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代理店アカウントならではの機能について振り返ってみよう

2019年03月30日

代理店アカウントならではの機能について振り返ってみよう

このタイトルをクリックして記事を見ているあなたは、十中八九リスティング広告を運用しているか、運用型広告に関わる仕事を行っているでしょう。

自社商材のビジネスで広告を運用している場合、運用を社内で行うインハウス運用か、広告代理店やフリーランスなどのパートナーに依頼する2つの選択肢があります。

それぞれのメリットについては こちらの記事(リンク) で解説しましたが、今回はその中でも「代理店アカウント」についてご説明したいと思います。

「代理店アカウント」とは、その名の通り広告代理店のみが使用できる広告アカウントですが、メニューによっては通常のアカウントにはない特典があります。

これらを鑑みて、広告運用の方針を決めていただければ幸いです。

 

1.代理店アカウントとは?

先述の通り、代理店アカウントとは「広告代理店が作成するアカウント」ですが、代理店アカウントは通常法人または個人が解説するアカウントよりも優遇されるポイントがあります。

なんで!?ずるいぞ!

というご意見もごもっともですが、これには理由があります。

例として、Googleの歴史を少しだけお話します。

Google広告の営業部には「広告主(法人・個人)をサポートするチーム」と「広告代理店をサポートするチーム」の2つがあります。

共通点する目標は「Google広告を通してその企業のマーケティングと利益のグロース(成長)に貢献する」というもの。

それぞれ、開始から3ヶ月の間は無料で広告文作成や入稿など運用のサポートを行っているため「Google広告を代わりに運用してくれる人たち」と捉えている方も多いでしょう。

しかしGoogleの目的はそういった広告運用の代行(の代行)ではなく、「企業のマーケティングをグロースさせるための手段や手法を教える」ことであって、あくまで自走までの補助を行っているチームです。

サポートチームは当初、「広告主(法人・個人)をサポートするチーム」のみが存在していました。

Googleの狙いは、「全てのユーザーが正しくGoogle広告を理解し、価値ある情報をユーザーに提供することが出来るようにする」ところにあります。

故のサポートチームだったわけですが、課題は(広告代理店が抱える問題とも重なりますが)メンバー1人が担当するアカウントが多すぎるという点でした。

筆者がサポートチームに在籍していた頃は、約180アカウントを管理していましたが、かなりハードだったな…というのが本音です。

その問題に対するソリューションが「広告代理店をサポートするチーム」でした。

個別のアカウントではなく代理店をサポートすれば、運用の基礎ができているためにより高度なアドバイスが出来、またそのノウハウが代理店内で蓄積されます。

Googleの掲げる「ユーザーファースト」の考えを大切にしている代理店であれば、Googleが1企業ずつサポートするよりも、Googleの目指す方向性により早く効率的に辿り着けると考えました。

よって、Googleは広告主の単独アカウントよりも、代理店MCCに連携しているアカウントへのサポートに比重を置いています。

これは筆者が所属していた頃のGoogleの状況を例にお話しましたが、どの広告媒体の提供者も状況は同じだと思います。

やはり1企業あたりに有する予算は代理店の方が大きいですし、代理店がスキルを上げれば他の運用者やアカウントにも普及していくので、メリットも大きいのです。

では、具体的に「代理店アカウントでできること」とはどのような事でしょう。

2.Google広告での広告代理店サポート内容

Google広告には「代理店専用アカウント」は存在しません。

広告代理店は通常MCCを開設し、クライアントのアカウントを連携して管理しますが、MCC自体は誰でも作成できます。
ただ、3ヶ月経つと代理店サポートが必ず解かれてしまうのかというと、そうではありません。

また、Googleの場合通常の「Googleパートナー」と「Googleプレミアパートナー」とでサポートの内容が異なります。

2-1.通常の「Googleパートナー」

通常の代理店登録をしている企業のアカウントへのサポートは下記の通りです。

・クローズドセミナーへの招待
・代理店サポートチームによるサポート(3ヶ月間)
・一部ベータ版の先行使用可能
・提案同行
・四半期ごとのレビューと戦略会議
※状況に応じて変更あり

