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【Messenger誘導広告】Facebook広告の新しい広告導線の解説

更新日:2023年08月15日

【Messenger誘導広告】Facebook広告の新しい広告導線の解説

※この記事は2023年8月15日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

みなさま、Messenger誘導広告のことを知っていますか? Messenger誘導広告とは、通常の広告配信とは異なる配信方法です。

今回は、Messenger誘導広告についてと行うメリットについて説明していきます。

1.Messengerとは?

Facebook Messengerとは、メッセージの送受信や音声通話を行うことができるサービスのことです。余談ですが、筆者も最近多用しております。

月間利用者数は世界で約13億人を突破しており、チャットツールの中で利用者数1位のWhatsAppに継ぎ、2位をキープしている人気のツールです。

Facebookは情報収集を行うSNSとして非常に多く活用されたり、ビジネスにおけるコミュニケーションの場として活用されたりと機会が非常に多くなってきました。

実際にNielsenに委託した国際調査でも、67%もの人が今後ビジネスのメッセージによる槍とする機会が増えるだろうと回答していると公表しております。

参考:Facebook広告の目的に「メッセージ」が登場 ー Facebook for Business

2.Messenger誘導広告とは?

通常の広告はバナーや動画をクリックすると、ランディングページやWebサイトに遷移しますが、このMessenger誘導広告ではページ遷移を促すよりも前に、画像やメッセージを使用してユーザーとコミュニケーションを取ることが可能です。

広告をクリックし、Messengerを開いたユーザーに、チャットボットのような形式で質問や選択肢などのアクションを設定し、ユーザーが抱えている悩みを解消した段階で、LPへ遷移させることができます。

このようにMessenger上でユーザーの疑問に答えたり、情報を提供することで次のユーザーの行動を促すことができるのが、ほかの広告と異なるポイントです。

3.Messenger誘導広告のメリット

「直接LPに飛ばさず、Messengerを挟むとCVRが下がってしまうのでは」、「CVされないのではないか」と不安に思った方も多いかと思います。

しかし、あえてMessenger誘導広告を活用することで、CVポイントとして多くの企業が設置している個人情報の入力に対する不安を払拭することがMessengerのコミュニケーションを通じて可能になります。

名前、住所、電話番号、メールアドレスの記入項目を設けている企業がほとんどかと思いますが、正直知らない会社に個人情報を入力するのは誰もが少し気が引けてしまうのではないでしょうか。

そんな心理的ハードルを下げるため、メッセンジャーを通じてコミュニケーションを取ることでユーザーに安心感を与えることができるのです。

Facebook社が出している成功事例を確認ください。

参考:C4株式会社 メッセンジャー誘導広告でリードを効率的に獲得 ー Facebook for Business

フォームの離脱が多い場合、反響が来てもアポ率が低い場合などは、メッセンジャー誘導広告を通じてユーザーの心理的ハードルを少しでも下げることができれば、成果の改善に繋がるということです。

4.Messenger誘導広告を導入すべき業界

では、どんな広告が適しているのでしょうか。大きくtoB業界とtoC業界で分けると、後者の方がふさわしいと考えます。

法人として問い合わせをする場合、多くの方はメッセンジャーではなく直接電話で問い合わせることが多いのでは無いでしょうか。

みなさん忙しい業務の間で情報収集しているため、メッセンジャー誘導広告は少々煩わしいと感じさせてしまうケースが多いでしょう。ですので、適している業界で行くとtoCの商材の方が適していると考えます。

その中でも、以下の業界がふさわしいのではないでしょうか。

人材業界

こちらはFacebook社が上げているケーススタディにもありましたね。会員登録を行うにも様々な記入項目があります。

また、メッセンジャーを通じて事前に少しでもヒヤリングできていればアポ率の向上と成約率の向上にも繋がります。

金融系サービス

有名な銀行であれば心理的ハードルは低いと思います。ただ、名前も知らない企業へ名前、住所や年収等を提出することは非常にハードルが高いと思われます。

金融サービスになると、お問合せした先の個人情報も非常にシビアになります。年収、ローンの状況など、問い合わせしたはいいものの、その後の成約に繋がりにくいケースが多いです。

その時にメッセンジャーを介して少しでも不安を払拭することができれば、その後の成約に繋がりやすくなります。

インフラサービス

電気料金の見直し、通信サービスなど様々あります。

金融系サービスと似ておりますが、LPに直接飛ばす前にMessengerを通じてコミュニケーションを取ることでその後の転換率は高まると考えます。

5.活用方法

ここからは、Messenger誘導広告の活用方法について紹介します。

①キャンペーンの新規作成をします。

購入タイプを選び、キャンペーンの目的は以下の項目から選びます。メッセージの開始をしやすい人、コンバージョンしやすい人など、どういった人に広告表示を最適化するのが適当かを考えて、目的を選びましょう。

②コンバージョンイベントの場所をMessengerに選択します。

③広告セットで配信するオーディエンス、年齢や地域、ターゲットのセグメントを設定します。

④予算と掲載期間はこちらで設定します。

スレッドを開始するか、リード獲得をするか選択できます。よくある質問をスレッドに表示したり、答えてほしい質問をスレッドに表示することができます。

このように一問一答形式で回答ができるので、多くの入力項目を見せてうんざりされることが多いフォーム型のもの比べて、回答に対する心理的負担を軽減でき、これにより離脱率の改善が見込まれます。

細かいサイズ規定や文字数などはまた別の記事でトピックにしているので、ぜひ見てみてください!

6.まとめ

いかがでしたか。

顧客の細かい要望に答えたい企業にとっては、ユーザーと細かくコミュニケーションを取ることで、距離を縮めることができるため、企業だけでなくユーザーにとっても有益なツールになります。興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!

この記事を書いた人

インフィニティエージェントラボ編集部です。 媒体最新の情報やマーケティングコンテンツを更新中です!

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