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【3分でわかる】アドベリフィケーションツールの概要や選択基準などを解説

更新日:2024年03月18日

【3分でわかる】アドベリフィケーションツールの概要や選択基準などを解説

アドベリフィケーションツールは、掲載されたWeb広告に問題がないか確認するためのツールです。

近年、Web広告の活用が広がる一方で、悪質なサイトによるブランドの毀損などが問題となっています。

被害を収めるためにも、アドベリフィケーションツールについて理解を深めておきましょう。

この記事では、アドベリフィケーションツールの概要や選択する基準について解説していきます。

代表的なベンダーについても紹介するので、どのようなツールがあるのか知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

1.アドベリフィケーションツールとは

アドベリフィケーションは、広告を意味する「ad」と検証の「verification」を合わせた造語になっています。

アドベリフィケーションツールは、出稿された広告について検証するためのツールです。

適切なサイトに掲載が実施されているか確認でき、悪用による不正な請求や詐欺などをチェックできます。

昨今、マーケティング手法としてWeb広告が定着してきていますが、なかには企業やブランドイメージを損ねる危険なサイトも存在します。

さまざまなサイトに広告を出稿する以上、人力で全てを確認することは難しいため、アドベリフィケーションツールを活用して問題がないかチェックすることが効率的です。

不要な広告を確認し、除外することで、透明性の担保や費用対効果の改善にも役立ちます。

2.アドベリフィケーションの3指標

アドベリフィケーションでは、以下3つの指標をもとに広告の検証を行います。

・ブランドセーフティ
・アドフラウド
・ビューアビリティ

それぞれの指標について解説していくので、内容を確認していきましょう。

2−1.ブランドセーフティ

ブランドセーフティは、ブランドが安全に保たれているのかを確認する指標です。

関連性のないページや社会的信用を損なうようなサイトに広告が表示されていると、企業イメージに傷がついてしまいます。

したがって、配信された広告のなかで、適切でない場所に表示されているものがないかチェックすることが大切です。

ツールでは、事前に作成されたリストを参考にしながら、当てはまるサイトを除外できます。

2−2.アドフラウド

アドフラウドは、人ではなくbotなどを活用して広告のインプレッション数を水増しすることです。

インプレッション数を増やすことで、広告による報酬を不当に得られます。

広告主からすると、不正な広告閲覧で費用が嵩んでしまうため、本来のターゲットに訴求がしづらくなってしまいます。

アドベリフィケーションツールでは、配信された広告が人によって適切に閲覧されているのか検証が可能です。

2−3.ビューアビリティ

ビューアビリティは、広告が閲覧可能な状態になっていたのかを表す指標です。

掲載されている広告は、ユーザーがその場所までスクロールすることで初めて一つの視聴として見なされます。

ページをすぐに閉じたり、途中で離脱したりした場合はカウントされません。

なかには、適切に表示されていないのにも関わらず費用が発生していることもあるため、ツールによって検証を実施する必要があります。

3.アドベリフィケーションツールを選ぶ基準

アドベリフィケーションを選ぶ基準は以下の3つです。

・費用
・機能
・サポート

どのように選択すれば良いのか把握しておきましょう。

3−1.費用

アドベリフィケーションツールを導入する場合、一定の費用がかかります。

必要な予算は搭載されている機能などによっても変わるため、どういったツールを求めているのか事前にまとめておきましょう。

たとえ充実したツールを導入したとしても、使わなければ費用が無駄になってしまうため注意が必要です。

3−2.機能

アドベリフィケーションツールでは、適切な広告配信をチェックするための機能が複数備わっています。

しかし、出稿する際、動画広告やアプリに配信する広告など利用するカテゴリはさまざまです。

ツールを選ぶ際は、自社で配信する媒体や広告に対応しているのかチェックしておきましょう。

配信する目的から逆算して必要な機能を検討することがポイントです。

3−3.サポート

アドベリフィケーションツールでは、広告主のためにサポートも提供しています。

