Instagramは若者だけでなく幅広い年齢層まで活用されるようになり、集客をする上で欠かせないSNSです。
本記事ではInstagram広告を配信する上でまず初めにおさえなくてはならない出稿方法について説明します。
1.Instagram広告とは?
Instagram広告とは、人気のSNSであるInstagramに出稿できる広告です。
そもそも、Instagramは世界で10億人、日本国内では3300万人のアクティブユーザーを抱える媒体で、日本においては4人に1人が利用している状況にあります。
そのアクティブユーザーのうち女性が57%、男性が43%と女性のユーザーの方が若干多く、年齢層においては若年層が多いながらも、徐々にユーザーの年代は幅広くなってきています。
Instagramの投稿の間に広告が挿入される形で広告配信が行われるため、ユーザーは画像や動画といったビジュアルに訴えかける広告を、自然な流れで閲覧することになります。
2.Instagram広告のメリット
Instagram広告は、どのようなメリットがあるのでしょうか?
精度の高いターゲティングが可能
Instagramは実名登録で利用するFacebookと紐づいているため、Facebook同様、精度の高いターゲティングを行うことが可能です。
広告感が少なめの広告が出せる
Instagramの利用者の投稿に紛れて広告が表示されるため、広告感なく広告を出すことが可能です。広告に良いイメージを持っていないユーザー層も、写真広告や動画広告なら、意図せず見てしまうでしょう。
豊富な広告フォーマットがある
Instagram広告は、目的やターゲットに応じて、さまざまなフォーマットの広告を出すことが可能です。写真広告や動画広告のほかにもカルーセル広告、コレクション広告など豊富な広告機能が利用できます。
3.Instagram広告の配信面と広告フォーマットの種類
3-1.Instagram広告の配信面
Instagram広告の配信面はフィード、ストーリーズ、発見タブ、リールの4種類あります。それぞれ説明していきましょう。
フィード
ユーザーが写真や動画を投稿するフィード(タイムライン)に広告を配信します。
多くのユーザーは、新しい商品やブランドなどを探したり情報収集をしたりする際にフィードを使用しているため、フィードは、商品やブランドの認知度を高める際に最適だといえます。
ストーリーズ
ユーザーのストーリーズ投稿の間に表示され、フルスクリーンで画像や動画が表示されるため、フィードと比べるとインパクトが強いです。
また、24時間でストーリーズは消えるため、よりリアルタイム性の高い情報を求めているユーザーが多いと考えられます。
ストーリーズについて詳しく知りたい方は【キホンのキ】Instagramのストーリーズ広告を知ろうをご覧ください!
発見タブ
発見タブは、新しいものや興味のあるものを積極的に探すユーザーが存在する、フッターの虫眼鏡アイコンのページのことで、ユーザーの利用履歴や興味関心に基づいて表示されています。確度の高いユーザーに効率的に商品やブランドの認知を促すことができます。
発見タブについて詳しく知りたい方はInstagram広告の掲載先【発見タブ】ってなに?をご覧ください!
リール
2021年6月から利用可能になったリールは、15秒から60秒以内の短い動画を共有できるもので、エンターテインメント性の高い動画が投稿されているのが特徴です。
フィードやストーリーズ同様、ユーザーのリール投稿の間に差し込まれるようにして広告が表示されます。
リールについて詳しく知りたい方は【今がチャンス】若者にウケるInstagramのリール広告とは?をご覧ください!
3-2.Instagram広告のフォーマットの種類
静止画
フィード、ストーリーズ、発見タブで利用可能なクリエイティブで、1枚の画像に多くの情報を詰め込むのではなく、シンプルにした方が伝わりやすいです。
動画
正方形・縦型・横型のフォーマットで1秒から最大120秒間の動画を表示可能です。画像と比較すると、動きや音声があるので視覚的にユーザーの印象に残りやすいといったところが特徴です。
カルーセル
1つの広告で最大10枚まで画像・動画が配信でき、CTAの遷移先となるリンクをそれぞれ異なるものを設定することが可能です。
1つの広告で複数のサービス・商品を紹介したい場合や、サービス・商品の特徴を複数紹介したい時に効果的な広告フォーマットです。
コレクション
商品をカタログ形式にして表示させることで、商品の発見から購入までを促すことが可能です。
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4.Instagram広告の出稿手順
4-1.FacebookとInstagramのアカウントの連携
Instagram広告の配信するためには、まずFacebookとInstagramのアカウントを関連付けます。
こちらの関連付けはFacebookページ、Instagramアカウントのそれぞれから行うことができます。
Facebookからの操作
②設定→Instagramをクリック
③自身のInstagramアカウントにログイン
Instagramからの操作
②設定→アカウント→リンク済みのアカウント
③Facebookを選びログイン
4-2.広告アカウントの作成
Facebookビジネスマネージャーの右上にあるビジネス設定をクリックします。
画面左のアカウント→広告アカウントをクリック
→追加→広告アカウントを追加をクリック
広告アカウントIDを入力し、広告アカウントを追加をクリックしたらアカウント作成の完了です。
4-3.キャンペーンの作成
ビジネスマネージャーの中の広告マネージャを開き、作成をクリックしてキャンペーンを作成します。
キャンペーン作成ボタンを押すと、次のようなキャンペーン設定画面が開くので、そこから今回のキャンペーン目的(=配信目的:広告を通してどんな成果を得たいのか)を選択してください。
キャンペーン目的は、認知、検討、コンバージョンの大きく3つのグループに分類されます。
キャンペーン目的をクリックすると、以下の画面になります。キャンペーン名を入力して、次へボタンをクリックします。
4-4.広告セットの作成
広告の目的を設定したら、広告セットを作成します。
広告セットでは、誰に(オーディエンス)、どこに(配置)、いくらで(予算)、いつまで(掲載期間)など広告の中身を設定できます。
広告の予算と掲載期間の設定をします。
4-5.オーディエンスの設定
商品やサービスのターゲット層からどんなユーザーに広告を配信したいのかを考え、ターゲティングを設定します。
4-6.配置の設定
今回はInstagramに広告を出稿するので、配置は手動配置を選び、プラットフォームではInstagramを選択します。
4-7.広告の作成
広告セットを設定したら、実際に出稿する広告を作成します。ここにおいて必要なのは、静止画や動画などのメディアと、広告とともに表示される説明文であるメインテキストです。
設定が終わったら、画面右下の緑色の公開するボタンをクリックし、広告が掲載されます。これらの広告は下書きとして保存して、後日配信することも可能です。
5. まとめ
いかがでしたか?
Instagram広告における出稿方法を紹介しました。
Instagramはユーザーが増え続け、利用している年代も年々幅広くなっているため、十分成果を出すことができる可能性のある媒体です。
当社はリスティング広告だけでなく、SNS広告の運用にも強みがあります。
Instagram広告の運用でお困りの方や、これからInstagram広告を始めたいという方は、ぜひ一度弊社にお気軽にご相談ください!
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