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【厳選】Webマーケティングで使える!心理学7選

更新日:2020年10月16日

【厳選】Webマーケティングで使える!心理学7選

※この記事は2020年10月16日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

実は、ビジネスには様々な心理学のテクニックが活用されています。マーケティングにおいて、人の心理を推測し、人の心を動かすテクニックを使うことはとても重要です。

本記事では、Webマーケティングで使える7つの心理学を紹介します!

1.ザイオンス効果


ザイオンス効果というのは、接する回数が増えれば増えるほどその人やモノに対し良い印象を持つようになる心理現象のことです。

たとえば、恋愛や友達関係でも、月に1回会う友人と、週に5回会う友人だと、週に5回会う友人の方が好感を持ちやすいですよね。

Webマーケティングの場合だと、メルマガを配信して接触頻度を高めたり、コンテンツの更新頻度を高めたりすることで、好感度を上げることができます。

ただ、恋愛でも同じですが、あまりしつこく接触してしまうと逆効果になるので、接触する際の内容にバリエーションを持たせることと相手の反応を確認すること、メルマガなら開封率が低下していないかチェックするなどを心掛けていただければと思います。

2.ウィンザー効果


ウィンザー効果というのは、当人の言葉よりも第三者からの言葉の方が信憑性や信頼性が増す効果のことを言います。

身近な例で言うと、Aさんの友達のBさんが「Aさんすごい料理上手なんですよ!」というのと、Aさん自身が「私、料理得意なんですよ!」と言うのとでは、前者の方が料理が上手そうに感じますよね。

Webマーケティングでもこのウィンザー効果を活用し、口コミを掲載したりアフィリエイトに依頼して第三者からオススメしてもらうと、商材への信憑性・信頼性が上がり、購入に繋がりやすくなります。

3.バンドワゴン効果


バンドワゴン効果とは、ある製品や事柄が多数の人に支持されていることで、それに対する支持がより一層多くなる現象のことです。要は、「みんながやっているから私もやりたい」という心理状態ですね。

たとえば、行列のできているラーメン屋とできていないラーメン屋があったとしたら、「行列がある方が美味しいお店に違いない」と思い、つい行列のお店に並んでしまうと思います。(行列嫌いの人は別ですが…笑)「これだけ多くの人が支持しているのだから、きっと良いものなんだろう」という心理になるんですね。

Webマーケティングでは、人気No.1」という文言を入れたり、「AさんやBさんも使っている!」という複数人の使用者を挙げるような訴求を用いて、このバンドワゴン効果を活用していきましょう!

4.スノッブ効果


スノッブ効果というのは、先程のバンドワゴン効果の逆で、「みんながやっているから私はやりたくない」という心理効果のことです。

たとえば、ブランド品でもみんなが持っているものは嫌だな、みんなと被らないものがいいな、という人は少なからずいるはずです。Webマーケティングでは、この心理効果を逆手に取って、「限定100個」や「会員限定」など希少性を高めるキャンペーンを打ち出したり文言を含めたりすると効果的です。

先程のバンドワゴン効果との使い分けは、ターゲットの心理状態を想像すると良いでしょう。たとえば、マッサージチェアのターゲットは「Aさんの家にもあのマッサージチェアがおいてあったから同じものは嫌だな。。」なんてことは思わないでしょうし、逆に結婚指輪のターゲットは「BさんもCさんももらってたあの指輪が良い!」という人よりは「私だけの特別な結婚指輪が良い」という人の方が多いはずです。

このように、商材やターゲットによってどの心理効果を活用するか考えるのも重要です。

5.選択回避の法則


選択回避の法則とは、選択肢の数が多すぎると判断に迷いが生じ、逆に決定しなくなる現象のことです。

ジャムを用いた有名な実験があるのでご紹介します。アメリカの社会心理学者が、スーパーにあるジャムの試食ブースで、ジャムを6種類並べたときと24種類並べたときで、どちらの方が購入率が高くなるかという実験を行いました。その結果、6種類しか置いていないブースの方が購入率が高かったんです。人は、選択肢が多すぎると迷った末に選べなくなってしまうんですね。

Webマーケティングでも、LPの中に「会員登録はこちら」「お気に入り登録する」「電話で問い合わせ」などCTAが多すぎると、この選択回避の法則が働きユーザーが離脱してしまう可能性が高くなります。「選択肢が多すぎて選べない」という事象を避けるため、CTAを目的に応じて絞ったり、サービスの数を絞ったりすることが重要です。

6.シャルパンティエ効果

シャルパンティエ効果とは、視覚的なイメージで例えられると、ものの量や大きさ、価値などを錯覚してしまう効果のことを言います。

たとえば、1トンの鉄塊を持ち上げられるクレーンAと1トンの綿あめを持ち上げられるクレーンBでは、どちらの方が力のあるクレーンに感じられるでしょうか?

どちらも同じ性能のはずなのですが、鉄塊という重たいイメージのもので例えることで、重いものを持ち上げられる強いクレーンというイメージをより強く与えることができます。

Webマーケティングでもこの効果はよく活用されていて、「東京ドーム〇個分!」や「レモン〇個分のビタミン配合」といった文言をよく目にすると思います。視覚的なイメージが湧きやすいものに例えるのがポイントです!

7.カリギュラ効果


カリギュラ効果とは、禁止されればされるほど、逆にやってみたい衝動に駆られる心理効果のことです。

あの有名な上〇竜兵も、「押すなよ、押すなよ、押すなよ!」と言って押したい気持ちを煽っていますよね(笑)あれはネタですが、「絶対見ないでください!」と言われると、見たくなってしまうのが人間の心理というものです。

Web広告でも、「痩せたくない方は絶対見ないでください!」という訴求のダイエット商材を見かけたことがあるのではないでしょうか?商材によっては、このようなカリギュラ効果を活用したキャッチコピーで人々の衝動を煽ってみても良いかもしれません。

8.まとめ

いかがでしたか?

今回はWebマーケティングで使える心理学を7つご紹介しました。これらを知ると、身の回りには心理学が本当にたくさん溢れていることに気がつくと思います。是非Webマーケティングにも心理学を積極的に取り入れ、効果を検証してみてください!

この記事を書いた人

超シンプルに一目惚れで入社。入社2ヶ月で編集長に就任し、Infinity-Agent Labを軌道に乗せました♪(←自慢です。笑)編集長の経験から、各媒体の最新情報のキャッチアップの早さには自信があります。生粋のEXILEオタクです!

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