代理店業務に関わるサポートが多いですが、ベータ版機能の先行使用は大きなメリットです。

2-2.Googleプレミアパートナー

一方で、Googleプレミアパートナーへのサポートは大まかに下記です。

・Googleプレミア代理店限定のクローズドセミナーへの招待
・Googleプレミア代理店専属の代理店サポートチームによるサポート
・一部ベータ版の先行使用可能
・提案同行
・四半期ごとのレビューと戦略会議

弊社も2018年にGoogleプレミア代理店になりましたが、以前と比べてサポート体制が手厚くなっているという実感があります。

3.Yahoo!プロモーション広告での広告代理店サポート内容

Yahooの広告メニューは「代理店専用アカウント」が存在します。
Yahooにも代理店サポートチームがありますが、代理店専用のサポートを受けるには代理店アカウントとして解説する必要があります。

また代理店専用アカウントを作成するためには審査があり、事業契約書や現状の広告配信費が条件となるので、代理店認定を貰うのには時間と工数がかかります。

一般アカウントと専用アカウントの違いを見ていきましょう。

3-1.一般アカウント

一般アカウントでは下記の特典を受けられます。

・「らくアド」を使用することが出来る
・前払金を移動することが可能

らくアドは一部の入稿をすれば基本的な運用を全てシステムが自動化して行ってくれる機能です。
Googleで言うところの「AdWords Express」がそれに当たります。

3-2.代理店専用アカウント

代理店専用アカウントでは下記のサポートを受けることが出来ます。

・カンファレンスに参加できる(指名された正規代理店のみ)
・カンファレンスに参加できる(指名された正規代理店のみ)
・代理店サポートチームによるサポート
・YDN 動画広告が選択可能
・YDN 特別商品(PCブラパネ枠配信)が使用できる
・YDN 動的ディスプレイ広告が使用できる
・YDNリターゲティングタグを共有出来る
(正規代理店アカウント同士のみ)

中でもYahooのサポートは手厚く、クライアントの競合アカウントの3社平均出稿額やCTR、CPCなどのベンチマークレポートを依頼できたりします。

またアカウント最適化指標の“CORE”を元に、各アカウントの改善余地を集計して共有するなど、具体的改善のための取り組みが充実しているように感じます。

4.代理店がいいの?インハウスがいいの?

代理店アカウントでのみ受けられるサポートや独自の機能がある事を理解したところで、あなたが関わるアカウントはそもそも「代理店」に頼むべきでしょうか?
それとも「インハウス」で運用すべきでしょうか?

評価上位の代理店ほど、広告媒体側のサポートの質も上がりますし、受け取ることの出来る情報も増えます。
月間数千万円以上運用しているアカウントとなればインハウスでも話は別ですが、それ以外のアカウントにとって代理店経由で媒体側から手に入れられる機能や情報は貴重です。

また、インハウス運用は一つのアカウントのみを運用することで、当時は新しかった知識もどんどん古くなり、競合との情報戦に負けてしまうことが想像できます。

そうならないためにも、「餅は餅屋」ではないですが、代理店とタッグを組むことでマーケティングのスケールを拡大させ、企業の成長へと繋げていくこと出来るはずです。

代理店がこんな事を言っても売り文句であるように感じられて仕方がないですが(笑)、それでも言いたいことです。

5.最後に

今回は主要広告媒体の代理店アカウントについて今回はお話させていただきました。

Google広告営業チームの変遷を見ても、やはり代理店アカウントや代理店専用サポートには魅力がたくさんあるので、それを理解した上でパートナーにも動いてもらいましょう。

もしリスティング広告に行き詰まっている、代理店に任せるかインハウスに任せるか迷っている…そのようにお悩みであれば、気軽にご相談ください。

 

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