動画のメリット

YouTubeのショート動画を活用するメリットは以下の2つです。

・投稿しやすい
・チャンネル登録に繋げられる
・広告の収益化が可能

YouTubeショート動画に取り組むことで、どのような利点があるのか事前に確認しておきましょう。

それぞれのメリットについて具体的に解説していきます。

投稿しやすい

短い動画のメリットのひとつとして、投稿しやすいことが挙げられます。

従来の動画は、長くて10分以上の動画が主流だったため、編集や撮影に時間がかかっていました。

しかし、1分以内の動画を作成するだけであれば、手の込んだ編集や撮影時間も必要ありません。

初心者でも気軽に取り組むことができるため、これからYouTubeに参入しようとしている人にとっては大きなメリットだと言えるでしょう。

チャンネル登録に繋げられる

YouTubeで動画配信を行っている人にとって、チャンネル登録を増やしてチャンネルの知名度を拡大することは大きな目的のひとつです。

ショート動画を継続して投稿していると、気に入ったユーザーがチャンネル登録をしてくれるようになります。

まだショート動画に取り組んでいるチャンネル自体も少ないため、早期に始めれば優位性を獲得できるでしょう。

広告の収益化が可能

2023年2月1日より、YouTubeショートでの広告収益の分配が開始されました。

クリエイターの分配される収益は全体の45%ほどになり、各国のショート動画の視聴回数に基づきクリエイターに分配されます。なお、収益化対象になるためには下記の条件があるため、注意が必要です。

・チャンネルがYouTubeチャンネルの収益化ポリシーを尊守していること
・オリジナルコンテンツを配信していること
・コンテンツのガイドラインを尊守していること

詳しくは下記のアップデート情報で解説しています。

 YouTubeのショート動画のデメリット

YouTubeのショート動画のデメリットには何があるのでしょうか。

ショート動画に取り組む前に、デメリットについても把握しておきましょう。

動画欄が見づらくなる

ショート動画を投稿すると、チャンネルの動画一覧に表示されるため、普通の動画と混ざってしまうことがあります。

使用者がチャンネルの動画一覧から見たい動画を見つけられなくなる可能性があるため注意が必要です。

 YouTubeのショート動画の参考におすすめの事例

すでにYouTube内にはショート動画によって人気を獲得しているチャンネルがいくつか存在しています。

• 大京警備保障のおじさんが可愛いを目指すチャンネル
• フードショック
• マジシャン先生

動画を拡散させるためには、事例をもとにどのような動画を作成するべきなのか研究することが大切です。

それぞれの事例について具体的に紹介していきます。

大京警備保障のおじさんが可愛いを目指すチャンネル

大京警備保障のおじさんが可愛いを目指すチャンネルでは、警備会社の社長や社員が、交流する様子を撮影して投稿しています。

これまでお堅いイメージがあった警備業の社員たちが仲良くしている様子を投稿することで、イメージの緩和を図り、企業の認知度をあげた事例です。

参照:大京警備保障株式会社|YouTube

フードショック

フードショックは、各国の屋台料理などを紹介しているチャンネルです。

軽快な音楽と凝った編集が特徴で、全体的に見やすい作りになっています。

動画の最後には、お店の店員さんが登場することもあり、集客の手助けになるように構成されているのも特徴です。

参照: Food Shock フードショック|YouTube

マジシャン先生

マジシャン先生はマジックや人の心理を活用した動画を投稿しているエンタメ系のチャンネルです。

40秒程度で作成された動画が基本なため、気軽にマジックを楽しむことができ、再生数が150万回を超えている動画も複数あります。

個人で動画を配信したい人にとっては、編集や動画全体の構成など、参考になることが多いでしょう。

参照:マジシャン先生|YouTube

 YouTubeのショート動画をバズらせるコツ

YouTubeのショート動画を投稿する際は、ただ闇雲に投稿し続ければいいというわけではありません。

効率的に拡散させるために、以下の3つに注力して動画を配信していきましょう。

• 開始3秒にこだわる
• 独自の構成を作る
• 作り込みすぎない

YouTubeのショート動画をバズらせるコツについて具体的に解説していきます。

開始3秒にこだわる

YouTubeでショート動画の配信を試みる場合、特に最初の3秒に注力して動画を作成しましょう。

基本的に動画コンテンツを視聴し続けるかどうかは、最初の3秒で判断される傾向があるからです。

冒頭で相手の心を掴まないと、需要のない動画として簡単にスワイプされてしまうため注意してください。

独自の構成を作る

ショート動画を投稿する際は、なるべく構成を統一することがおすすめです。

投稿した動画の構成がバラバラだと、内容が全体的にわかりづらくなるうえに、チャンネルを覚えてもらえなくなる可能性があります。

取り扱っているジャンルによって、どんな構成が最も適切なのか考えてみましょう。

作り込みすぎない

チャンネルのジャンルなどにもよりますが、基本的にショート動画では自然体を意識することが大切です。

取り繕った華やかさよりも、人間味を出した方が視聴者から受け入れられやすいでしょう。

また、演技があからさまだったり、情報が誇張されていることはすぐに視聴者にバレるため、動画の細かい部分まで確認してから投稿してください。

 まとめ

いかがでしたか?

YouTubeのショート動画は、昨今の短い動画への需要にともなってリリースされたサービスであり、特徴がTikTokなどとは異なります。

YouTubeのショート動画は、チャンネル登録への導線として活用することで新しいファンを増やすことができるうえ、簡単に投稿できる魅力を秘めたサービスです。

ただし、まだ収益化できる状態ではないため、導入する際はメリットやデメリットをしっかり考慮しましょう。

ショート動画をバズらせるためには、構成や冒頭にこだわることが大切であり、ときには過去の事例も参考にして、流行りの傾向を掴む必要があります。

この記事を書いた人

インフィニティエージェントラボ編集部です。 媒体最新の情報やマーケティングコンテンツを更新中です!

Category  / 目的のカテゴリから読みたい記事をチェック!

Return Top
New call-to-action