導入前後でトラブルが発生することが考えられるため、提供しているサポート内容や口コミをチェックしておくことがおすすめです。

海外のベンダーもなかにはあるため、日本語での対応が欲しい方は国内のツールを利用してみましょう。

4.アドベリフィケーションツールの導入ステップ

アドベリフィケーションツールを導入する際は、まず配信状況の確認から始めましょう。

配信している広告の内容や、掲載されているサイトを洗い出しておきます。

現状について把握したら、どのようなアドベリフィケーションツールを利用するのか決定していきます。

利用できる機能や対応している媒体などを確認し、適切なツールを選んでください。

検証後は、引き続きアドベリフィケーションの施策を行い、安全な広告配信を目指すことが大切です。

5.代表的なアドベリフィケーションツールベンダー

代表的なアドベリフィケーションツールベンダーは、以下の5つが挙げられます。

・Spider Labs
・IAS
・DoubleVerify Japan
・Momentum
・日本オラクル

それぞれどのようなツールなのか解説していきます。

5−1.Spider Labs

Spider Labsは、日本のサイバーセキュリティ企業で、2011年に設立されました。

アドフラウドの対策が主なサービスで、Spider AFというツールを開発・提供しています。

大手企業でも導入されており、国内のツールとして高い評価を獲得しています。

Google広告など、さまざまな媒体の無効クリックを検知し対策を行ってくれるため、キャンペーン保護を強化したい方におすすめです。

5−2.IAS

IASは、2009年に設立された米国の企業で、世界19箇所に拠点を置いています。

3つの指標であるブランドセーフティ、アドフラウド、ビューアビリティの検証が可能で、GDNやYDAにも対応していることが特徴です。

また、デジタルメディアの最新トレンドを把握し、意思決定をサポートするサービスも提供しています。

5−3.DoubleVerify Japan

DoubleVerify Japanは、米国企業DoubleVerifyの日本法人で、オンラインにおけるブランド価値の保護やアドフラウド対策などを提供しています。

DoubleVerifyは、業界初のアドベリフィケーションソリューションサービスプロバイダーとして、2008年に設立された企業です。

デジタルメディアの品質を10年以上保護してきた実績があるため、信頼できるサービスを求めている方におすすめです。

5−4.Momentum

Momentumは、2014年に設立された企業で、国内アドベリフィケーションツールベンダーとして有名な1社です。

「日本のマーケットにフィットしたサービスの提供」を掲げており、国内のプラットフォームと連携しています。

導入から利用にいたるまで、手厚いサポートが用意されているので、不明点が多い方でも安心して利用できます。

日本語でテクニカルサポートを受けられるため、専門的なことでも不安を軽減しやすいでしょう。

5−5.日本オラクル

日本オラクルは、米国のオラクルコーポレーションによって、1985年に設立された日本法人です。

ブランドセーフティ、アドフラウド、ビューアビリティに対応しており、リアルタイムベースでユーザーアクションを検証します。

ユーザーについて情報分析を行うことにより、適切なサイトへの配信拡大なども実施してくれる点が特徴です。

6.アドベリフィケーションツールの注意点

アドベリフィケーションツールは、広告配信の状況について検証してくれる便利なツールですが、アドベリフィケーション施策を行った後は引き続き動向の確認が必要です。

また、前述したように、提供されている機能やサポートなどをチェックし、費用が妥当なのか判断しましょう。

専門的なアドバイスを求めている場合は、国内市場への深い理解や日本語のサポートがあるベンダーがおすすめです。

7.まとめ

いかがでしたか?

アドベリフィケーションツールは、現在配信している広告が適切な状態になっているのか確認できるツールです。

ブランドセーフティ、アドフラウド、ビューアビリティの3つの指標をもとにしており、ブランドの保護や費用対効果改善に貢献してくれます。

導入を検討している方は、現在配信している広告や媒体を確認し、目的にマッチするツールを選択しましょう。

この記事を書いた人

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