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【最新版】Google広告のターゲティングには何がある?興味関心のカテゴリーも解説!

更新日:2025年08月08日

【最新版】Google広告のターゲティングには何がある?興味関心のカテゴリーも解説!

Google広告で活用できるターゲティングには、
ユーザーの属性・興味・関心・習慣などに基づいたターゲティングや
表示場所によるターゲティングなど、様々なものが存在しています。

本記事では、
それぞれのターゲティングの特徴や設定方法を詳しく紹介していきます。

1. Google広告のターゲティングにはなにがある?

Google広告のターゲティング設定には、様々なものが用意されています。

それぞれの概要を解説していきます。

1-1. オーディエンスターゲティング

オーディエンスターゲティングの種類を解説していきます。

以下のような項目を設定し、ターゲットを絞っていきます。

■ ユーザー属性

オーディエンスターゲティングの種類の一つがユーザー属性に基づいて広告を配信することです。

次のような属性を設定します。

  • 年齢
  • 性別
  • 世帯収入

■ 詳しいユーザー属性

オーディエンスターゲティングでは、
ユーザー属性よりもさらに詳しく絞って広告を配信できます。

次のような項目を指定できます。

  • 子どもの有無(子どもがいる場合、子の年齢はいくつか)
  • 配偶者の有無
  • 教育(最終学歴)
  • 住宅所有状況(住宅所有、賃貸)

■ アフィニティカテゴリー(興味や関心、習慣)

オーディエンスターゲティングでは、
アフィニティカテゴリーといったユーザーの興味や関心、習慣に基づいた広告配信もできます。

ターゲティングできる項目は以下の通りです。

  • スポーツ、フィットネス
  • テクノロジー
  • ニュース、政治
  • フード、ダイニング
  • メディア、エンターテイメント
  • ライフスタイル、趣味
  • 乗り物、交通機関
  • 家庭、園芸
  • 旅行
  • 美容、健康
  • 買い物好き
  • 銀行、金融

ユーザーがスポーツに興味を持っている場合はスポーツ関連の広告、
旅行に興味を持っているのなら旅行関連の広告というように配信できます。

■ 購買意欲の強い層

オーディエンスターゲティングでは、
購買意欲の強いユーザーに広告を配信できます。

例えば、
類似商品について積極的に調べている、購入を前向きに検討しているなどのユーザーです。

設定できる項目は以下のようなものです。

  • スポーツ、フィットネス
  • 一般消費者向けソフトウェア
  • 出会い、交流サービス
  • ビジネスサービス
  • 不動産
  • 家庭、園芸
  • 家電
  • ベビー、子供用品
  • 教育
  • 旅行
  • 美容グッズ、サービス
  • 自動車、車両
  • 通信
  • 金融サービス
  • 雇用

ビジネスサービスについて調査しているユーザーには関連広告を、
教育について調べているユーザーには教育に役立つ広告を配信できます。

■ カスタムセグメント

オーディエンスターゲティングのカスタムセグメントでは、
広告関連キーワード、ユーザーが閲覧しているWebサイト、
使用していると思われるアプリなどを元にターゲティングできます。

かなり詳しいターゲティングが可能です。

■ ライフイベント

オーディエンスターゲティングのライフイベントでは、
大切な人生の出来事を迎えるユーザーに広告配信ができます。

次のようなライフイベントのときです。

  • マイホームの購入
  • 大学卒
  • 定年退職
  • 引越し
  • 結婚
  • 起業
  • 転職

■ リマーケティング

オーディエンスターゲティングのリマーケティングでは、
一度Webサイトを訪問したユーザー、
コンバージョンなど特定のアクションを起こしたユーザーに対して広告配信ができます。

すでにWebサイトを訪問している、
コンバージョンにつながっているユーザーが対象になるため、
成果が出やすい手法です。

■ 類似ユーザー

オーディエンスターゲティングの類似ユーザーでは、
既存の顧客やターゲット層と似た特徴や行動パターンを持つユーザーに広告配信ができます。

新たな顧客獲得のために有効な手段です。

また類似ということもあり、
自社商品やサービスに興味を持ってもらいやすい、購買意欲が高いなどのメリットもあります。

1-2. コンテンツターゲティング

続いて、コンテンツターゲティングの種類を見てみましょう。

■ トピック

コンテンツターゲティングのトピックでは、
広告主が関心があるトピックに関するWebページやコンテンツを配信します。

例えば、
スポーツ用品を販売しているメーカーでは、
スポーツに関連するトピックのWebページやコンテンツを含んだ広告を表示させます。

トピックで扱える項目は以下のようなものです。

  • アート、エンターテインメント
  • インターネット、通信
  • オンラインコミュニティゲーム
  • コンピュータ、電化製品
  • ショッピングスポーツ
  • ニュース
  • ビジネス、産業
  • フード、ドリンク
  • ペット、動物
  • 不動産
  • 世界の国々
  • 人々、社会
  • 仕事、教育
  • 住居、庭
  • 健康
  • 旅行、交通
  • 書籍、文学
  • 法律、行政
  • 科学
  • 美容、フィットネス
  • 自動車
  • 資料
  • 趣味、レジャー
  • 金融

