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【Messenger誘導広告】Meta広告の新しい広告導線の解説

更新日:2025年12月01日

【Messenger誘導広告】Meta広告の新しい広告導線の解説

みなさま、Messenger誘導広告のことを知っていますか?

Messenger誘導広告とは、通常の広告配信とは異なる配信方法です。

本記事では、
Messenger誘導広告についてと行うメリットについて説明していきます!

1. Messengerとは?

MetaMessengerとは、
メッセージの送受信や音声通話を行うことができるサービスのことです。

月間利用者数は世界で13億人(2024年10月時点)を超えており、
チャットツールの中で利用者数1位のWhatsApp(20億人)、
2位のWeChat(13.4億人)に次ぎ、世界で3番目に利用されている人気のツールです。

Metaは情報収集を行うSNSとして非常に多く活用されたり、
ビジネスにおけるコミュニケーションの場として活用される機会が非常に多くなってきました。

実際にNielsenに委託した国際調査でも、
67%もの人が今後ビジネスのメッセージによる槍とする機会が増えるだろう
回答していると公表しております。

※参考:Facebook広告の目的に「メッセージ」が登場|Meta for Business

2. Messenger誘導広告とは?

通常の広告はバナーや動画をクリックすると、
ランディングページやWebサイトに遷移しますが、
このMessenger誘導広告ではページ遷移を促すよりも前に、
画像やメッセージを使用してユーザーとコミュニケーションを取ることが可能です。

広告をクリックし、Messengerを開いたユーザーに、
チャットボットのような形式で質問や選択肢などのアクションを設定し、
ユーザーが抱えている悩みを解消した段階で、LPへ遷移させることができます。

このようにMessenger上でユーザーの疑問に答えたり、
情報を提供することで次のユーザーの行動を促すことができるのが、
ほかの広告と異なるポイントです。

3. Messenger誘導広告のメリット

「直接LPに飛ばさず、Messengerを挟むとCVRが下がってしまうのでは」
「CVされないのではないか」
と不安に思った方も多いかと思います。

しかし、
あえてMessenger誘導広告を活用することで、
CVポイントとして多くの企業が設置している個人情報の入力に対する不安を払拭することが
Messengerのコミュニケーションを通じて可能になります。

名前、住所、電話番号、メールアドレスの記入項目を設けている企業が
ほとんどかと思いますが、正直知らない会社に個人情報を入力するのは
誰もが少し気が引けてしまうのではないでしょうか。

そんな心理的ハードルを下げるため、
Messengerを通じてコミュニケーションを取ることでユーザーに安心感を
与えることができるのです。

フォームの離脱が多い場合、反響が来てもアポ率が低い場合などは、
Messenger誘導広告を通じてユーザーの心理的ハードルを少しでも下げることができれば
成果の改善に繋がるということです。

4. Messenger誘導広告を導入すべき業界

では、
どんな広告が適しているのでしょうか。

大きくtoB業界とtoC業界で分けると、後者の方がふさわしいと考えます。

法人として問い合わせをする場合、
多くの方はMessengerではなく直接電話で問い合わせることが多いのではないでしょうか。

みなさん忙しい業務の間で情報収集しているため、
Messenger誘導広告は少々煩わしいと感じさせてしまうケースが多いでしょう。

そのため、適している業界で行くとtoCの商材の方が適していると考えます。

その中でも、以下の業界がふさわしいのではないでしょうか。

■ 人材業界

こちらはMeta社が上げているケーススタディにもありましたね。

会員登録を行うにも様々な記入項目があります。

また、
Messengerを通じて事前に少しでもヒアリングできていれば
アポ率の向上と成約率の向上にも繋がります

■ 金融系サービス

有名な銀行であれば心理的ハードルは低いと思います。

ただ、
名前も知らない企業へ名前、住所や年収等を提出することは
非常にハードルが高いと思われます。

金融サービスになると、お問合せした先の個人情報も非常にシビアになります。

年収、ローンの状況など、問い合わせしたはいいものの、
その後の成約に繋がりにくいケースが多いです。

その時にMessengerを介して少しでも不安を払拭することができれば
その後の成約に繋がりやすくなります。

■ インフラサービス

電気料金の見直し、通信サービスなど様々あります。

金融系サービスと似ておりますが、
LPに直接飛ばす前にMessengerを通じてコミュニケーションを取ることで
その後の転換率は高まると考えます。

5. 活用方法

ここからは、Messenger誘導広告の活用方法について紹介します。

■ Messenger誘導広告 活用の手順

①  キャンペーンの新規作成

※メッセージの開始をしやすい人、コンバージョンしやすい人など、
どういった人に広告表示を最適化するのが適当かを考えて、目的を選びましょう。


②  広告セットへ移る→コンバージョンイベントの場所は「Messenger」を選択

③  メッセージの受け取り先を指定

④  広告セットで配信するオーディエンス、年齢や地域、ターゲットのセグメントを設定
⑤  予算と掲載期間を設定
また、
キャンペーンの目的を「リード」に設定した場合のみ、スレッドを開始するか、
リード獲得をするか選択することができるようになります。

よくある質問や答えてほしい質問をスレッドに表示し回答してもらうことで
コミュニケーションを円滑に進めることも可能です。

このように一問一答形式で回答ができるので、
多くの入力項目を見せてうんざりされることが多いフォーム型のものと比べて、
回答に対する心理的負担を軽減することができ、離脱率の改善が見込まれます。

細かいサイズ規定や文字数などはまた別の記事でトピックにしているので、
ぜひご覧ください!

6. まとめ

いかがでしたか。

顧客の細かい要望に答えたい企業にとっては、
ユーザーと細かくコミュニケーションを取ることで、距離を縮めることができるため、
企業だけでなくユーザーにとっても有益なツールになります。

興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!

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この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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