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【当てはまったら見直したい】獲得目的のLINE広告でやってはいけないこと5選

更新日:2023年05月29日

【当てはまったら見直したい】獲得目的のLINE広告でやってはいけないこと5選

※この記事は2023年5月29日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

LINE広告は、SNS広告の中でも国内最大のリーチ力(月間9,300万人の利用ユーザー数を誇り、他媒体ではリーチが難しいユーザー層にもアプローチ出来るプッシュ型の広告媒体です。※2022年9月末時点

一方で、LINE広告は「ターゲティングが苦手な媒体」とも言われています。ユーザーがLINEを始める時に登録する項目が、名前や誕生日、電話番号ほどと少なく、ユーザーを特定する情報が乏しいためです。

こういったLINE広告の特性を理解したうえで効果を最大限上げるために、今回は獲得向けのLINE広告の運用で「やってはいけないこと5選」をご紹介します。

この5選はLINE広告の効果を高めるために基本的な事ではありますが、「絶対に外せないポイント」になるので、ご自身のアカウントで当てはまっているものがないか、確認してみてください。

また、この「やってはいけないこと5選」の中に「クリエイティブ」は含まれていません。LINE広告で最も重要な要素である「クリエイティブ」については、この記事では書ききれないため、別の記事で紹介していきます。

見直したい項目5選

当てはまったら見直したい項目は下記です。

①配信先に「LINEネットワーク」が含まれている
②必要以上に「広告グループ」を分けすぎている
③「インプレッション損失率(予算)」が発生している
④配信中の広告グループで「オーディエンスの重複」が発生している
⑤リターゲティングが「自動入札」又は「CPM課金」で配信されている

下記で詳しく解説していきます。

①配信先に「LINEネットワーク」が含まれている

LINE広告の配信設定を行う際、配信先を「LINE」「LINEネットワーク」の中から指定することが出来ますが、「LINEネットワーク」を含めているのであれば、外した方がよいでしょう。

「LINEネットワーク」とは、一万を超える様々なアプリメディアで、代表的なものとしては電子書籍、ゲーム、ニュース・天気、カメラ、金融、健康、便利ツールなどのアプリが挙げられます。

なぜ、このアプリに広告を配信しない方が良いのか、それは「獲得率が低下するから」です。広告の配信枠が増えるのでインプレッション単価(CPM)やクリック単価(CPC)は低下し得ますが、それ以上に獲得率が低下する可能性が高いです。

というのも、「LINEネットワーク」では不特定のアプリ面に数多く配信されることになり、一つ一つのアプリ面を入札調整したり除外したりすることが出来ない為、獲得率の低い面にも多く配信がされてしまいます。

広告の配信枠が増えるほどデータ収集の時間がかかり、最適化が遅くなるだけでなく、余分な費用を使ってしまう、ということにも繋がります。

また、ディスプレイ広告もそうですが、基本的に獲得向けの広告はアプリ面での成果が低い傾向にある、というのも理由の一つです。

ユーザーはそれぞれ目的を持ってアプリを使用している訳ですから、それを邪魔する関連性の低い広告は毛嫌いされる傾向にあるのです。この内容はLINE社も認めているので、現状成果が悪く「LINEネットワーク」にも配信がされているのであれば、一度除外してみることをお薦めします。

②必要以上に「広告グループ」を分けすぎている

次に広告グループの設定を見直しましょう。LINE広告は1広告グループにつきコンバージョン(CV)が約40件以上溜まった段階で、機械学習が上手く機能するので「いかに早くCV数を40件以上溜められるか」が勝負になります。

つまり、広告グループ数を詳細に分けていればいるほど、広告グループ単位のCV貯蓄スピードが遅くなるので、最適化がかかりにくくなります。

これは「自動入札」に限った話ではありません。「手動入札」にしても、効果の良し悪しはCVが基準となってくるので、判断に十分なCVが早く溜まれば溜まるほど、早く次のPDCAに繋げられる、という事になり、改善スピードが速まるので、(適切な)データが溜まりやすいアカウント構成にするのは「運用の基本」になります。

では、どのくらいの広告グループ数が適切なのでしょうか?これはあくまで推奨値となりますが、広告グループあたり目標獲得単価(CPA)の二倍以上を日予算設定できる数が良いとされています。式で表すとこうなります。

