
「GoogleとYahoo!、どちらにも通用するSEO対策はあるの?」
と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
SEOとは、
検索結果で自社サイトを上位表示させ、集客を高めるための施策です。
日本で広く使われている二つの検索エンジン、GoogleとYahoo!ですが、
その検索結果には微妙な違いがあります。
しかし、
Yahoo!の検索結果はGoogleのアルゴリズムを利用しているため、
基本的には同じ対策で上位表示を狙うことが可能です。
本記事では、
両者の共通点と違い、そして効果的なSEO対策について詳しく紹介します。
1. GoogleとYahoo!でもやるべきSEOは同じ?
2. GoogleとYahoo!を利用するユーザー層の違い
2-1. 主にGoogleを利用するユーザー層
2-2. 主にYahoo!を利用するユーザー層
3. GoogleとYahoo!で検索結果が異なる場合
3-1. Yahoo!独自のサービス
3-2. Googleのパーソナライズド検索
4. GoogleとYahoo!のSEOで行うべき対応策
4-1. 内部SEO
4-2. コンテンツSEO
4-3. 外部SEO
5. SEO対策における最新のGoogleの考え方
5-1. E-A-T(専門性・権威性・信頼性)
5-2. YMYL(Your Money or Your Life)
6. まとめ
1. GoogleとYahoo!でもやるべきSEOは同じ?
■ SEO対策の基本は共通
結論から言いますと、
GoogleとYahoo!のSEOはほぼ同じです。
Yahoo!の検索結果を決めるアルゴリズムは、
Googleのアルゴリズムを活用しています。
そのため、
基本的に同じキーワードで検索した場合、GoogleとYahoo!では同じ順位で表示されます。
とはいえ、Yahoo!には、
Yahoo!ニュースやYahoo!ショッピング、Yahoo!オークションなど、
独自のサービスが多数存在します。
そのため、
アルゴリズムは同じでも検索結果に表示される要素はキーワードによって異なることがあり、
これがGoogleとYahoo!の主な違いと言えます。
■ GoogleとYahoo!の検索エンジン統合の経緯
以前は、
GoogleとYahoo!はそれぞれ別の検索アルゴリズムを使用していました。
しかし、
Yahoo!はGoogleに比べて、
ウェブ上の情報を収集するクローラーを独自運用するためにコストが大きくかかっていました。
そのため、
2010年12月にYahoo!はGoogleと提携し、
Googleの検索エンジンを採用することになりました。
これにより、
GoogleとYahoo!の検索アルゴリズムはほぼ同じとなり、
Googleを基準にSEO対策を行うことで、自然とYahoo!でも上位表示が可能となっています。
つまり、
「Yahoo!とGoogleの検索エンジンは同じ」
と認識して基本的なSEO対策を進めて問題ありません。
2. GoogleとYahoo!を利用するユーザー層の違い
GoogleとYahoo!は、
SEOという観点では違いはさほどありませんが、
そもそも利用するユーザー層には違いが存在します。
GoogleとYahoo!の一般的な利用ユーザー層の違いについて紹介していきます。
2-1. 主にGoogleを利用するユーザー層
一般的にGoogleを利用するユーザー層は、
インターネットを積極的に活用している傾向にあります。
必要な情報を自ら検索して収集することに長けているため、
検索エンジンを適宜活用していることも想定されます。
また、
GmailやGoogleドライブなどのGoogle関連サービスとの親和性も高いため、
比較的ビジネスユーザーやITリテラシーの高い層が活用する傾向にあり、
男性利用者が多いともいわれています。
2-2. 主にYahoo!を利用するユーザー層
一方で、
Yahoo!を利用するユーザー層は、
一般的に目的に応じてインターネットを活用する傾向にあります。
Yahoo!ショッピングやYahoo!オークションなどをはじめ、楽天などとも親和性が高いため、
女性ユーザーが適宜活用しているともいわれています。
また、
Yahoo!はPCが浸透し始めた当初から、
インターネットを活用するデフォルトの検索エンジンとして設定されていた背景もあり、
中高年からシニア層のユーザーに広く親しまれている傾向にもあります。
3. GoogleとYahoo!で検索結果が異なる場合
先ほどもふれたように、
GoogleとYahoo!の検索結果は基本的に同じです。
しかし、
実際に同じキーワードで検索してみると、
GoogleとYahoo!でも異なる結果が表示されるケースも起こり得ます。
このような違いが生じる背景には、
Yahoo!独自のサービスとGoogleのパーソナライズド検索という仕組みが影響しています。
それぞれについて紹介していきます。
3-1. Yahoo!独自のサービス
Yahoo!には、
Yahoo! JAPANに関連して様々な独自のサービスが存在します。
代表的なところでは、
「Yahoo!ニュース」「Yahoo!ショッピング」「Yahoo!オークション」
「Yahoo!知恵袋」「Yahoo!天気」
などが挙げられます。
Yahoo! serp(検索結果ページ)には、
ユーザーが検索したキーワードに応じて、
上記のような関連するサービスが検索結果画面に表示されます。
例えば、
「レディース コート」などと検索すると、
リスティング広告枠やSEO枠とは別にYahoo!ショッピングの枠が表示されます。
このような枠はGoogleの検索結果には表示されません。
そのため、
GoogleとYahoo!では検索キーワードによって
