Google広告は、米国時間7月15日に新機能の追加を発表しました。
Google広告で追加されるアップデートの中でも、今回は特に注目すべき内容だと筆者は感じています。その理由は記事本文で明らかにしていきます。
アップデートは現在アメリカのみでの更新ですが、日本でもすぐに発表されるでしょう。本記事では今回のアップデート詳細をお伝えします。
1.Google検索広告で画像表示オプションがローンチ(ベータ版)
2019年にローンチされたギャラリー広告は廃止が決定していましたが、それに替わる新機能として画像表示オプションがベータ版で発表されました。
画像表示オプションとは、テキスト広告の横に右揃えの単一の画像を表示します。いわゆるサムネイルのようなものです。ベータ版ではレスポンシブ検索広告(RSA)と拡張テキスト広告の両方で利用可能となっております。
画像参考:Google Ads & Commerce - Google
2.レスポンシブ検索広告でカウントダウン機能が使用可能に
広告カスタマイザの中にカウントダウン関数がありますが、今回この動的広告をレスポンシブ検索広告で使用できるようになりました。期間限定などプロモーションが終了する日時をカウントダウンで表示させることができ、広告に緊急性を持たせる事ができます。
更にこちらのカウントダウン機能に加え、地域カスタマイザも導入されました。見込み客の現在地や検索したキーワードに応じて広告文に動的に地域名が表示されるようになります。
地域カスタマイザは、レスポンシブ検索広告ではパスのみで使用できましたが、今回の導入で広告文でも挿入することができます。
そしてなんと、なんと、、日本でもついに使用開始になりました!
どちらも至って使用方法は簡単で、式は挿入する必要がなく以下の画像のように、{を入力するだけでこれらの機能が選択できるのです。データフィードをアップロードさえしておけば容易に使用可能となったので、是非利用してみてください!(参考:Google広告ヘルプ)
3.ファインド広告を検索、ショッピング、ディスプレイ広告で提供
2019年に発表されたファインド広告ですが、今まではYouTubeのホームフィードやGoogle Discover、Gmailの広告枠にのみ広告の配信がされていました。今回の発表により検索広告、ショッピング広告、ディスプレイ広告でのファインド広告の出稿が可能になりました。
また、無料配送や高速配送などの機能を追加させることもできるようになりました。このファインド広告が検索やディスプレイ広告で追加されることで、ユーザーに新しい閲覧型のショッピング体験を提供します。
★ファインド広告の詳細はこちらから!
画像参考:Google Ads & Commerce - Google
4.レスポンシブディスプレイ広告のデザインが一新
更新されたこととしては、クリエイティブレイアウトの変更、動画広告が自動生成される機能の追加など大きく新しくなりました。
また、ビジネス名をロゴとともに表示したり、1つの製品にスポットライトを当て強調できたりとダイナミック広告もアップデートされました。
これにより、魅力的なディスプレイ広告が今まで以上にユーザーを惹きつけます!
画像参考:Google Ads & Commerce - Google
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今後これらの機能が日本でも提供されるのが待ち遠しいですね。日本で開始される際にもいち早くお届けいたしますので、しばしお待ち下さいませ。