アカウント無料診断
Infinity-Agent Lab
マーケティング
中級者以上の教科書

ユーザーを育成するDSP?KANADE DSPの特徴をまとめてみた

2019年03月30日

ユーザーを育成するDSP?KANADE DSPの特徴をまとめてみた

インターネット広告に関わる方であれば、「レコメンド広告」「Criteo」「データフィード広告」といったキーワードは既にご存知だと思います。

商品情報や求人情報を扱う企業にとっては、Criteoの配信は必須となっています。リスティング広告と同等、もしくはそれ以上の効果が出ているケースもありますよね。

ただ、Criteoに限っては最低出稿金額が高かったり(65万円/月)、審査条件が厳しかったり(4万UU/月以上)するので、導入を断念した事がある方も少なくないはずです。

しかし!レコメンド広告自体を諦めるのはまだ早いです。
Criteoに匹敵する効果を発揮し、Criteoとの相乗効果も見込めるKANADE DSPを知っていますか?

今回はKANADE DSPの特徴についてお伝えします。

1.KANADE DSPの特徴

KANADE DSPとは、動的リターゲティング広告(レコメンド広告)を行うDSPの1つで、京セラコミュニケーションズが提供しています。

KANADEの主な特徴は、以下の4つになります。

・独自のレコメンド技術を持ち、多彩な情報をユーザーに届ける配信ロジック
・自動最適化+マニュアル最適化での運用
・Criteoとは被らない?独自の配信面
・高いCVRでCPAを最適化
・リターゲティングだけではない新規ユーザー向けの広告

一つずつ解説していきます。

1-1.独自のアルゴリズム手法=複雑ネットワーク理論

通常の動的リターゲティング広告の配信のロジックは「サイト訪問の履歴から直近で閲覧した商品の情報をバナー内に表示し配信する」というものです。

アパレルECサイトで例えてみましょう。

Aさんは無地のTシャツを探しているとして、「無地Tシャツ」の情報をサイト内で見ていました。
しかし、その場では購入に至らずサイトを離脱しました。
この場合、通常のレコメンド広告では、「無地のTシャツ」の他に「ボーダーのTシャツ」や「水玉柄のTシャツ」等の関連商品情報をバナー内に表示し、詳細ページへの再訪を促します。

しかし、KANADE DSPは「無地のTシャツ」を選んでいる方に、Tシャツではなく、Tシャツをよく探している人が、一緒に購入することが多い商品(例えば「パンプス」や「バッグ」、「ハット」)等をも、バナー内に表示してAさんにレコメンドすることができるのです。

様々なサイト内の商品を独自の解析アルゴリズムで、趣向性の共通点などから商品を表示します。
一つの商品を何度も提案されるより、その服に合うアイテムを紹介してくれるショップ店員の方が、なんだか買う気になってしまいそうですよね。

・一般的なレコメンド広告
→人気アイテムばかりが表示され、人気のないアイテムは趣向性が考慮されず表示されない。

・KANADE DSP
→ユーザーの趣向性に基づいて、人気アイテムから下位アイテムまで網羅的に表示される。
全アイテムの80%~98%をカバーすることも。

下記が複雑ネットワーク理論のイメージ図です。

(参考:KANADE DSP媒体資料)

1-2.自動最適化+マニュアル最適化 運用

動的リターゲティング広告(レコメンド広告)と言えば、Criteoのイメージから「ほぼ自動運用だから運用要素はない」と考えている方が多いのではないでしょうか。

実際、Criteoを運用する方は、リスティングの運用の経験者が多く「これだけ調整の余地がないのか」と、もどかしい思いをされている方も多くいらっしゃると思います。

しかし、KANADE DSPは自動入札と手動調整の双方を使った運用で、細部までチューニングをすることが可能です。

例えば、配信回数(フリークエンシー)、サイト離脱後の経過時間(リーセンシー)を解析し、コンバージョンが発生するゾーンへの入札を強化したり、商品毎のカテゴリ、アクセスしたページ別入札調整を実施することで、無駄なインプレッションを減らし効率良くコンバージョンを獲得することができます。

機械学習による自動最適化は基本的に、過去、現在の配信実績を元に効果を発揮します。
しかし、業種、業態によって繁忙期が異なるなど、様々な外的要因が広告の成果に関係することは少なくありません。

その場合に手動で配信をしっかりコントロール出来るかが重要です。
自動最適化と手動での調整を組み合わせることで、パフォーマンスを最大化することが可能なのです。

1-3.Criteoとは被らない?独自の配信面

KANADE DSPが接続するSSP(Supply Side Platform)は、下記となります。


(参考:KANADE DSP媒体資料)

