みなさんこんにちは!SNS広告といえば、Facebook広告とLINE広告、この2強といっても過言ではありません。
その中でもアクティブユーザー数が群を抜いている、LINEに広告を出稿することができるLINE広告の4月、5月のアップデート情報をお届けいたします!
1.21年4月アップデート情報
まずは、21年4月アップデート情報です。
1-1.Tagによる詳細マッチング機能
詳細マッチングとは、ハッシュ化された1st party data(電話番号/メールアドレス)をLINEに送ることで、配信の最適化やコンバージョン計測精度の向上とオーディエンス蓄積を増加させる機能のことです。
目的としては、下記の2点があります。
端末やブラウザを跨いだコンバージョン計測
導入することで、スマートフォーンサイト閲覧ユーザーのみからPCサイトの閲覧ユーザーも計測できるようになります。その結果、これまで計測できなかったデータが計測できるようになり、オーディエンスの蓄積が可能になります。
プライバシー問題によるトラッキングに関する制限が厳しくなっていることから、cookieだけに頼らない方法でCV計測しようとする動きが活発になっています。
クロスドメイントラッキングによるドメインを跨いだ計測
導入することで3rdパーティcookie(ユーザーが訪問しているWebサイトとは異なるドメインから発行されるcookie)が使えない場合でも、ドメインを跨いだ計測が可能になります。
3rdパーティcookieが使用できればドメインを跨ぐことは可能ですが、2022年を目処に3rdパーティcookieに頼らない仕組みをGoogle Chromeが目指していることから、詳細マッチング機能が重要になります。
広告への影響としては2点あります。
端末やブラウザを跨いだコンバージョン計測やオーディエンス蓄積が可能
スマートフォンでの閲覧ユーザーだけでなく、PCサイト閲覧ユーザーのオーディエンス蓄積や間接CVの計測も可能になります。
クロスドメイントラッキング
これまで、サブドメインが共通の場合のみ計測可能でしたが、詳細マッチング機能を利用することでドメインを跨いでの計測も可能になります。
【参考】クロスドメイントラッキングとは?
クロスドメイントラッキングとは、複数のドメインにまたがっている構成のWebサイトのセッション情報を、アナリティクス上で正しく情報を取得する設定のことです。
設定方法としては下記LINE公式ページを参照ください!
参考:Advanced matching(詳細マッチング) ー LINE for Business
主な導入効果としては、以下の3つがあります。
・訪問データ蓄積によるオーディエンス規模の拡大
・cookieのみで計測できていなかったコンバージョンデータの取得
2.21年5月アップデート情報
続いては、5月アップデート情報です。みなさんが待ちに待っていたクリエイティブでも変更があります!
2-1.クリエイティブテキストルールの変更
以前はFacebook社同様に画像内のテキストに制限がかかっており、画像内にテキストが20%を超えているクリエイティブについては審査できませんでした。
現在はテキストが20%を超えている画像も審査に通るようになっています!
ただし、一部クリエイティブを除いて画像内にテキストが20%を超えていても配信がされるが配信ボリュームが制限されている可能性はあります。※グリッドツールは使用できなくなっています。
3.まとめ
いかがでしたか。
Tagとクリエイティブにまつわるアップデート情報についてまとめました。筆者のパートナー様もLINE広告で集客を最大化しておりますので、少しでも気になった方はインフィニティエージェントへのご連絡、お待ちしております!