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【初心者向け】運用型広告のURLパラメータについて

更新日:2022年12月16日

【初心者向け】運用型広告のURLパラメータについて

※この記事は2022年12月16日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

広告運用をしている際に、URLパラメータという言葉を度々耳にしますが、具体的にどのような用語なのか理解できている方は少ないのではないでしょうか。

この記事では、URLパラメータについて以下の項目を解説していきます。

  • URLパラメータの意味や種類
  • URLパラメータでできること
  • 各媒体での設定方法

本記事を最後まで読むことで、URLパラメータについて網羅的に学び、どのように活用すれば良いのか理解できるようになるでしょう。

1.URLパラメータとは

URLパラメータは、Webページの末尾に付与される変数のことです。
「https://infinity-agent.co.jp/lab/?category=height」のように、特定のページを表示させるときや、ユーザーの流入経路を把握する際に活用されます。
広告の効果測定を行う場合に有用な項目なので、運用を行う場合は把握しておくことがおすすめです。

2.URLパラメータの種類

URLパラメータには、以下2つの種類が存在します。

  • アクティブパラメータ
  • パッシブパラメータ

それぞれどのような特徴があるのか確認していきましょう。

2−1.アクティブパラメータ

アクティブパラメータは、付与されることで状況に合わせたページを表示することができる機能です。

例えば、化粧品を扱っているサイトで、自分の好きなブランドで条件を絞ると、URLの末尾に「?brand_id=〇〇」のような表示がされます。

また、ブランド名以外にも、値段や商品ごとの特徴でページを分けることが可能です。

他にも、アパレルや複数の商品を扱ったECサイトで特定の検索結果を閲覧させるために活用できます。

2−2.パッシブパラメータ

パッシブパラメータは、アクティブパラメータとは異なり、付与されてもページの内容に影響を与えません。

主に情報収集をするために活用され、どの流入経路によってユーザーが閲覧したかやコンバージョンに到達したかを分析できます。

3.URLパラメーターを設定することで出来るようになること

URLパラメータを設定することで出来るようになることは以下の2つです。

  • 参照元メディアを正確に計測
  • Googleアナリティクスで分析したデータを確認できる

どのようなことが可能になるのか具体的に確認していきましょう。

3−1.参照元メディアを正確に計測

URLパラメータを付与することで、ユーザーがどの経路を辿ってサイトに訪れたのか計測が可能になります。

具体的な流入経路は、Google・Yahoo!の検索エンジンや、Twitterなどさまざまです。
どのメディアが特に経路として機能しているのか計測できれば、これから注力すべきポイントも把握できるようになるでしょう。

3−2.Googleアナリティクスで分析したデータを確認できる

URLパラメータによってGoogleアナリティクスの集客レポートでデータを確認できると、施策の方向転換に役立ちます。

広告媒体や広告キャンペーンごとの情報を見たり、どの広告から流入しているのか閲覧をしたりすることが可能です。
広告運用を行っている場合は積極的に活用することがおすすめです。

4.Googleアナリティクスでパラメータを使用するには

Googleアナリティクスでパラメータを活用すると多くのメリットを得られますが、使用する方法についてわからない方もいるでしょう。
ここからは、Googleアナリティクスで用いるパラメータの種類や、生成について解説していきます。

4−1.Googleアナリティクスで用いるパラメータの種類

Googleアナリティクスで用いられるパラメータには以下のような種類が存在するので、それぞれどのような物なのか確認しておきましょう。

4−2.パラメータの生成について

パラメータを生成するには「Campaign URL Builder」というツールを使用します。
画像引用:Campaign URL Builder

パラメータの値は自由に設定することが可能です。
ただし、文字化けを防ぐために、日本語で生成するのは避けることと、空白を作らないようにすることが大切です。

5.URLのオプションについて

URLパラメータには、以下のオプションが存在します。

  • トラッキングテンプレート(トラッキングURL)
  • カスタムパラメータ

2つのオプションについても把握しておきましょう。

5−2.トラッキングテンプレート(トラッキングURL)

トラッキング テンプレートでは、トラッキング情報を入力します。

広告がクリックされることで、ランディングページURLが作成される仕様です。
広告配信でトラッキングを活用しない場合、テンプレートを設定する必要はありません。

5−3.カスタムパラメータ

カスタムパラメータでは、任意で変数を設定できます。

広告がクリックされるごとに記録する値を設定できるため、上級者向けのURLパラメータです。
Google広告では、アカウント全ての階層で最大8つまで、Yahoo!広告の場合は、最大3つまで設定可能です。

7.まとめ

いかがでしたか?

URLパラメータは、Webページの末尾に付与される変数のことを指しています。
状況に合わせたページを表示するアクティブパラメータや、分析をする際に活用されるパッシブパラメータなどが存在しています。

また、URLパラメータには、トラッキングテンプレート・カスタムテンプレートと呼ばれるオプションもあります。
それぞれの用語が何を表しているのか把握し、適切な設定を施せるようにしましょう。

設定方法は媒体によっても異なるので、それぞれ確認しておくこともおすすめです。

この記事を書いた人

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