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【6・7月】Yahoo! 広告アップデート情報まとめ

今回はYahoo!広告の6月・7月のアップデート情報を紹介していきます。
追加機能などもあるため、是非チェックして今後の運用に活かしてください!

1.2022年6月アップデート情報

1-1. 【検索広告】広告の品質と品質インデックスの要素追加について

 2022年5月31日より、Yahoo!検索広告に品質関連の新しい要素「LPの利便性」が品質インデックス(広告の品質を評価する指標)に追加されました。
これにより、「LPの利便性」と「広告の関連性」について評価を確認することができます。
評価の表し方として、「平均より上」・「平均値」・「平均より下」の3つのパターンで表示されます。

1-2. 【Yahoo!広告】広告管理ツール改善内容のご紹介

 Yahoo!広告の管理ツールでは、日々お客様のご要望に合わせてツールの操作改善を行っています。今回は2022年4月に実施された改善内容を紹介します!


性別およびデバイスターゲティングの設定一覧で、パフォーマンスデータを「帯グラフ」で選択できるようになりました。
また、ダッシュボードでの「性別ごとのグラフ」と「デバイスごとのグラフ」で同じように帯グラフが選択できます。

 

次に、広告グループの作成・編集画面で以下のターゲティングにおいて入札価格調整率の設定ができるようになりました。

・デバイス
・地域
・オーディエンスリスト
・プレイスメント
・サーチキーワード
・コンテンツキーワード

また、広告・広告グループ・キャンペーンの一覧画面においてラベルフィルターの絞り込みの条件に「いずれも含まれない」が追加されました

カルーセル広告も改善され、編集画面でカルーセルカードを追加する際に複数の画像を一度にアップロードできるようになり効率が良くなりました。

最後に、広告管理ツールにアクセスした際に最初に表示されるホームを設定することが可能になりました。サイドメニューから「ダッシュボード」と「キャンペーン」に追加されています。

また、配信設定のオンオフをキーボードの「↑」「↓」のカーソルキーと「Enter」キーで操作できるようにもなりました。

1-3. 【ディスプレイ広告(運用型)】SkadNetworkによるビュースルーコンバージョン計測への対応など機能改善について

 2022年6月末より、SKAdNetworkによるビュースルーコンバージョン計測に対応可能になり、広告の表示(インプレッション)を起因とした、iOSアプリのインストールが計測可能になりました。
測定可能なツールは以下になります。

・Branch Universal Ads(Branch Metrics)
・Kochava(Kochava)

※SKAdNetwork:アップルが提供するプライバシーに配慮したトラッキングツール

1-4.【ディスプレイ広告(運用型)】キャンペーンエディター機能改善のお知らせ

 Yahoo!広告 ディスプレイ広告版(運用型)キャンペーンエディターの機能改善を2022年6月8日より実施されました。

また、クイック検索および詳細検索の表示形式と機能が改善され内容は以下の通りになります。

クイック検索:ボタンエリアに未送信のデータのみを絞り込めるボタンを追加
詳細検索:表示形式では虫眼鏡のアイコンから起動するようになったことと絞込条件のボタンをアイコンのみに変更され、検索条件を保存するボタンとが追加されました。

機能としては、フィルター条件に「エラー」と「全ての審査否認」が追加され、「元に戻す」「やり直し」ボタンがアイコンのみに変更されました。

最後に、広告グループの作成やターゲティングを追加する際のキャンペーン/広告グループ選択画面が変更され、アカウントツリーで選択されているキャンペーンまたは広告グループのみを表示されるように設定されています。

2.2022年7月アップデート情報

2-1.旧形式の自動入札タイプの自動移行について(検索広告)

キャンペーンの入札方法にて、旧形式の自動入札タイプを設定している際、新しい形式の自動入札タイプに自動的に移行されます。
対象の自動入札タイプは下記になります。
注意
移行した後も自動入札の挙動に変更はないため、入札名の変更のみになります。
た、ポートフォリオ入札設定は新形式の自動入札を提供していないため、自動移行の対象外になります。

2-2.カスタム指標機能の追加(ディスプレイ広告)

Yahooディスプレイ広告にて、カスタム指標機能の追加がされました。
カスタム指標機能を使用することで、任意で作成した指標をキャンペーンの一覧画面で表示項目として追加することができます。

例としては、税込みの金額を項目として作成しておき、一覧画面で見れるようにするなどがあります。
今までは別途で計算する必要がありましたが、カスタム指標機能を使用することで作業時間の削減が可能になりました。

カスタムが追加できるのは下記の一覧画面になります。

・キャンペーン一覧
・広告グループ一覧
・広告一覧

広告管理ツールのみで使用でき、パフォーマンスレポートには追加できないため注意が必要です。

 

3.終わりに

いかがでしたでしょうか。Yahooでは機能面でのアップデートが多くなりました。
広告管理画面で見ることのできる指標が多くなったことで、より成果の改善に役立てることができそうですね。
皆さんも新機能を是非使ってみてください!

この記事を書いた人

自分自身の成長と先輩方に憧れて入社を決意!自分がどこまで成長できるのか...理想の自分を追い求めて奔走中!

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