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【無料機能5選】Googleマーケティングプラットフォームを活用しよう

更新日:2025年06月19日

【無料機能5選】Googleマーケティングプラットフォームを活用しよう

WEB集客に関わる方々にとってGoogleの代表的なプロダクトと言えば、
「Google広告(旧:GoogleAdWords)」と「Googleアナリティクス」
が挙げられるでしょう。

しかし、
その他にもマーケティングに役立つツールが多数存在していて、
様々な機能があります。

これらのツールを統合したものを
「Googleマーケティングプラットフォーム」と呼びます。
そして、有料と無料それぞれのプランで使える機能やツールが異なります。

本記事では、
この「
Googleマーケティングプラットフォーム」についてのご説明をします。

しかし、オチを先にお伝えすると、
この「Googleマーケティングプラットフォーム」の有料版の月額……約130万円です。

なかなか手が出せる企業は少ないと思いますので今回は、
「無料で」使える2つの機能に焦点を当てていきたいと思います!

まずは無料版を導入し、
機能を使いこなす頃には有料版の魅力にも気付くでしょう。

1. Googleマーケティングプラットフォームとは

「Googleマーケティングプラットフォーム」とは、
Googleが保有するマーケティングツールの総称です。

有料版では「Googleアナリティクス360」を始め、「Googleタグマネージャー360」や
様々なマーケティングツールを使用することが出来ます。

1-1. 元々「Googleアナリティクス360スイート」という名前?

元々、
Googleアナリティクス360や、タグマネージャー360は
「Googleアナリティクス360スイート」というサービスで統括されていました。

※参考:Google アナリティクス 360 スイートについて

そこに、DoubleClick Bid Managerが統合され
Googleマーケティングプラットフォーム」のブランドに統一されました。

1-2. Googleマーケティングプラットフォームの種別・料金体系

Googleマーケティングプラットフォームには
大企業向け(有料)」「中小企業向け(無料)
の2つのプランがあります。

企業、サービスのステージに合ったプランを使うようにしましょう。

本記事では
「中小企業向け」の機能を中心にお話したいと思います。

2. Googleマーケティングプラットフォーム一覧

まずは無料で使えるものをマスターしましょう。
「中小企業向け」版では下記の機能を使うことが出来ます。

  • Googleアナリティクス
  • Googleタグマネージャー

各機能を持つ他社のツールを導入しようとすると、
それぞれ月額10万円前後かかる印象です。

それにもかかわらず、これだけ無料で使えるのは嬉しいですね!

2-1. Googleアナリティクス

WEBサイトに関わる方であれば誰もが知っている「Googleアナリティクス」も
マーケティングプラットフォーム内のツールの一つです。

アナリティクスは
「サイト内解析ツール」の位置付けで、
ページ別の離脱率はもちろん、滞在時間、ユーザーの使用言語、デバイスの種類など、
サイト訪問ユーザーに関係する様々な情報を解析することが出来ます。

Google広告と連携すると、アナリティクスで作成したユーザーリストを
Google広告にインポートできるという優れものです。

2-2. Googleタグマネージャー

Googleマーケティングプラットフォームの中で、
アナリティクスの次に有名なツールだと思います。

1つのタグで、
あらゆる媒体のコンバージョンや成果を計測することの出来るツールです。

新しい広告媒体やツールを導入する時に、
その度ページのソースを直接編集する工数が削減され、管理自体もしやすくなります。

GoogleはITPへの対応をタグマネージャーの導入を前提に行っているため、
もはや導入は必須と言えます。

3. Googleマーケティングプラットフォームの有料機能一覧

無料でもたくさんの機能があるGoogleマーケティングプラットフォームですが、
これが有料になると更にグレードアップします。

「大企業向け」のプランで使えるツールは以下になります。

  • Googleディスプレイ&ビデオ360
  • Google検索広告360
  • Googleアナリティクス360
  • Googleキャンペーンマネージャー360
  • Googleタグマネージャー360

非常に大規模なアクセス数とより潤沢な予算を持っている企業のみが
使えるサービスとなっています。

価格自体は公表されていませんが、
旧Googleアナリティクスプレミアムの料金形態を踏襲しているのであれば、
おそらく月額130万円以上はかかるでしょう。

ツール費に130万円…。

莫大な広告予算を持つ企業以外は
「その金額をそもそも広告費に使いたい」と思うはずです。

ツールにかける費用は
「広告予算の10%以内に収めたほうが良い」とされているので、
有料版の月額が130万円だと仮定すると、
最低でも月の広告予算が1,300万円以上は必要でしょう。

4. Googleマーケティングプラットフォームを導入すべきか

無料でも様々な機能を使えるGoogleマーケティングプラットフォームですが、
導入のメリットとデメリットをそれぞれ挙げたいと思います。

4-1. 導入のメリット

無料かつ高性能なツール群であるため、
使い方さえ理解してしまえば、分析できる材料が増えるので、
より最適化へのスピードとスケールが可能になるでしょう。

4-2. 導入のデメリット

強いてデメリットを挙げるとするならば、
「この数のツールを使いこなせるか」という点ではないでしょうか。

マーケティングを分業できる規模のチームを持つ会社であれば別ですが、
WEB集客の担当は一人で行っている企業が多いです。

時間や工数が限られている中、
広告運用やサイトの管理に加えてこれらの作業を増やして
どれだけ多くのCVを獲得できるか、利益を上げられるかが重要です。

5. 最後に

Googleマーケティングプラットフォームについてご説明しました。
有料の「大企業向け」と無料の「中小企業向け」のものがあることを
理解いただけたと思います。

無料のツールをフル活用して、
それでも不足がある時には有料版を試してみてください。

また、弊社では社員全員がGAIQを保持しているため、
Googleマーケティングプラットフォームを用いた市場調査や戦略策定から運用までを
一気通貫で提供する事ができます。

もし、インターネット広告やWEBマーケティング全般でお困りでしたら気軽にご相談下さい。

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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