Twitterは国内で4,500万人上のユーザーがいるSNSです。
他の国々と比較しても利用者が多いため、広告を配信すれば高い成果を期待できます。
これからTwitter広告の活用を検討している方のなかには、Twitter広告の種類やバナーのサイズ規定について知りたいと考えている方もいるでしょう。
この記事では、各Twitter広告の特徴や入稿規定について解説します。
Twitter広告とは
Twitter広告は、その名称の通りTwitter上で配信できる広告です。
詳しくは後述しますが、フォロワーの獲得や自社商品のアピールで有効なメニューを豊富に揃えています。
年間4,500万人以上のユーザーを保持しているSNSで、国内の利用者が多いです。
Twitter上で配信できるTwitter広告は「いいね」や「リツイート」などのアクションによるさらなる拡散が期待できます。
Twitter広告の大まかな種類
Twitter広告の種類を簡単に分けると以下の6つがあります。
- プロモ広告
- Twitterテイクオーバー
- フォロワー獲得広告
- Twitterライブ
- Twitter Amplify
それぞれ見ていきましょう。
プロモ広告
プロモ広告は、一般的なツイートと同じ形式で配信される広告で、プロモーションを目的としています。
タイムラインや検索画面上で表示されるので、他のツイートと区別がつきにくく、自然な訴求が可能です。
プロモ広告には「テキスト広告」や「画像・動画広告」などの種類があります。
Twitterテイクオーバー
Twitterテイクオーバーは「旧プロモトレンド」のことで、目立つ場所に配信できる広告です。タイムラインやトレンドの上部を独占できるため、リーチを最大限に拡大できます。
細かく分けると「トレンドテイクオーバー」や「タイムラインテイクオーバー」などがあります。
フォロワー獲得広告
フォロワー獲得広告は、アカウントのフォロワー獲得を強化するための広告で、タイムラインや検索結果など、さまざまな場所に配信できます。
また、広告に「フォロー」のボタンが自動で表示されることが特徴です。
Twitterライブ
Twitterライブは、ライブ配信を通してユーザーとコミュニケーションをはかれます。
製品の発表やアップデート情報の発信を行う際に活用できます。
リアルタイムでプロモーションメッセージを全世界に配信できる点が大きなメリットです。
Twitter Amplify
Twitter Amplifyは、Twitterと連携済みの動画コンテンツパートナーの動画にて、再生前や再生後に配信される広告です。
詳しくは後述しますが 「Amplifyプレロール」と「 Amplifyスポンサーシップ」の2つがあります。
各Twitter広告やバナー広告の入稿規定
ここからは以下広告の入稿規定について解説します。
- テキスト広告
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- Amplifyプレロール
- Amplifyスポンサーシップ
- Twitterライブ
- トレンドテイクオーバー
- トレンドテイクオーバープラス
- タイムラインテイクオーバー
それぞれ見ていきましょう。
テキスト広告
テキスト広告はプロモ広告の一種で、テキストのみの配信が可能です。
アカウントをフォローしている人物だけでなく、アプローチしたいターゲティングオーディエンスにもリーチを広げられます。
規定は以下の通りです。
画像広告
画像広告もプロモ広告の一種で、視覚的なアプローチによって、効果的な訴求を実現できます。
画像広告全体の規定は以下の通りです。
画像広告はさらに分類が分けられ、それぞれ以下の規定が定められています。
動画広告
動画広告はプロモ広告のひとつで、動画によって視覚的な情報だけでなく、聴覚的にもアプローチできます。視聴者にインパクトを与えやすく、自社の商品やサービスの魅力を余すことなく伝えられることが大きなメリットです。
動画広告全体の規定は以下の通りです。
また、動画広告の細かい種類と規定は以下のようになっています。
カルーセル広告
カルーセル広告もプロモ広告の一種です。
スライドを用いて商品に関するストーリーを形成し、アプリやサイトに効率的に誘導することができます。
動画を用いることもできるので、わかりやすい訴求が可能です。
規定については以下の通りです。
フォロワー獲得広告
フォロワー獲得広告の規定は以下の通りです。
Amplifyプレロール
Amplifyプレロールは「Twitter Amplify」のひとつです。
Twitterのコンテンツパートナーが配信している動画配信サイトで、動画がスタートする前に広告を配信できます。
大手テレビネットワークや主要なスポーツリーグで配信可能です。規定は下記になります。
Amplifyスポンサーシップ
Amplifyスポンサーシップは Twitter Amplifyの一種です。
Twitter社と提携を結んでいる企業と1対1でタイアップし広告配信ができます。