筆者はSSPに関して勉強不足なので、この顔ぶれがどれだけ豪華なのか、何となくしか分かりません…
そこで外部サイトを見てみると、17種類のSSPが紹介されています。

参考:国内SSP一覧|WEB広告ナビ

このうちの7社のサービスがKANADEと接続しており、その他にもYahoo、i-mobile、D2Cなど有名どころのアドネットワークとも連携しているため、結論、「豊富な接続面」と言えるでしょう。

また、配信先のサイトで分類すると、Yahoo!JAPANの面に強いCriteo、GDN面に強いKANADE DSPという分布になります。

配信面の若干の被りはあるものの、配信アルゴリズムがその他の動的リターゲティング広告と異なるため、CriteoとKANADEの併用配信でカバー率を上げることができます。

1-4.高いCVRでCPAを最適化

KANADE DSPの課金形態はCPM課金です。
一方でCriteoはCPC課金と入札戦略が異なります。

Criteoの入札戦略は、低いCPCを目指して様々な媒体に掲載し、クリック、コンバージョンが起こる可能性を最大化する手法を採っています。
例えるならば、マシンガンのように広告を乱射する配信です。

対してKANADE DSPは高CVRのターゲットを定め、高めのCPCかつ少ない弾数(クリック)で狙い撃ちをする、いわばスナイパー型の配信です。

最適化が進むほどにCVRが上がることで、CPAもCriteoと同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスを出すことが可能です。

1-5.リターゲティングだけではない新規ユーザー向けの広告

動的リターゲティング広告と言えば、サイト訪問ユーザーに対して再訪を促す広告が一般的ですが、KANADE DSPはリターゲティングの他にもオーディエンス拡張による新規ユーザー向けメニューがあることが特徴です。

リターゲティング広告はコンバージョン獲得に最も近いターゲティングであり予算を多く投下しがちですが、サイト訪問ユーザー数に依存した配信であるため、他の広告施策によって尻すぼみとなる恐れもあります。
リターゲティングと、新規ユーザー向けのターゲティングを組み合わせることが大切です。

1-6,リターゲティングだけではない新規向けのレコメンド広告

動的リターゲティング広告(レコメンド広告)と言えば、来訪ユーザーに対して再訪を促す広告が一般的ですが、KANADE DSPはリターゲティングの他に新規向けメニューがあることが特徴的です。

リターゲティング広告は効果が高いので、予算を多く投下しがちですが来訪ユーザーのみに配信するので、いずれ尻すぼみとなってしまいます。
リターゲティングと、新規向けのターゲティングを組み合わせることがとても大切です。

また、通常バナーの約2倍以上のクリック率を誇る、動的リターゲティング広告(レコメンド広告)を活用すれば、効率的にユーザーを呼び寄せることができます。
具体的なメニューについては下記ページにて紹介します。

2.KANADE DSPの3つのメニュー


KANADE DSPには主に3つのターゲティング方法があります。
どのような特徴があるのかを見ていきましょう。

2-1.プロファイルターゲティング

セグメントを切ることでターゲット層への認知を促すことができます。
大きく分けてデモグラフィックセグメント、インタレストの2つのセグメントでターゲティングが可能です。

デモグラフィック
…性別、年齢、居住地域、収入、職業、学歴etc.
インタレスト
…スポーツ、ファッション、語学、旅行、ファイナンスetc.

その他にも、豊富なオーディエンスデータ(Intimate MergerやPredixと接続)を保有し、10~20代の女性を中心とした会員データや、中高年会員が多い男性系メディアでの会員データも活用することが出来ます。

2-2.オーディエンス拡張

インターネット上の行動がサイトの既存顧客と近しい未訪問ユーザーに広告を配信しサイトへの誘導が可能となります。

2-3.パーソナライズリターゲティング

サイト訪問ユーザーを対象にリターゲティング配信を行います。

「アイテムレコメンド(=洋服を選択した人に同種のシャツをオススメ)」と「パーソナライズレコメンド(洋服を選択した人に洋服に合うファッション小物をオススメ)」の2種類のレコメンドエンジンで興味関心を持続させられるのが特徴です。

3.最後に

KANEDE DSPのメリットをまとめると、以下の3点です。

✓コンバージョン促進から新規顧客の誘導・育成まで可能
✓優良顧客と類似する新規ユーザーを対象とした「ロイヤルティターゲティング拡張」
✓掲載面はCriteoと多少重複するものの、DoubleClickを中心にGDN独占枠を保有

ご自身で担当しているアカウントでもぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。

導入を検討される際には、インフィニティエージェントまでお気軽にご相談ください!

Category  / 目的のカテゴリから読みたい記事をチェック!

Return Top