世の中には、リスティング広告やSNS広告などさまざまな広告手法が存在しますが、近年ではスマートニュース広告が注目を集めています。
マーケティングを担当している人の中には、スマートニュース広告の活用を考えている人も多いと思いますが、具体的な強みや種類について理解できている人は少ないのではないでしょうか。
本記事では、スマートニュース広告の詳細な情報について解説するので、これからスマートニュース広告を活用したいと思っている人はぜひ最後までお読みください。
スマートニュースとは?
画像参考: MEDIA GUIDE ー smartnews
スマートニュースは、大手メディアのニュースなどを掲載しているアプリケーションです。
2012年6月15日からサービスが設立されており、世界中の良質な情報を必要な人に届けるを指標に掲げて、さまざまなニュースを配信しています。
3,000以上の媒体と提携していて、世界で5,000万回以上ダウンロードされているため、ニュースアプリとしてはユーザー数が圧倒的に多いです。
スマートニュースの特徴
スマートニュースの特徴として挙げられるのは以下の3つです。
・ユーザー層が広い
・ユーザーの年収層が高い
スマートニュース広告について知る前に、スマートニュースの情報を深掘りしておきましょう。
それぞれの特徴について具体的に解説します。
ユーザーの利用頻度が高い
画像参考: MEDIA GUIDE ー smartnews
スマートニュースは、TwitterやInstagramなどの主要なSNSと比較しても利用される頻度が高いことが特徴です。
上記のデータを見ると、月に51回以上訪問している人が30.7%を占めており、ユーザーが情報を求めて何度も訪問していることが見て取れます。
ユーザー層が広い
画像参考: MEDIA GUIDE ー smartnews
SNSによっては、対象のユーザー層が若い世代に絞られており、アプローチしきれない年代も存在します。
しかし、スマートニュースを使用している世代は、20代以下の学生から社会人まで多岐にわたるのでユーザー層が広いです。
特に、スマートニュースを日頃から活用している人は仕事や家庭に対して責任を持つ世代が多いため、世の中の情報に敏感な人たちにピンポイントで情報を発信できるでしょう。
画像参考: MEDIA GUIDE ー smartnews
また、スマートニュース広告は女性と男性のユーザー率がほとんど同じであるため、広告を活用すれば両方の層にアプローチできます。
ユーザーの年収層が高い
画像参考: MEDIA GUIDE ー smartnews
スマートニュースを使用しているユーザーの中で最も多いのは60代の人たちであり、次いで40代と50代の割合が高いです。40代を過ぎた世代は仕事で成果を出している人も多く、半数以上の人が日本全体の年収である430万円を超えています。
設定しているペルソナが高年収である場合、スマートニュースでの広告出稿はかなり有用でしょう。
スマートニュース広告の強み
スマートニュース広告の強みは以下の3つです。
・低予算でも活用できる
・細かいターゲティングが可能
スマートニュース広告を活用する前に、具体的な強みについて確認しておきましょう。
ユーザーの情報への関心が高い
画像参考: MEDIA GUIDE ー smartnews
スマートニュースはそもそもニュース媒体アプリであるため、ユーザーは日常の情報収集を目的として使用します。特に社会人の利用者が多いため、毎日の通勤時間に活用されることが多いです。
広告のクリエイティブにこだわり、需要の高い情報を提供できれば、広告であっても閲覧される可能性が高いといえるでしょう。
低予算でも活用できる
スマートニュース広告は、他の広告と比較しても低いCPC(クリック単価)で広告を配信できます。具体的には、1回のクリック当たり約10〜100円で広告の配信が可能です。
GoogleのGDNを活用しようとしている人やなるべく費用を抑える方法で広告出稿をしたいと考えている人にもおすすめです。
細かいターゲティングが可能
スマートニュース広告では、他の運用型広告と同じように詳細なターゲティングが可能であり、年齢や都道府県別に設定できます。
特に、記事のジャンルごとのターゲティングが可能なのがスマートニュース広告の強みの1つです。
ターゲティングについてのより細かい情報については後述するので、スマートニュース広告の活用を考えている人は参考にしてください。
スマートニュース広告の種類
スマートニュース広告には、以下2つの種類が存在します。
・予約型
スマートニュース広告の詳細な種類についても把握しておきましょう。
2つの種類について具体的に解説していきます。
運用型
スマートニュース広告の運用型はSmartNews Standard Adsと呼ばれています。
運用型の場合はインフィード広告の活用ができ、広告らしさを排除しながら、自然な訴求が可能です。
スマートニュース広告を活用している7割以上が運用型のインフィード広告を活用しているため、まずは検討してみることをおすすめします。
予約型
予約型の広告はCover StoryとPremium Adsの2つが存在します。
予約型のスマートニュース広告は運用型広告よりも高額で、最低でも200万円程度の予算が必要です。
ただし、費用がかかる分、目に留まりやすい場所に掲載可能なので、予算に余裕があるのであれば候補に挙げた方が良いでしょう。
予約型の場合は期間や表示回数が決まっているため、認知の拡大を図りたい際は有用な手法だといえます。
スマートニュース広告の配信面
画像参考: MEDIA GUIDE ー smartnews
運用型の場合は、記事が一覧で表示される箇所に、他の記事と同じような形式で掲載されます。
一見すると他の記事と見分けがつかないため、日頃は広告を避けているユーザーにも閲覧される可能性が高いです。
予約型の場合は、アプリの起動時に全画面で表示されたり、チャンネルのトップに表示されたりします。目立つ場所に広告を表示できるため、認知拡大を図りたい際は活用しましょう。
スマートニュース広告のターゲティングについて
Web広告を出稿したい場合、ターゲティングの設定は特に重要な項目です。
適切なターゲティングを設定できれば、伝えたい情報をピンポイントで届けられるため、普通に出稿するよりも広告の費用対効果が上昇します。
ここからは、スマートニュース広告の主なターゲティングや、おすすめのターゲティング設定について具体的に解説していきます。
主な配信ターゲティング
画像参考: MEDIA GUIDE ー smartnews
スマートニュース広告では、上記のように、細かいターゲティングが可能になっていることが特徴です。
運用型だけ設定可能なものや、両方で設定できるターゲティングもあるため、目的に合わせて使い分けましょう。
おすすめのターゲティング
スマートニュース広告のターゲティング設定の中で特におすすめなのは記事キーワードです。
記事キーワードを設定すると、特定のスマートニュース内の閲覧履歴があるユーザーに広告配信ができます。
自社が展開しているサービスに関係したキーワードを選択することで、関連性の高い記事での広告掲載が可能です。より情報への関心度が高いユーザーに向けて広告を配信したい場合は、ターゲティングの設定を記事キーワードにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
スマートニュースは国内でも利用率の高いメディアであり、5,000万人以上のユーザーを抱えています。
利用者の中でも仕事や家庭に責任を持った人が多く、情報に対して積極的な傾向があるため、広告を配信すれば閲覧してもらえる可能性が高いです。
スマートニュース広告は低予算でも活用ができるうえ、細かいターゲティングが可能なので、情報を伝えるだけでなくコンバージョンの獲得でも効果を発揮してくれるでしょう。
低予算で結果が出やすい広告を使いたいと考えている人は、スマートニュース広告の活用を検討してみてください。
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