異なる結果が表示されるようになります。
3-2. Googleのパーソナライズド検索
Googleのパーソナライズド検索とは、
検索したキーワードをもとにユーザーのニーズを読み取り、
そのユーザーにとって効果的な情報を提供するGoogleの仕組みのことです。
このパーソナライズド検索には、
Googleのユニバーサル検索の仕組みが活用されています。
ユニバーサル検索とは、
ユーザーのニーズに応じて検索結果に表示する項目を
「画像」「動画」「地図」「ショッピング」
などのカテゴリに分け表示する仕組みのことを指します。
このようなユニバーサル検索を活用したパーソナライズド検索は、
基本的にユーザーの検索履歴や現在位置などをふまえて表示されます。
このようなパーソナライズ検索はYahoo!には無いため、
この点もGoogleとYahoo!の違いとも言えるでしょう。
4. GoogleとYahoo!のSEOで行うべき対応策
次に、
GoogleとYahoo!のSEOで行うべき対応策について紹介していきます。
基本的にGoogleとYahoo!の検索の仕組みは同じなため、
Googleを基準にSEOを行っていくと効果的です。
主に以下の3つの要素を押さえておくことが重要です。
- 内部SEO
- コンテンツSEO
- 外部SEO
4-1. 内部SEO
内部SEOとは、
自社のホームページの構造や設計を見直し、
検索エンジンがコンテンツを正しく理解し評価できるように最適化する手法です。
Googleは、
主に対象ページの内容をソースコードから判断しています。
そのため、
このソースコードが適切に最適化されていなければ、
いくら魅力的なデザインや有益な情報を掲載しても、
Googleに正しく伝わらず上位表示につながりません。
中でも表示スピードは重要で、
表示までに時間がかかるようであればユーザーのみならず
Googleも途中で離脱してしまうため注意が必要です。
4-2. コンテンツSEO
コンテンツSEOは、
ユーザーニーズをふまえ興味関心の高いコンテンツを掲載することで、
上位表示化に繋げる手法となります。
Googleも、
ユーザーにとって効果的なページを検索結果の上位に表示させる動きがあります。
ユーザーの検索意図やニーズを把握し、
興味を惹く良質なコンテンツを作成していくことが重要です。
良質なコンテンツが増えれば、
自然と関連する様々なキーワードで上位化され、集客増加に繋がります。
4-3. 外部SEO
外部SEOとは、
他サイトからの被リンク(外部リンク)を集める手法となります。
一般的に多くのサイトからリンクされているページは、
掲載されているコンテンツの質などから価値が高いと判断される傾向にあります。
ただし、
対象サイトと関連性が低いサイトからのリンクや、不自然なリンクが多いと、
意図的なリンク施策としてかえってマイナスに影響される可能性もあります。
外部SEOは自社で直接コントロールできるものではありませんが、
内部SEOやコンテンツSEOを強化することで、
自然と良質な被リンクが集まり、結果的に外部SEOが高まるものとなります。
5. SEO対策における最新のGoogleの考え方
SEOを行うにあたって、
Googleの考え方を押さえておくことが重要です。
Googleはユーザビリティの向上を目指し、
定期的に検索アルゴリズムのアップデートを行っていますが、
その詳細は基本的に公開されていません(ブラックボックスです)。
ただし、
「ウェブマスター向けガイドライン(現:Google検索の基本事項)」
「Google 品質評価ガイドライン」
を通じて、ある程度の傾向を把握することが可能です。
なかでも、
近年特に重視されているのが以下の2つの要素です。
5-1. E-A-T(専門性・権威性・信頼性)
E-A-Tとは、
Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の
の頭文字を取った、Googleが重要視している評価指標です。
ユーザーは、
検索を通じて悩みや不安、要望などのニーズを解決できる情報を求めています。
そのため、
提供するコンテンツには、一定の専門性や権威性、信頼性が求められます。
漠然とした情報や信頼性に欠ける内容は、
かえってユーザーを混乱させる原因にもなりかねません。
可能であれば、
根拠となるデータや文献、参照元を明記することで、信頼性を高める効果が期待できます。
5-2. YMYL(Your Money or Your Life)
YMYLとは、
Your Money or Your Life の略で、
人々の「お金」や「生活」に関わるような重要なトピックに対して、
特に正確性・信頼性・専門性が求められるという考え方です。
具体的には、以下のような分野が挙げられます。
- 金融・経済関連
- 医療・健康関連
- 法律関係
- 市民の権利・義務
- 政治関連
これらの情報は、
ユーザーの将来の幸福や安全に大きな影響を与える可能性があるため、
不正確な情報や誇張された内容、誤情報は厳禁です。
YMYLに該当するテーマでコンテンツを作成する際は、
特に情報の信頼性と根拠をしっかり担保することが重要です。
6. まとめ
GoogleとYahoo!のSEOは、
基本的にGoogleの検索アルゴリズムを活用しているため、同じ対策で対応できます。
ただし、
Yahoo!独自のサービスや、Googleのパーソナライズド検索といった仕組みによって、
検索結果には一部違いが生じることもあります。
そのため、
Yahoo!のSEOを行う際もGoogleの基準をベースにしつつ、
目的やターゲットに応じて検索結果の表示傾向を意識した施策を行うことが重要です。
本記事の内容を参考に、
両検索エンジンの違いを正しく理解し、効果的なSEO対策を進めていきましょう。