Infinity-Agent Lab
マーケティング
中級者以上の教科書
お取り引き企業

【超入門】初心者でも分かる!GTMの権限付与方法

更新日:2023年09月01日

【超入門】初心者でも分かる!GTMの権限付与方法

※この記事は2023年9月1日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

広告の配信をする際にタグの管理を一元管理することができるツールとして、タグマネージメントツールを利用されている方も多いのではないでしょうか?

その中でも今回は、代表的なGoogleタグマネージャー(GTM)における権限付与の方法を紹介します!

1.Googleタグマネージャーとは?

Googleタグマネージャー(Google Tag Manager)とは、タグと呼ばれる、Webページを構成するHTMLファイルに記されたコード(文字)を一元管理することができるツールです。Googleが無料で提供しており、GTMの略称で呼ばれることもあります。

参照:タグマネージャー ー Googleマーケティングプラットフォーム

タグにはCVタグやリターゲティングタグといったさまざまな種類があり、かつ各媒体ごとで異なります。それら複数のタグを設置、管理するのはかなりの工数がかかります。

そこでGoogleタグマネージャーから発行した1つのタグをページに設置することで、管理画面上でタグの変更や更新など一元管理することが可能になる画期的なツールです。

タグマネージメントツールは今回紹介するGoogleタグマネージャー(GTM)以外に、Yahoo!タグマネージャー(YTM)が代表的なツールとして使用されています。弊社では、機能の豊富さと使いやすさからGoogleタグマネージャーの利用を推奨しています。

「タグって何?」「どんな機能があるの?」など、そもそもタグとは何かについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さい!

2.GTMの権限の種類

GTMのアカウント構造は下記のようにアカウントとコンテナの2つに分かれており、各単位で権限を付与することができ、かつ付与が可能な権限の種類も異なります。

アカウント

役割:企業単位で発行するIDの管理、コンテナを管理するユーザーの管理

コンテナ

役割:サイト、サービス単位で発行するIDの管理、タグやトリガーの設定
このように各構造の段階で付与できる権限は異なり、さらに権限の中でもレベルが異なります。情報漏えいや運用の不備などを防ぐためにも、それぞれの権限についてきちんと理解し、管理することが大切です。

3.GTMの権限付与方法

それでは本題のGoogleタグマネージャーの権限付与方法について説明していきます。手順は纏めると下記の5つになります。

① 該当のGTMアカウントにログイン
管理ユーザー管理をクリック
ユーザーを追加
④ メールアドレスを入力し、付与したい権限をクリック
招待するをクリックし、完了

① 該当GTMアカウントにログインします。

管理→ユーザー管理をクリック。
アカウント単位、コンテナ単位でユーザー管理が分かれているため要注意です。

ユーザーを追加をクリック。

④ メールアドレスを入力し、付与したい権限を選択。
※画像はコンテナ単位で権限付与する場合のGTM管理画面キャプチャになりますが、手順は変わりません。
招待するをクリックし完了。
招待したメールアドレス宛に権限付与の旨を知らせるメールが送られてきます。

広告代理店などにGTMの権限を依頼された場合、タグの公開作業はこちら側でしたい、という場合は「承認」権限を渡すと良いでしょう。

確認をせず任せたい場合は「公開」権限が望ましいです。

4.まとめ

いかがでしたか?

GTMの権限付与方法は至って単純です。しかし、先ほどお伝えした通り、付与する権限の種類を誤ってしまうと、様々なリスクが伴う可能性があるため十分注意が必要です。

今回の記事で紹介した各権限の内容をきちんと理解し、適切にGTMを管理しましょう。

この記事を書いた人

「挑戦できる環境」であることを理由に入社を決意。ハマると集めてしまう収集癖があります。特技は服をたたむこと!元広告運用を行っていた経験を活かしながらIAラボの編集長を務めています。

Category  / 目的のカテゴリから読みたい記事をチェック!

Return Top