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【徹底解明】不正クリックの要因と対策

更新日:2022年09月13日

【徹底解明】不正クリックの要因と対策

※この記事は2022年9月13日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

検索広告の最大の目的はコンバージョンを獲得することです。

コンバージョンを獲得するためにまずはユーザーに広告をクリックしてもらう必要があるため、必然的にクリックされやすい検索結果の上位に広告を表示させる必要があります。

その際、注意すべきなのが広告の不正クリックです。

今回は、上位掲載と不正クリックの関連性から具体的な対策まで紹介していきます。

1.広告の上位掲載で注意が必要な不正クリックとは?

広告配信における不正クリックとは、ユーザーが意図せずに誤って広告をクリックした場合や業者等によるサービスの利用を目的としないクリックを繰り返した場合に発生するクリックのことを指します。

特に後者のケースでは、Botやツールを活用した大量にクリックを発生させるなど、その手法は多岐にわたります。

上位掲載を行うと必然的にこの様な形で、誤ったクリックや悪質な業者の目にさらされる機会も増えるため、あらかじめ対策を行う必要があります。

2.不正クリックの対策方法

現状、不正クリックをゼロにする策はありませんが、数を減らすことや未然に防ぐことは可能です。

ここからは不正クリックの対策の具体的な事例を3つ紹介します。

2-1.媒体申請フォームの活用

媒体のシステム(Google/Yahoo!)に自動的に判別された不正クリックに関しては、管理画面上で無効なクリック無効なアクティビティとして確認することができます。

また、Googleアドワーズに関しては、クリック数が不自然なペースで増加した場合や不正だと思われるクリックが確認された場合には、申請を行うことでクリック調査を依頼することができます。

クリック調査によって不正クリックかどうかの判別や操作元を調べることができるため、その後の除外設定を行うことができます。

Google申請フォーム

2-2.Googleアナリティクスを活用したIPアドレスの確認/除外

媒体への申請の他に、Googleアナリティクスの設定を変更することで、流入したIPアドレスを取得して表示させることができます。

事前にタグを設置する必要がありますが、不正なトラフィックであると判断したIPアドレスについては広告媒体上で除外の設定を行うことができます。

2-3.Googleアナリティクスのリマーケティングによるリスト除外

管理画面上の設定の他に、リマーケティングリストを活用した対策事例を紹介します。

手順としてはGoogleアドワーズとGoogleアナリティクスを連携させることで、具体的な事例としては、PV数で絞り込みを行い、5回以上訪問したユーザー等のリストを作成することで、必要以上にクリックを行うユーザーを除外することができます。

3.まとめ

いかがでしたか?

広告の上位掲載に伴う不正クリックの発生と対策を紹介しました。

検索広告で効果を上げるためには、クリックされやすい上位掲載を狙う必要がありますが、同時に無駄なコストが発生してしまう可能性もはらんでいます。

発生した際の対処法と事前の対策を行い、費用対効果を上げるための最良の方法を見つけていきましょう。

この記事を書いた人

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