特定のコンテンツパートナーが良質なデータや知見を応用してくれる点や、コンテンツ制作費が無料になることがメリットです。
規定は下記になります。
Twitterライブ
Twitterライブの規定は以下の通りです。
トレンドテイクオーバー
トレンドテイクオーバーはTwitterテイクオーバーのひとつに分類されます。
Twitter上の「話題を検索タブ」に1日の間独占して配信可能です。
トレンドから情報収集をする人は多いので、年齢や性別などの条件に関わらずリーチできるでしょう。
トレンドテイクオーバープラス
Twitterテイクオーバーの一種で、トレンドテイクオーバーよりもクリエイティブを利用した訴求でユーザーの心を掴みやすいのが「トレンドテイクオーバープラス」です。
画面の上部を3分の1程度占有して配信できるので、効果的にアプローチできるでしょう。
規定は下記になります。
タイムラインテイクオーバー
タイムラインテイクオーバーも Twitterテイクオーバーのひとつです。
タイムラインにて、ユーザーが最初にTwitterを開いた際に表示されることが特徴になります。
1日1社限定なので高額にはなりますが、ユーザーの目に留まりやすい点が大きなメリットです。対応しているフォーマットは下記になります。
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- Twitterライブ
- カンバセーションボタン
- 投票付きのプロモ広告
- ブランド絵文字
- ブランド通知
Twitter広告のバナーを配信する際のポイント
Twitter広告を配信する際のポイントは以下の5つです。
- 共感を生むクリエイティブバナーを作成する
- デバイスごとの違いを認識する
- ターゲティングを使い分ける
- 画像内テキストの使い方に留意する
- ABテストを実施する
それぞれのポイントを把握して、適切な配信ができるようにしましょう。
Twitter広告を配信する際のポイントについてひとつずつ解説します。
共感を生むクリエイティブバナーを作成する
いいね!やリツイートで拡散を狙うには、視聴者からのインパクトだけを意識するのではなく、共感が発生するようなバナーを作成するように工夫することが大切です。
最近では広告に慣れているユーザーが多いので、ただ目を引くだけだとスルーされてしまう可能性が高いでしょう。
ストーリー性を持たせて続きを視聴したくなるように工夫したり、トレンドをキャッチして盛り込んだりすることがおすすめです。
デバイスごとの違いを認識する
パソコンやスマートフォンなど、デバイスによって広告の見え方が違います。
Twitter広告は、デバイス多くのデバイスに向けて広告を配信できるので、どのように広告が映るのか意識することが大切です。
特に、最近ではスマートフォンの進化がめざましく、デバイスの大きさも豊富になっています。
全てのデバイスで試すことは難しいですが、なるべく違和感なく配信できるように工夫を施しましょう。
ターゲティングを使い分ける
Twitter広告では、以下のように豊富なターゲティングが用意されています。
- 地域ターゲティング
- 言語ターゲティング
- 年齢ターゲティング
- 性別ターゲティング
- キーワードターゲティング
- 興味関心ターゲティング
- 端末・プラットフォームターゲティング
緻密なターゲティングによって効果的な広告配信が可能なので、目的に合わせて使い分けることが大切です。
参考:Twitter広告のターゲティング|Twitter ビジネス
画像内テキストの使い方に留意する
Twitter広告を配信する際は、画像内のテキストは多く入れればいいわけではありません。
サービスの概要やキャンペーンなど、複数の情報を入れすぎるとかえって見づらくなり、ユーザーに伝えたいことが効果的に伝達できなくなります。
画像内テキストでは、引き算で情報の見えやすさを意識することが重要です。
クリエイティブ内で盛り込み情報に優先順位を付けてテキストを配置しましょう。
ABテストを実施する
Twitter広告は、一度配信したら終了ではありません。
ユーザーに響く広告はトレンドによっても移り変わるため、配信した後もABテストを実施してクリエイティブの質を確かめることが大切です。
文章やデザインを少しずつ変えて、より効果が高い手法を編み出すことをおすすめします。
ABテストを繰り返していけば、勝ちパターンを発掘して、より高い成果を実現できるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
Twitter広告は高い成果が期待できるSNS広告のひとつです。
適切に導入できれば、自社の商品・サービスの認知度向上や購買率向上につながるでしょう。
Twitter広告で結果を出すには、各広告の種類について把握して、自社にあったものを選択することが大切です。
広告によって入稿規定が異なるため、作成した後にトラブルが発生しないように、合わせて確認しておきましょう。