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【今更聞けない】LINE広告の基本のキを徹底解説!

更新日:2025年11月17日

【今更聞けない】LINE広告の基本のキを徹底解説!

国内No.1の月間アクティブユーザー数を保有するLINE。
もはやLINEを利用したことのない方の方が少ないのではないでしょうか。

そんなLINEで広告を配信出来たらものすごく強いと思いませんか?

特にLINE広告は現在生活に欠かせないツールになっています。

本記事では、
嫌がられることも少なく、潜在層にもリーチすることができる
LINE広告の概要をご説明いたします。

1. LINE広告の概要

みなさまご存知ではあるかと思いますが、
LINEとはメッセンジャー機能をメインとするSNSの一種です。

LINE広告について調べるうえで、
特に注目していただきたいのは
月間アクティブユーザー数(MAU)の圧倒的な多さです。

例えば、
国内の主要SNSの月間アクティブユーザー数と比較してもその規模は際立っています。

  • LINE:9,600万人(2023年12月末時点)
  • X(旧Twitter):6,650万人(2023年12月末時点)
  • Instagram:6,600万人(2023年12月末時点)

LINEの月間アクティブユーザー数は9,600万人(2023年12月末時点)に達しており、
これは日本の人口の70%以上をカバーする数字です。

他の広告媒体ではリーチしきれない幅広いユーザー層に
広告を配信できる可能性を秘めています。

このように国内の主要SNSの中でも圧倒的に多くの
ユーザーにアプローチできるため、
獲得が見込めるというのは説明するまでもないかと思います。

これほどまでに多くのユーザーにアプローチできると言われているLINE広告ですが、
実装可能なターゲティングなども充実してアップデートの更新頻度も多いため、
これからさらに獲得が見込めそうです。

2. LINE広告の特徴

LINE広告の特徴は、
何といっても幅広いユーザーにアプローチすることができる点です。

FacebookやX(旧Twitter)など、
他のSNSではリーチしづらい層にもアプローチすることができます。

※画像引用(出典:LINE Business Guide 2024年4月-9月期

LINEを利用しているユーザーの属性を見ると、
性別は男性43%、女性57%とやや女性が多いものの、
年齢層は日本の人口分布に近い構成で10代から60代以上まで幅広く
特定の層に偏りなくアプローチできることがわかります。
※LINE Business Guideより参照/2022年7月調べ

※画像引用(出典:LINE Business Guide 2024年4月-9月期

3. LINE広告の配信面

配信可能な面は非常に多彩です。

トークリスト最上部の「Smart Channel」をはじめ、
月間7,900万人以上が利用する動画プラットフォーム「LINE VOOM」、
月間7,700万人以上が利用する「LINE NEWS」、
その他「LINEマンガ」や「LINEポイントクラブ」など、
LINEのファミリーサービスへ幅広く配信されます。

それぞれの面でリーチできるユーザー層や広告フォーマットが異なるため、
目的に合わせた配信が可能です。

例えばSmart Channelであれば、
普段SNSを利用しないがLINEのトークを利用している
幅広い年齢層にアプローチ可能ですが、
LINEマンガでは10代~30代の年齢層を中心に
アプローチすることが可能とされています。

※画像引用(出典:LINE広告 配信面|LINEヤフー for business

LINE社のサービスが拡大していくにつれて
今後も配信面が広がっていくことが期待されていますので、
まだまだリーチできるユーザーは広がりそうですね。

4. LINE広告のターゲティング方法

LINE広告の主なターゲティングは、
ウェブサイト訪問ユーザーなどに再アプローチする「カスタムオーディエンス」や、
年齢・性別・地域などでセグメントする「デモグラフィックデータ配信」などがあります。

ターゲット層 ターゲティング ターゲティング詳細
顕在層 リターゲティング 過去自社サイトに訪れたことのある
ユーザーに再度アプローチする配信手法
準顕在層 カスタム
オーディエンス
既存顧客や既存顧客に類似する
ユーザーへの配信
類似配信 コンバージョンユーザーやアップロードした
顧客情報に類似したユーザーを指定する配信手法
潜在層 デモグラ配信 性別・年齢・地域・興味関心などで
ターゲットを指定した配信手法
ブロード配信

特にカスタムオーディエンスターゲティングでは、
そのユーザーの行動に類似したユーザーにも配信可能となっており、
実際に弊社クライアントでも類似オーディエンスで配信し、
大幅にCPAが改善した事例もあります。

その類似濃度も幅広く、最大15%まで選択可能です。

それほど多くのユーザーにアプローチができるということですが、
あまりにも類似濃度が薄いと獲得向きではなくなってしまうため、
まずは1~3%のリストをもとに配信し
効果検証をしていくことをオススメします。

デモグラフィックデータ配信で利用される
年齢・性別・地域・興味関心などのデータは、
ユーザーがLINEの各種サービスを利用する中で登録した情報やスタンプ購入履歴、
公式アカウントの友だち追加傾向などから分析された「みなし属性」です。

そのため100%正確なデータではありませんが、
商材に合わせて精度の高いターゲティングを行うことが可能です。

5. LINE広告を配信するうえでの注意点

LINE広告配信にあたり注意していただきたい点は2つあります。

  • 配信前にアカウントと広告(クリエイティブ)の審査が必須である
  • ToB商材との相性

1つ目は、
配信前にアカウントと広告(クリエイティブ)の審査が必須である点です。

LINE広告では法的リスクの回避やユーザー利益の保護の観点から
広告表現に関するガイドラインを設定しています。
商材によっては掲載不可となっているため、
配信前に利用規約などをしっかり確認しましょう。

2つ目に、
ToB商材との相性です。
従来LINE広告はToC商材に強いとされてきましたが、
近年ではToB商材での活用も拡大しています。

幅広い年代のビジネスパーソンが日常的に利用するため、
SaaSツールのリード獲得やBtoB向けイベントの集客などで
成果を上げた事例も増えています。

ただし、
商材との相性を見極める必要はありますので、
配信の際はターゲット設定などを慎重に検討することをおすすめします。

6. まとめ

いかがでしたか?

今回はLINE広告の概要について簡単にご説明しました。

まとめると、
LINE広告は圧倒的なユーザー数を誇っており、
そこには大きな市場が眠っていると推測されます。

ToC商材だけでなくBtoB商材での活用事例も増えており
リーチできるユーザを増やしていきたいと考えてる方は
ぜひLINE広告の活用を検討してみてください。

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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