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【Criteo広告】CCAとは?Criteo広告を活用して見込み顧客にもアプローチ!

更新日:2024年03月18日

【Criteo広告】CCAとは?Criteo広告を活用して見込み顧客にもアプローチ!

CCAは、Criteo社によって提供されている広告メニューの1つです。

顧客になる可能性が高いユーザーを対象にできるプロスペクティング配信が特徴で、新規顧客の開拓に効果を発揮します。

この記事では、CCAの内容や仕組みなど、具体的な内容を解説していきます。

CCAを活用する際の注意点についても紹介するので、今後Criteo広告を導入するか検討している方はぜひ参考にしてみてください。

1.CCAとは

CCA(Criteo Customer Acquisition)は、まだサイトにアクセスしていない見込み顧客に対してアプローチできる広告メニューです。

ユーザーの閲覧履歴や過去の購入情報などをもとにスコアリングを実施し、成果につながる可能性が高い人物を広告配信の対象にします。

機械学習によってよりユーザーにマッチした商品が訴求されるため、新規顧客の開拓に効果を期待できるでしょう。

サイトを訪問したユーザーに向けて配信するリターゲーティング広告だけではカバーしきれないユーザーにも訴求可能です。

Criteoのダイナミックリターゲティングと合わせることで、新規ユーザーからサイト訪問ユーザーまで幅広く対応できます。

2.Criteo広告とは

Criteo広告は、フランスのCriteo社が提供している広告配信サービスのことです。

主にダイナミックリターゲティング広告が代表的で、サイトに訪問したユーザーを対象に同じ内容の広告を配信します。

効果的な配信ができるように動的に広告内容が変化するため、ユーザーごとの興味関心に合わせた広告配信が可能です。

Criteo広告では、機械学習によって1日あたり7億5,000万人ものアクティブユーザー情報を分析します。

特にECサイトを運営する企業に導入されることが多く、商品の購買向上に効果を期待できます。

2−1.Criteo広告の具体的なメリット

Criteo広告には、以下のようなメリットが存在します。

・バナー作成の手間を削減できる
・商品の詳細ページにすぐ誘導できる
・高精度な広告配信ができる

どのような広告媒体なのか把握しきれていない方は、上記についてチェックしておきましょう。

2−1−1.バナー作成の手間を削減できる

Criteo広告では、ユーザーに対して広告が動的に表示されます。

ニーズや興味関心にマッチするようにレイアウトやデザインが変更されるため、効果的な訴求ができるだけでなく、バナー作成の手間を削減可能です。

バナーのパターンは最大で約17兆とされているので、他の広告と被ることもありません。

自社のブランディングを維持しつつ、効率的な広告を目指している方は利用をお勧めいたします。

2−1−2.商品の詳細ページにすぐ誘導できる

Criteo広告では、広告がクリックされた後、ユーザーを商品の詳細ページに遷移できます。

興味関心を持ったユーザーがすぐに販売画面に移動できるため、購買意欲を保ったまま次のアクションに誘導可能です。

ただし、広告からコンバージョンを得るためには、商品の詳細ページでどのような情報を伝えるのかが重要なポイントとなります。

価格や購入した後のベネフィット、競合との差別化ポイントなど、ユーザーの行動を導けるように情報を設定しましょう。

2−1−3.高精度な広告配信ができる

Criteo広告の大きなメリットは、高精度な広告配信が可能なことです。

実装されているAIによってユーザーの行動を分析し、適切なタイミングで広告を配信してくれます。

また、GoogleやFacebook、Instagramなどの媒体とも提携しているので、日本最大級の配信面も有しています。

日本ではインターネットユーザーのうち、88%もの人がCriteo広告を閲覧しているというデータもあるため、あらゆるユーザーに対して配信ができるでしょう。

高精度かつ大規模な配信ができる媒体を探している方は、Criteo広告の利用を検討してみてください。

参考:Latest comScore Report Reveals that Criteo Ads Reach Virtually One Billion Users Worldwide|PR Newswire

3.CCAの仕組み

CCAは、以下3つの仕組みによって配信が行われています。

  1. ユーザーデータベースの作成
  2. オーディエンスのスコアリング
  3. 興味関心・行動に合わせた商品のレコメンド

どのように掲載が実施されているのか、内容を確認しておきましょう。

3−1.ユーザーデータベースの作成

CCAでは、まず過去3ヶ月間におけるユーザーの閲覧や購入などのアクションをもとに、データベースを作成します。

機械学習のもととなる情報については以下の通りです。

・ユーザーがアクセスしたWebサイト
・ユーザーのアクセス頻度が高い配信面
・ユーザーが高い頻度で見ている商品カテゴリ
・関連業種のWebサイトにアクセスしてからの期間

上記のデータを参照することで、コンバージョンに近いユーザーとそうでないユーザーを判別していきます。

3−2.オーディエンスのスコアリング

作成されたユーザーデータベースをもとに、ユーザーの購買に対するモチベーションをスコアリングします。

また、既存のユーザーをデータベースから削除することで、新規顧客のみを対象としてリストを作成します。

スコアが高い新規顧客見込みのユーザーをピンポイントで訴求するので、成果を実現しやすいです。

3−3.興味関心・行動に合わせた商品のレコメンド

スコアリングをもとに、ユーザーの興味関心にマッチした商品をレコメンドしていきます。

まず、過去3ヶ月間で購入や閲覧した商品をもとにし、興味関心を商品カテゴリごとに整理します。

そして「Tシャツ」「パーカー」といった、細かい商品レベルで興味関心に合わせたレコメンドを実施してくれるので、高確率でアクションを誘導可能です。

4.CCAを配信する際の注意点

CCAを配信する際は、以下のポイントに注意しましょう。

・最低出稿額は月50万円
・リターゲティング広告を出稿している必要がある
・配信中のフィードのみ利用できる

それぞれ解説していきます。

4−1.最低出稿額は月50万円

CCAを配信する場合、最低予算が50万円に設定されています。

自社の予算を圧迫しないように、事前に問題ないか確認しておきましょう。

4−2.リターゲティング広告を出稿している必要がある

CCAを配信するには、事前にリターゲティング広告を出稿していないと利用できません。

また、WebサイトにCriteoのデータフィードを実装してから3ヶ月以上経っている必要があるので、準備を済ませておきましょう。

4−3.配信中のフィードのみ利用できる

CCAと既存配信を分けてフィードを作成することはできません。

配信中のフィードでのみ利用できる点に注意しましょう。

5.まとめ

いかがでしたか?

criteo ccaは、ユーザーの閲覧・購入などのデータをもとに、新顧客を開拓できる広告メニューです。

自社の商品に対して興味を持ちそうなユーザーに対してピンポイントで訴求ができます。

これまでリターケティング広告では対応しきれなかった潜在層に対してアプローチできるため、成果が伸び悩んでいる方には利用がおすすめです。

また、ダイナミックリターゲティング広告と合わせることで、サイト訪問をしたユーザーとこれから購入する可能性が高いユーザーに効率的なアプローチができるので、併用も検討しましょう。

この記事を書いた人

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