
国内No.1の月間アクティブユーザー数を保有するLINE。
もはやLINEを利用したことのない方の方が少ないのではないでしょうか。
そんなLINEで広告を配信出来たらものすごく強いと思いませんか?
特にLINE広告は現在生活に欠かせないツールになっています。
本記事では、
嫌がられることも少なく、潜在層にもリーチすることができる
LINE広告の概要をご説明いたします。
1. LINE広告の概要

みなさまご存知ではあるかと思いますが、
LINEとはメッセンジャー機能をメインとするSNSの一種です。
LINE広告について調べるうえで、
特に注目していただきたいのは
月間アクティブユーザー数(MAU)の圧倒的な多さです。
例えば、
国内の主要SNSの月間アクティブユーザー数と比較してもその規模は際立っています。
- LINE:9,600万人(2023年12月末時点)
- X(旧Twitter):6,650万人(2023年12月末時点)
- Instagram:6,600万人(2023年12月末時点)
LINEの月間アクティブユーザー数は9,600万人(2023年12月末時点)に達しており、
これは日本の人口の70%以上をカバーする数字です。
他の広告媒体ではリーチしきれない幅広いユーザー層に
広告を配信できる可能性を秘めています。
このように国内の主要SNSの中でも圧倒的に多くの
ユーザーにアプローチできるため、
獲得が見込めるというのは説明するまでもないかと思います。
これほどまでに多くのユーザーにアプローチできると言われているLINE広告ですが、
実装可能なターゲティングなども充実してアップデートの更新頻度も多いため、
これからさらに獲得が見込めそうです。
2. LINE広告の特徴
LINE広告の特徴は、
何といっても幅広いユーザーにアプローチすることができる点です。
FacebookやX(旧Twitter)など、
他のSNSではリーチしづらい層にもアプローチすることができます。

LINEを利用しているユーザーの属性を見ると、
性別は男性43%、女性57%とやや女性が多いものの、
年齢層は日本の人口分布に近い構成で10代から60代以上まで幅広く、
特定の層に偏りなくアプローチできることがわかります。
※LINE Business Guideより参照/2022年7月調べ

3. LINE広告の配信面
配信可能な面は非常に多彩です。
トークリスト最上部の「Smart Channel」をはじめ、
月間7,900万人以上が利用する動画プラットフォーム「LINE VOOM」、
月間7,700万人以上が利用する「LINE NEWS」、
その他「LINEマンガ」や「LINEポイントクラブ」など、
LINEのファミリーサービスへ幅広く配信されます。
それぞれの面でリーチできるユーザー層や広告フォーマットが異なるため、
目的に合わせた配信が可能です。
例えばSmart Channelであれば、
普段SNSを利用しないがLINEのトークを利用している
幅広い年齢層にアプローチ可能ですが、
LINEマンガでは10代~30代の年齢層を中心に
アプローチすることが可能とされています。

LINE社のサービスが拡大していくにつれて
今後も配信面が広がっていくことが期待されていますので、
まだまだリーチできるユーザーは広がりそうですね。
4. LINE広告のターゲティング方法

LINE広告の主なターゲティングは、
ウェブサイト訪問ユーザーなどに再アプローチする「カスタムオーディエンス」や、
年齢・性別・地域などでセグメントする「デモグラフィックデータ配信」などがあります。
| ターゲット層 | ターゲティング | ターゲティング詳細 |
| 顕在層 | リターゲティング | 過去自社サイトに訪れたことのある ユーザーに再度アプローチする配信手法 |
| 準顕在層 | カスタム オーディエンス |
既存顧客や既存顧客に類似する ユーザーへの配信 |
| 類似配信 | コンバージョンユーザーやアップロードした 顧客情報に類似したユーザーを指定する配信手法 |
|
| 潜在層 | デモグラ配信 | 性別・年齢・地域・興味関心などで ターゲットを指定した配信手法 |
| ブロード配信 |
特にカスタムオーディエンスターゲティングでは、
そのユーザーの行動に類似したユーザーにも配信可能となっており、
実際に弊社クライアントでも類似オーディエンスで配信し、
大幅にCPAが改善した事例もあります。
その類似濃度も幅広く、最大15%まで選択可能です。
それほど多くのユーザーにアプローチができるということですが、
あまりにも類似濃度が薄いと獲得向きではなくなってしまうため、
まずは1~3%のリストをもとに配信し
効果検証をしていくことをオススメします。
デモグラフィックデータ配信で利用される
年齢・性別・地域・興味関心などのデータは、
ユーザーがLINEの各種サービスを利用する中で登録した情報やスタンプ購入履歴、
公式アカウントの友だち追加傾向などから分析された「みなし属性」です。
そのため100%正確なデータではありませんが、
商材に合わせて精度の高いターゲティングを行うことが可能です。
5. LINE広告を配信するうえでの注意点
LINE広告配信にあたり注意していただきたい点は2つあります。
- 配信前にアカウントと広告(クリエイティブ)の審査が必須である
- ToB商材との相性
1つ目は、
配信前にアカウントと広告(クリエイティブ)の審査が必須である点です。
LINE広告では法的リスクの回避やユーザー利益の保護の観点から
広告表現に関するガイドラインを設定しています。
商材によっては掲載不可となっているため、
配信前に利用規約などをしっかり確認しましょう。
2つ目に、
ToB商材との相性です。
従来LINE広告はToC商材に強いとされてきましたが、
近年ではToB商材での活用も拡大しています。
幅広い年代のビジネスパーソンが日常的に利用するため、
SaaSツールのリード獲得やBtoB向けイベントの集客などで
成果を上げた事例も増えています。
ただし、
商材との相性を見極める必要はありますので、
配信の際はターゲット設定などを慎重に検討することをおすすめします。
6. まとめ
いかがでしたか?
今回はLINE広告の概要について簡単にご説明しました。
まとめると、
LINE広告は圧倒的なユーザー数を誇っており、
そこには大きな市場が眠っていると推測されます。
ToC商材だけでなくBtoB商材での活用事例も増えており、
リーチできるユーザを増やしていきたいと考えてる方は
ぜひLINE広告の活用を検討してみてください。





















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