最大広告グループ数 = 日予算 ÷(目標CPA×2)

③「インプレッション損失率(予算)」が発生している

まず「インプレッション損失率(予算)」(※以下「(予算による)IMP損失率」)とは、広告表示機会の総数のうち、予算不足が原因で広告が表示されなかった割合です。

広告グループ単位でのみ確認できますが、配信機会が少ないとデータが表示されない場合があります。

この「(予算による)IMP損失率」が発生しているという事は、本来であれば表示されるはずであった広告が「予算が足りなかったから」という理由で表示されず、獲得の機会損失に繋がっているという、非常に勿体無い状況を指しています。

当たり前ですが、CVを発生させるには大前提「広告を表示させる」必要があります。「CVが上がらない…」と悩む前に「そもそも広告が最大限表示出来ているのか」を確認しましょう。広告の表示に制限がかかっている状態では適切なデータが得られず、最適化にも繋がりにくいですからね。

では「(予算による)IMP損失率」が発生していた場合、どうすればいいのでしょうか?それには大きく二つの対策があります。

一つ目は単純に「日予算を上げる」こと、二つ目は「入札を下げる」ことです。入札については毎日入札を調整し、”ちょうど良い具合”を見つける事が大切です。

「(予算による)IMP損失率」は無くなったのに、入札を下げすぎてしまったせいで広告が表示されなくなった、というケースもあるので”ちょうど良い具合”がポイントです。「入札額を下げすぎてしまったかな…」と不安になったら「(ランクによる)IMP損失率」を確認すると良いでしょう。

「IMP損失率のチェック」と「入札の調整」は、LINE広告の運用でまず最初に行うことですね。

④配信中の広告グループで「オーディエンスの重複」が発生している

LINE広告で、広告グループを分けて複数のターゲティング(オーディエンス配信)を行っている場合、その「オーディエンスが広告グループ間で重複していないか?」を確認する必要があります。つまり、「複数の広告グループ同士で同じオーディエンス(配信対象ユーザー)を取り合っていないかどうか」を確認する、ということです。

「オーディエンスの重複」が発生したらどうなるか、というと「同じアカウントなのにオークションで競り合う」「同じ人ばかりに広告の配信がいく」「入札が適切に機能しない」など、多くのデメリットに繋がりかねません。

もし重複があった場合は、広告グループ間でお互いのオーディエンスを配信除外するか、広告グループをまとめるか、オーディエンスの内容を見直すか、など、適切な処置をして広告の改善に努めましょう。

⑤リターゲティングが「自動入札」又は「CPM課金」で配信されている

LINE広告は、目的が「獲得向け」であれば基本的に「自動入札」と「CPM課金」の組み合わせが推奨されています。広く安く配信し最大限データを集めて自動最適化に活かす、というものです。

ですが、ターゲティングの設定が「リターゲティング」の場合は逆です。

LINE広告でリターゲティングを行う際は、「手動入札」かつ「CPC課金」で設定することを推奨しています。なぜならリターゲティングはオーディエンスが定まっているため自動最適化の必要がないのと、オーディエンス量が比較的少ないためCPCが高騰する傾向にあり、手動でCPCを調整する必要があるからです。

CPCを調整する際は目標CPAを元に、広告グループごとの獲得率を加味して調整していきましょう。

例えば、目標CPA10,000円で広告グループの獲得率0.5%だった場合、CPC50円まで抑える必要があります。この数値を参考にしながら入札を調整していくと目標CPAに近づくことが出来ます。ぜひ、この考え方を参考にしてみてください。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

今回の内容は、弊社の「LINE広告運用におけるチェックリスト」の一部を抜粋した、基本的なものにはなりますが、どれも運用効果への影響度が高い内容となります。思うような効果が出ない時というのは、得てして「基本が出来ていない」ケースが多いです。

ぜひ、今回お伝えした運用状態になっていないかをチェックし、広告の改善にお役立ていただけたら嬉しいです。更に、弊社ではLINE広告のガイドブックを無料でお配りしております。

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この記事を書いた人

新卒2期生として会社とともに成長出来るフェーズにいれること、そして何よりも代表の考え方と社員の働く姿に魅了され入社を決意。得意領域は運用型広告。趣味は食べること(炭水化物、特に麺類)

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