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Google広告/Yahoo!広告で異なる検索広告のターゲティングとは?

更新日:2025年08月15日

Google広告/Yahoo!広告で異なる検索広告のターゲティングとは?

検索広告において、
ターゲティングは重要なポイントです。

細かくターゲティング設定することで、
目的とするユーザーに広告を届けることができます。

本記事では、
Google/Yahoo!でできるターゲティングの違いについて
説明いたします!

1. 検索広告のターゲティングとは?

検索広告とは、
ユーザーがGoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて
検索したキーワードをもとにして表示される広告のことを指します。

ターゲティング設定を細かく設定して、
狙ったユーザーに広告を配信することができるため、
効果に繋がりやすい広告と言えます。

ビジネスに繋がりやすいユーザーに効率よく広告を配信したり、
ビジネスが目的とするユーザーの行動(問い合わせや申し込み、商品の購入など)を
効果的に促したりすることができます。

ターゲティング設定はGoogle/Yahoo!でそれぞれできることが異なりますので、
ぜひこの記事で検索広告のターゲティングについて学び、
効果的な広告運用に活用してみてください。

2. Google広告/Yahoo!広告ともにできること

Google/Yahoo!ともにできることは2つあります。

2-1. リマーケティング・サイトターゲティング

一度サイトを訪れた人に対して広告を配信することができます。

GoogleとYahoo!で名称が異なっており、
Googleではリマーケティング、Yahoo!ではサイトリターゲティングと呼びます。

こちらでは、
ターゲティングとモニタリング(入札調整)が設定可能です。
ターゲティングとモニタリングについては下記にて詳しく説明します。

■ターゲティング

キャンペーン、広告グループ単位で設定することができます。
広告でリーチしたいユーザーや、
配信したいページを指定することができるようになります。

広告効果を高めるために狙ったユーザーに広告を配信することを
目的とした設定です。

■モニタリング

キャンペーン、広告グループのリーチを狭めることなく
すべてのユーザーや配信したい場所に配信をしながら、
設定したオーディエンスにおける広告の掲載結果を
モニタリングすることができるようになります。

広告を配信するリーチを狭めるわけではなく、
ある範囲での広告の掲載結果を知りたいときに設定します。

このモニタリングしたデータを参考にして、
特定のオーディエンスに対して入札単価の調整を行うことができます。

また、
モニタリングのデータに基づいてターゲティングを設定し、
新たな広告グループを作成することもできます。

2-2. デバイスターゲティング

こちらで設定できるデバイスは、
パソコン・モバイル・タブレット・テレビ画面の4つです。

デバイス毎にターゲティングを設定し、
入札単価を調整することができます。

2-3. 地域ターゲティング

この設定では、
ユーザーがいる可能性が高い地域、ユーザーが関心を示している地域を
指定して追加や除外を行うことができます。

Googleでは、半径を指定することもできます。

2-4. 曜日・時間帯ターゲティング

そのサービスや商品がターゲットとするユーザーの特性に合わせて、
特定の曜日や時間帯を設定して広告を配信することができます。

獲得効率が良い時間帯には広告の配信を強めたり、
獲得効率が悪い時間帯には配信を抑制したりすることができます。

以下の図のように
Google/Yahoo!ともに管理画面でターゲティング設定を行うことができます。

ターゲティング設定をどうするか決めたら、
管理画面から設定してみましょう。

3. Googleでしかできないこと

Googleでしかできないことは2つです。

3-1. デモグラフィックターゲティング(年齢や性別、世帯年収)

属性を絞り込んで配信を行うことで、
狙ったユーザーに広告を届けることができるようになり、
効率よく配信を行うことができます。

デモグラフィックターゲティングでできる設定は以下の通りです。

  • 性別:男性、女性、不明
  • 年齢:18-24歳、25-34歳、35-44歳、45-54歳、55-64歳、65歳以上、不明

その他にも、
子供の有無や世帯収入の項目があります。

3-2. オーディエンスターゲティング

オーディエンスターゲティングとは、
ユーザーのサイトへの訪問履歴や購買履歴など
ユーザーの行動データに合わせて広告枠ではなく、
それぞれのユーザーに対して広告を配信する方法のことを指します。

  • アフィニティカテゴリ
    (インタレストカテゴリの一つで、
    Googleが分類したカテゴリに向けて広告を配信)
  • 購買意向の強いオーディエンス
    (ユーザーが積極的に調べている情報など)
  • 詳しいユーザー属性
    (子供の有無、配偶者の有無など)
  • 類似ユーザー
    (リマーケティングリストに含まれるユーザーと検索行動が似ている、
    サイトにまだ訪れていないユーザーを狙って広告を配信)

など、
数々のオーディエンスから設定することができます。

4. Yahoo!でしかできないこと

結論、
Yahoo!でしか設定できないターゲティングはありません

YDAで設定できるターゲティングについては
別の記事にて解説しているので、
ぜひ読んでみてください。

5. まとめ

いかがでしたか?

ここまで、
Google/Yahoo!の検索広告でできるターゲティング設定について紹介してきましたが、
Googleの方ができることが多いというのが伺えるかと思います。

検索広告のターゲティングは広告の配信効果を高めるためにとても重要なことなので、
各媒体に合わせた効果的なターゲティングを行うようにしましょう!

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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