月間9,200万人(※2022年9月時点)が利用しているコミュニケーションツールLINE。
使用したことがない方の方が少ないのでは?と思うほど普及していますが、そこで目にする広告を実際に出稿してみたい!とお考えのマーケティング担当者の方も多いのではないでしょうか。
そんな身近なLINEへの広告出稿方法を、初心者でも分かりやすく5STEPでご紹介致します。
1.今大注目!まずはLINE広告を始めてみよう
みなさますでにご存知かと思いますが、LINEとはメッセンジャー機能をメインとするSNSの一種です。LINE広告について調べるうえで、特に注目していただきたいのは月間アクティブユーザー数(MAU)の圧倒的な多さです。
例えば、国内の主要SNSの月間アクティブユーザー数は、現在利用者が急増しているInstagramでは3,300万人、Twitterでは4,500万人と言われていますが、LINEでは9,200万人を超えていると言われています。(2022年9月時点)
これは人口の7割に匹敵しており、他媒体ではリーチできないユーザーに広告を配信することができるのです。
このように国内の主要SNSの中でも圧倒的に多くのユーザーにアプローチできるため、獲得が見込めるというのは説明するまでもないかと思います。
また実装可能なターゲティングなども充実しており、アップデートの更新頻度も多いため、これからさらに獲得が見込めそうです。
2.【初心者でも5STEPでできる!】出稿方法
LINE広告出稿までのSTEPは非常に分かりやすく、初心者の方でも問題なく行っていただけます。早速PCを手元に置いて設定をしていきましょう!※2020年9月現在LINEビジネスIDの登録等はPCからのみとなっています!
2-1. LINEビジネスIDの発行
まずはじめに、LINEのビジネス向けの各サービスを利用するために必要なLINEビジネスIDを発行します。今後こちらで発行するID・パスワードを使用してログインしますので、作成後忘れず控えておきましょう。
①LINE公式ポータルサイトにてオンライン申し込みをクリックします。
②メールアドレスで登録をクリックし、任意のメールアドレスを入力。
登録用のURLが登録したアドレス宛に届くので確認してください。利用規約をご確認の上、次に進むと管理画面にログインできます!
※LINEアカウントでも登録できますが、こちらは個人のLINEアカウントと紐付けることになります。ほとんどの方は会社で使用されているメールアドレスで登録を行うことになるかと思います。
2-2. 広告アカウントの作成
※既にLINEビジネスIDをお持ちの方はこちらから!
ビジネスIDを作成したら、次は広告出稿に必要な広告アカウントを作成しましょう。
パートナーや代理店様の場合は、広告主様のLINE公式アカウントが必要となりますので、広告主様に確認しましょう。原則的に商材毎・広告主様毎に広告アカウントを作成します。
③ログイン後、広告アカウントから+新しい広告アカウントを作成をクリックします。
④請求先情報や広告主情報を登録しましょう。
広告正式名と広告ウェブサイトのURLの遷移先のサービス名の名称が、一字一句一致していないと審査が通りませんのでご注意下さい。
⑤商材情報と基本情報を入力します。
商材の正式名称の入力の他、LINE公式アカウントの入力が必須となります。もしまだお持ちでない場合は、こちらの広告アカウント作成と同時に作成しましょう。
LINE公式アカウントの詳細については【LINE広告】LINE公式アカウントの作成手順を解説!をご覧ください!
2-3. クレジットカード情報の登録
⑥作成した広告アカウントをクリックし、広告マネージャーに移動します。
左上の≡から設定内の請求と支払いをクリックします。(※権限が管理者でないとこの項目が表示されません)
⑦請求先一覧でクレジットカード情報を登録したい請求先名をクリック(または新規作成)します。
⑧クレジットカード情報を登録します。
登録可能なブランド
VISA、Mastercard、アメリカン・エクスプレス、JCB、ダイナースクラブ
※日本国内発行のクレジットカードのみ
2-4. メディア(クリエイティブ)の登録・タグの設置
⑥メディア(クリエイティブ)の登録をします。
広告マネージャー左上の≡から共有ライブラリ内のメディアに入り、アップロードしましょう。その際、LINE広告のガイドラインに沿っているか確認しましょう。
参考:【LINE広告】広告&クリエイティブ審査の基本ルール - LINE for Business
参考:【公式】LINE広告の効果を高めるクリエイティブのコツ - LINE for Business
タグの設置
広告の効果測定に必要なタグを設置しましょう。LINE タグは下記の通り3種類あります。
ベースコード:全ページに設置する。広告アカウント毎に必要
コンバージョンコード:コンバージョンを計測するベージに設置
カスタムイベントコード:広告主が効果測定をしたいポイントに設置
LINE タグの詳細に関しては【LINEタグ】でLINE広告の効果を正確に把握しよう!をご覧ください!
2-5. 広告配信設定
⑩キャンペーンを設定します。
広告マネージャーから、キャンペーン内の+キャンペーンを作成を選択
⑪キャンペーンの目的を選択します。
⑫広告ブループを作成
続いて項目に沿って広告グループを作成します。ここでターゲット、配信フォーマット、予算などを設定します。右上の推定オーディエンスを見ながら、狭くなりすぎないよう注意しましょう。
※LINE広告のターゲティングのコツについては今アツい!【LINE広告のターゲティング】徹底解説をご覧ください!
⑬広告を設定します。
2-4でアップロードをしておいたメディア(クリエイティブ)と、キャンペーン/広告グループを紐付けます。
3.まとめ
ここまで設定すれば、あとはLINE広告側の審査を待ち、完了後広告配信が開始されます。
広告アカウントの作成から全ての審査完了までに10営業日ほどかかるため、余裕を持ってアカウント作成を進めましょう。一度ぜひ本記事を参考にLINE広告の設定をしてみてください!