【メリットを最大限に活かす】LINE公式アカウントのタイムライン活用事例！

近年では多くの企業がコンテンツマーケティングの一環としてLINE公式アカウントを活用しています。そこでしばしば見通されがちなのが、LINE公式アカウントのタイムラインです。

これをうまく活用すれば、さらに集客の効果が見込めるにもかかわらず、ほとんど機能していない企業も決して少なくありません。

では、LINE公式アカウントのタイムライン機能はどのように役立てれば良いのでしょうか。公式アカウントのメッセージと大した違いはないと思われる方もいるでしょう。

そこで今回は、タイムライン機能の特徴やメリットを解説するとともに、その活用事例について紹介します。

１．そもそもLINE公式アカウントのメッセージとタイムラインは何が違うの？

まずはメッセージ機能とタイムライン機能の違いについて整理しましょう。

ご覧のように、メッセージ機能とタイムライン機能は、似て非なる特徴を持っていることがわかります。

最大のポイントは、拡散性と見られやすさ（開封率）です。

タイムライン投稿は目立ちやすい広告を配信することができるため、テキストが流れてくるメッセージよりも目につきやすいのです。

一方メッセージ機能は確かにマーケティングには欠かせない機能の1つなのですが、メッセージであるがゆえに、他のメッセージに埋もれてスルーされやすい傾向があるといわれています。

たとえば、あなたが友人とLINEメッセージをやりとりしている最中に、広告メッセージが流れてきたらどうしますか？

おそらくすぐには開かないと思います。そして開いたとしても、すぐに友人とのメッセージに戻ってしまうのではないでしょうか。

それでは、せっかくの広告メッセージが台無しですよね。だからこそ、LINE公式アカウントのタイムライン機能のメリットが際立つのです。

２. LINE公式アカウントタイムラインを使うメリットとは？

ユーザーのコメントにリアクションがとれる

YouTubeの動画コメントと似たような機能が実装されているタイムラインはユーザーが投稿したコメントに対し、広告配信側が返信を行うことが可能です。

メッセージ機能は一方的な発信になってしまいますが、タイムラインのコメント返信機能は、ユーザーと企業が相互コミュニケーションを図ることのできる貴重な機会を与えてくれます。

拡散性が高い

タイムラインのシェア機能を使えば、自動的にユーザーの友人へとシェアが拡散されます。

つまり、1人のユーザーにシェアをさせることができれば、広告配信の効果が労せずして2倍・3倍・4倍になっていくのです。

メッセージ機能はユーザー1人1人に対してメッセージを配信してアクションを起こさせようとしますが、ユーザー1人の行動が他のユーザーに波及することはほとんど期待できません。

つまり効果はほぼ1倍なのです。

無料で広告を投稿できる

メッセージ機能を使う場合は、1ヶ月ごとに遅れるメッセージ数があらかじめ制限されているため、1,000通を超えるなら有料プランを設定しなければなりません。

しかしLINE公式アカウントのタイムラインは違います。こちらは基本的に無料で配信が可能です。

予算にあまり余裕がない個人事業主、マーケティングにお金をかけられる潤沢な予算がある企業であろうと、無料で広告配信ができるというタイムライン独自の特徴は非常に恩恵があります。

３．LINE公式アカウントのタイムラインを活用した事例

オウンドメディアの相乗効果を狙う（某有名メーカーのお菓子）

日本人なら誰でも知っている有名なお菓子メーカーのLINE公式アカウントでは、週に1回程度のタイムラインを配信し、新製品やお菓子を使ったアレンジレシピを投稿しています。

タイムラインにはTwitterなどの他のオウンドメディアへリンクするように誘導されており、タイムラインで相乗効果を狙っていることがわかります。

【活用のポイント】

画像参考：タイムラインの活用「ポッキー」 ー FrontSupport

クーポンの告知による集客効果（某外資系のフライドチキン店）

アメリカ発祥の老舗フライドチキン店では、LINE公式アカウントのタイムラインでクーポン獲得キャンペーンを告知し、自社アプリのダウンロード数の増大を図っています。

アプリのダウンロードをきっかけにユーザーがその店舗を利用する価値と意義を見出せるような工夫がされていることがわかります。

【活用のポイント】

画像参考：タイムラインの活用「フライドチキン」 ー FrontSupport

４．まとめ

いかがでしたか？

LINE公式アカウントのタイムライン機能は、メッセージ機能とは違った特徴を持ち、うまく活用すればほとんど費用をかけることなく効率的に集客効果を期待することができます。

予算があまりない個人事業主の方でも気軽に利用できますし、一般の企業や飲食店もマーケティングや集客の手段として大いに役立てることができます。