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bps?CBR?ビットレートを知って動画編集を楽しもう!

更新日:2023年08月15日

bps?CBR?ビットレートを知って動画編集を楽しもう!

編集をする方や撮影が趣味の方も、ビットレートという言葉を知っていますか?

あまり意味を理解していなくても、よく目にする単語なのではないでしょうか。動画のきれいさを左右するビットレートですが、意味を理解すると、編集や撮影をさらに楽しむことができるはずです。

今回はそんなビットレートについて、紹介していきます!

1.ビットレートとは?

1秒間あたりのデータ量のことをビットレートといいます。単位はbps(Bit Per Second)です。

動画のビットレートには映像ビットレートと音声ビットレートの2種類で成り立っています。

映像ビットレートと音声ビットレートを合算した値が動画ファイルの総ビットレート(オーバルビットレート)となります。

2.ビットレートの値

たとえば300kbpsと表記されている場合、kは1,000なので1秒間に300,000ビット(bit)のデータ量ということになります。

値が高いほどきれいならば、高い数値に設定すればいいのでは?と思うかもしれませんが、一概にそうとはいえません。

値を高くすることによる問題としては以下の2つあります。

・データ容量が重くなる

ストレージの容量を圧迫/ネットワークのアップロード・ダウンロードに時間がかかります。

・値によっては低スペックのパソコンだと再生できない

適正な数値で設定・保存をすることをおすすめします。

3.YouTubeにアップするのにおすすめの値

推奨されている値は以下のようになっています。

画像参考:ビットレート ー YouTubeヘルプ

4.固定ビットレートと可変ビットレート

みなさんは動画を変換する際にどのような設定で行っていますか?

コーデックによってはビットレートの値はカスタムできませんが、mp4などは自分で変えることができます。その際、設定によっては同じビットレートでも、より綺麗に軽くできるので、豆知識として紹介します。

よくある設定項目として、以下の2つあります。

・CBR(Constant Bit Rate):固定ビットレート
・VBR(Variable Bit Rate):可変ビットレート

CBRは動画の最初から最後まで同じ(一定)ビットレート、それに対してVBRは動画の内容によって値が変わるビットレートです。

あまり動き(変化)のない動画だと同じビットレートで問題ありませんが、動き(変化)の多い動画ですとビットレートが高くないと綺麗に表現することができません。

だったらビットレート自体大きい値にすればいいと思うかもしれませんが、尺によってはそれにより容量が大きくなりすぎたりします。

そこでVBRに設定することにより、ビットレートの値が小さくていいところは小さい値、動きが激しくビットレートの値が大きい方がいいところは大きい値、1つの動画ファイルの中で変化します。

そうすることで全体のデータ容量を軽くしつつ、きれいに表現することができます。

5.まとめ

いかがでしたか?

ビットレートについて紹介しました。

編集や撮影が趣味の方・そうでない方やビットレートを知っていた方・知らなかった方も、少しでもこの知識がお役に立ち、今後の編集や撮影がより快適に楽しく行えると嬉しいです。

この記事を書いた人

インフィニティエージェントラボ編集部です。 媒体最新の情報やマーケティングコンテンツを更新中です!

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