■ プレースメント

コンテンツターゲティングのプレースメントでは、
広告主が自身と関連の深いWebサイトやアプリを選んで広告を配信することができます。

例えば、
自動車メーカーの場合、自動車専門のWebサイトに広告を配信するなどです。

■ キーワード

コンテンツターゲティングのキーワードでは、
特定のキーワードを含んだWebサイトやコンテンツに広告を配信できます。

ユーザーがキーワード検索したときに関連広告が表示されるので、
興味を持ってもらいやすいです。

1-3. その他のターゲティング

Google広告のその他のターゲティングの種類を見てみましょう。

■ 曜日・時間帯

その他のターゲティングでは、
特定の曜日や時間帯に絞って広告配信ができます。

ユーザーには一定の行動パターンがありますが、
行動パターンに応じた適切なタイミングで広告表示ができるでしょう。

■ 地域

その他のターゲティングでは、
地域や場所を絞って広告配信ができます。

地域によって需要は違うので、
地域に合った広告を配信することで、成果につながりやすくなります。

■ デバイス

その他のターゲティングのデバイスでは、
ユーザーが使用するデバイスに応じた広告配信ができます。
※パソコン、タブレット、スマホなどのデバイス

デバイスによって広告の表示の仕方を変える必要もありますが、
指定することで効果的な表示ができるでしょう。

2. ターゲティングの設定方法

Google広告のターゲティング設定方法を解説します。

2-1. オーディエンスターゲティング

まず、オーディエンスターゲティングの設定手順を見てみましょう。

ここでは、
ユーザー属性とアフィニティカテゴリーの設定方法をご紹介します。

■ ユーザー属性の場合

①Google広告管理画面左メニューの「オーディエンス」をクリック②「ユーザー属性」部分右下の「ユーザー属性を編集」をクリック
③配信したい属性(性別・年齢・世帯収入)にチェック
④左下の「ユーザー層を保存」をクリック⑥設定完了

■ アフィニティカテゴリーの場合

①Google広告管理画面左メニューの「オーディエンス」をクリック②「オーディエンスセグメント」右下の「オーディエンスセグメントの編集」をクリック
③オーディエンスターゲティングに追加したいキャンペーン・広告グループを選択
④ターゲティングかモニタリングかを選択
⑤使用するオーディエンスセグメントを選択
⑥配信したいセグメントにチェック
⑦左下の「保存」をクリック
⑧設定完了

2-2. コンテンツターゲティング

続いて、
コンテンツターゲティングの設定手順です。
ここではトピックを取り上げます。

■ トピック

①Google広告管理画面左メニュー「コンテンツ」をクリック②「コンテンツ」右下の「コンテンツを編集する」をクリック
③トピックターゲティングに設定したい広告グループを選択
④ターゲティングかモニタリングかを選択
⑤ターゲティングしたいトピックにチェック
⑥左下の「保存」をクリック
⑦設定完了

2-3. その他のターゲティング

その他のターゲティングの設定手順を見てみましょう。
ここでは、曜日・時間帯を取り上げます。

その他の設定手順(曜日、時間帯)

①Google広告管理画面左メニュー「広告のスケジュール」をクリック
②左上の鉛筆マークをクリック
③曜日・時間帯を設定したいキャンペーンを選択
④広告を配信したい曜日・時間帯を設定
⑤左下の「保存」をクリック
⑥設定完了

3. ターゲティング設定のコツ

Google広告のターゲティングの設定にはコツがあるので、紹介します。

3-1. ターゲット層を理解する

Google広告のターゲティングを設定するにあたって、
ターゲット層を理解しておく必要があります。

自社の商品やサービスに合ったターゲット層を細かく把握することで、
広告配信の効果が上がりやすくなります。

ただ、
ターゲット層を絞り込みすぎると、広告配信先が狭まってしまいます

3-2. 組み合わせて配信する

Google広告のターゲティングの種類を紹介してありますが、
一つの手法だけに頼ると、広告配信先が限定的になります。

できればいくつかの手法を組み合わせて、広告配信したいところです。

組み合わせにより幅広い関心層に広告が届くようになり、宣伝効果も高まります

3-3. 効果検証をする

Google広告のターゲティングの効果検証も大事です。

ターゲティングは一度設定したら、それで終わりではありません。
定期的にモニタリングし、その都度最適化する必要があります。

効果検証することで、
改善点やさらに効果的なターゲティング方法も見つかるでしょう。

3-4. 配信頻度を調整する

Google広告のターゲティングを設定したら、
配信頻度を調節しましょう。

あまりしつこく広告が表示されると、ユーザーから嫌がられます。

適度な配信頻度に設定し、ユーザーが飽きないようにする必要があります。

3-5. デモグラフィックターゲティング

デモグラフィックターゲティングとは、
ユーザーの属性に基づいて広告を配信する手法です。

Google広告のターゲティング設定をする際も
デモグラフィックターゲティングを活用することで、より効果が高まります。

3-6. 興味関心カテゴリー

Googleのターゲティングで大きな役割を果たすのが
興味関心カテゴリーです。

ユーザーが興味を持つ広告を配信できれば、購買意欲も高まるでしょう。

4. まとめ

いかがでしたか。

今回は、Google広告のターゲティングについて解説しました。

様々なターゲティングが用意されていますので、
自社の商材のターゲティング層に合った設定をして、広告運用の効果を最大化させましょう。

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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