ここ最近アップデートが目覚ましいLINE広告の運用を始めようと思っている人も多いのではないでしょうか。
LINE広告には、運用型と純広告型の2種類があり、本記事では入札価格や予算を自由に設定することができる運用型LINE広告のバナーサイズとクリエイティブのポイントを紹介します!
利用できるバナーサイズを確認したうえで、それぞれのサイズについて詳しく見ていきます。
1.LINE広告バナーのサイズ表
静止画バナーサイズ一覧
静止画では、1,200×628px(16:9)と1,080×1,080px(1:1)、600×400px(3:2)の3種類のサイズを用意するだけで、すべてのフォーマットに対応することが可能です。
動画バナーサイズ一覧
動画では、16:9、1:1、9:16の比率の動画が利用可能です。
2.LINE広告バナーのフォーマット表一覧
ここからは、それぞれどのようなフォーマットなのかを詳しく説明します!
Card
画像参考:【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて ー LINE For business
Cardは、トークリストやタイムライン、LINE NEWSなど多くの配信面に対応している静止画と動画のフォーマットです。
まずはこのサイズのクリエイティブを用意すれば対応がしやすいです。
Square
画像参考:【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて ー LINE For business
SquareはCard同様、多くの配信面に対応している静止画と動画のフォーマットです。
しかしCardよりも大きく画面に表示されるため画面占有率が高く、ユーザーの目を引いたり、多くの情報を伝えることができます。
Vertical
画像参考:【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて ー LINE For business
Verticalは、動画の専用フォーマットになっています。大きく画面表示されるタイムラインに対応可能です!
タイムライン上では2:3の比率ですが、ユーザーが広告をタップすると9:16の画面表示になります。
タイムラン上での表示の際は上下が切れた状態で表示されてしまうため、画面下部に文字を入れる場合は切れて見えなくならないように中央寄りに文字を入れることをおすすめします。
カルーセル
画像参考:【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて ー LINE For business
カルーセルはスライド形式になっており、1つの広告枠に画像を最大10点掲載することが可能です。
複数のデザインを見せる商品の紹介やカタログなどを紹介する際に効果的になっています。
ユーザーの観覧履歴に基づいた、興味感心がありそうな商品の広告を表示することができるLINE Dynamic Adsとタイムライン、LINE NEWSに対応しているフォーマットです。
Small Image
画像参考:Small Image ー LINEBusiness Guide
Small ImageはLINE広告の中でも最も表示回数が多い広告のフォーマットになっています。
トークリストとLINE NEWSに表示されているのをみなさんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。小さな配信面のため、一目でユーザーの目を引くデザインである必要があります。
3.LINE広告のクリエイティブ作成時に押さえておきたいポイント!
こちらではLINE広告のクリエイティブの作成時のポイントについて詳しく説明します!
Facebook広告のバナーとは違ったポイントがあるので、ポイントを掴みクリエイティブの作成をしましょう。
3-1.テキスト量に気を付けるべし
LINE広告ではバナー内のテキスト量が多いと判断された場合に、システム側で配信のボリュームの制限がかかることがあります。
この判定は自動で行われるものなので、何文字などの具体的な数字は非公開となっています。そのため、テキストはあまり含まないデザインのほうがよいでしょう。
3-2.シンプルな画像・訴求を使うべし
LINE広告は小さなモバイルなどの画面に表示されるため、見やすいシンプルなデザインにする必要があります。
1つのバナーにたくさんの情報を詰め込んでしまうと、それぞれの情報が小さくなってしまい、見ずらくなってしまいます。LINE広告は情報を盛り込まず、できるだけ簡素な訴求にすることがポイントになります。
Facebook広告のバナーをそのまま使うことはできないのと思っている方がいるかもしれません。
サイズなどがあっていれば入稿自体はできるかもしれませんが、Facebook広告に使っているバナーは細かく文字が入っているため、良い効果が出ないことが多いでしょう。
もしFacebook広告を使用したければ、一部分を切り取るや画像、文字だけ使うという方法が良いかもしれません。
3-3.動画は開始3秒でユーザーを惹きつけるべし
動画広告では、初めの3秒の見られる確率が高いと動画全体の配信効果も高いといわれています。初めの3秒でいかにユーザーの目を惹きつけられるかがとても大切です。
LINE広告には便利な動画3秒再生の最適化機能というものがあり、この機能を利用すると、LINEの持っている情報から動画を視聴する可能性が高いユーザーに広告を表示させることができます。
効果検証する際は、初めのシーンを変えた複数のパターンの動画を用意し、成果の良いクリエイティブの傾向を把握することが大切です。
3-4.PDCAを回すべし
LINE広告は特に検証のスパンが短い広告だと考えています。複数のクリエイティブを配信し、クリック率や遷移率、獲得率などの分析と改善を繰り返していくのが良いでしょう。
勝ちパターンを見つけることができれば広告配信の効率はぐっと高まります!
4.まとめ
いかがでしたか?
今回は、LINE広告のフォーマットとクリエイティブのポイントについて説明しました。
効果的なクリエイティブを作成し、LINE広告で成果を出していきましょう!