【クリックされる】広告文って?ポイントは短く見やすく端的に! という弊社の記事では、Facebook広告におけるクリックされる広告文のポイントを紹介しました。
今回は、実際にどんな広告文がいいのか具体的に弊社の事例を元にクリック率を上げる広告文テクニック5選を紹介します!
Facebook広告の運用でクリエイティブはもちろん最重要事項ではありますが、広告文も重要要素の1つです。今回紹介する具体例を参考に効果的な広告文を作成しましょう!
1.Facebook広告テキスト規定(仕様)
テクニックに入る前に、Facebook広告のテキスト表示の仕様についてきちんと把握していますか?Facebook広告のテキストは下の画像のように大きく分けて4つの要素から成り立っています。
さらに推奨されている文字数通りに作成することで広告全体をスッキリと見せることができます。
2.Facebook広告におけるテキストの影響度
Facebook広告で成果を出すにあたって、クリエイティブの質が最重要視されることはいうまでもありません。
しかしクリエイティブの次に重要になってくるのがテキストであり、テキストを改善したことで実際に成果が改善した実績もあります!
3.クリック率を上げる広告文テクニック5選
Facebook広告のテキストの中でもメインテキストについて弊社の実績を踏まえながら紹介します。
3-1.チェックボックス
Facebook広告でチェックボックス(☑)を使用しているテキストを見かけたことがある方は多いのではないでしょうか?
テキストを考える上で大前提として見やすく端的に表現する必要があります。その上でもチェックボックスを活用した広告文は有効といえるでしょう。
下のグラフは実際に弊社でテキストボックスあり・なしで成果を検証した際の比較です。
グラフを見ても分かる通り、CTR・CPAともに改善しており、大きく成果改善が見込めます。
3-2.メイン訴求は1行目もしくは左側に入れる
チェックボックスの活用でも話した通り、広告文において見やすさも大切ですが、ユーザーに訴求が伝わっていなければ意味がありません。そこで次に紹介するテクニックはメイン訴求の強調です。
ユーザーが買ってみよう、登録してみようと思わせるような自社の強みや特徴を上手くアピールすることで、クリック率の向上、さらに獲得(CV)に繋がるのです。ここではメイン訴求の強調方法として代表的な2つを紹介します。
上2つのテキストのように、メイン訴求を強調する上でのポイントは下記2つです。
・何のサービスなのか、何が良いのか、誰に向けたものなのかをわかりやすく書く。
これらのポイントを抑えて上手く商材やサービスをアピールしましょう。
3-3.禁止命令系(カリギュラ効果)
続いて紹介するのは思わずクリックしたくなる広告文のテクニックです。
カリギュラ効果を知っていますか?カリギュラ効果とは、強く禁止されると、かえってその行為への欲求や関心が高まる現象のことをいいます。
昔ばなしで有名な鶴の恩返しでも、主人公は鶴に決して覗いてはいけませんといわれたものの、最終的には覗いてしまいましたよね。これがカリギュラ効果です!
このカリギュラ効果はマーケティングにおいても効果的といわれており、人間の心理に訴えかけることができるので運用における効果が見込めます。
このようにカリギュラ効果を用いたテキストは、広告において効果的ではありますが、危険性についても十分理解しておく必要があります。
ターゲットやターゲット外に禁止・制限を与えるカリギュラ効果は、時としてインパクトが強すぎる余りユーザーが引いてしまう恐れが考えられるのです。
カリギュラ効果を広告文に活用する際は、必ずユーザーにとって効果的か・容認してくれるターゲットなのかをよく見極める必要があるので要注意です。
3-4.長文テキスト
Facebook広告における広告文のテクニックの基礎としてよくメインテキストでもっと見ると表示されるのはNG、さらに、基本的に短文3行、1行21文字というルールもよく耳にするはずです。
しかし、逆をつく方法で意外にもあえて長文のテキストが当たる傾向もあります。実際に弊社でウェビナーの集客を行った際の広告文は下記となっています。
長文と短文に訴求A、訴求Bとして同時に配信を行った結果が、、、
CVRが大きく改善し、CPA(獲得単価)が低減する結果が出たのです。本来の趣旨であるクリック率においてはそこまで大きく改善は見られなかったものの、詳細まできちんと読んだユーザーがクリックしてくるため、獲得までの確度が高いユーザーを効率よくページに遷移させていることが分かります。
今回のような長文テキストは、セミナーだけでなく、住宅展示場などの実店舗への集客など、コアなユーザーが存在するサービスにおすすめです。
3-5.ユーザーインサイト訴求
最後に紹介するのは、今まで紹介してきたテクニックを全てひっくり返すような内容です。それがユーザーインサイトを活用した広告文です!ユーザーインサイトとはユーザーの内側に隠れている本音を指します。
これまで紹介してきた広告文はパット見て広告ということがユーザーに伝わりやすいものばかりです。広告らしくユーザーに伝わりやすいよう工夫をこらした広告文は、広告を嫌うユーザーからするとスルーされてしまいがちです。
そこで、あえて広告っぽくないユーザーの内に秘めた本音に語りかけるように広告文を変えたところ、成果が改善した実績を紹介します。
上記画像の左がチェックボックスや記号を用いた広告らしい訴求、そして右がユーザーインサイトに問いかけるような訴求、この2つで検証を行いました。
まさかのクリック率が3.7倍に!クリック単価もクリック率の上昇に伴い、30%と大きく低減したことで配信の効率が大きく改善する結果になりました。
このようにユーザーの心理に訴えかけるユーザーインサイト訴求は広告運用者が枠にハマりがちな考え方を大きく覆すテクニックにもなるので、ぜひお試しください。
4.まとめ
いかがでしたか?
今回紹介したテクニック5選は、弊社でも実績が出ているものばかりになるので、是非まだ試したことがない方はチャレンジしてみてください。バナーなどクリエイティブを用意する費用がないといった方にもすぐに試すことができますので、是非広告の成果改善に役立ていただけると幸いです。
当社はリスティング広告だけでなく、SNS広告の運用にも強みがあります。
Facebook広告の成果に不安やお悩みの方、これからFacebook広告を始めたいと考えている方は、ぜひ弊社にお気軽にご相談ください!