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【Google広告】トピックターゲティングを有効活用しよう!

更新日:2025年06月19日

【Google広告】トピックターゲティングを有効活用しよう!

Google広告を活用する際は、
ターゲティングの設定を適切に行うことが大切です。

トピックターゲティングを活用すると、
数多くのwebサイトを対象にして広告を配信できます。

本記事では、
トピックターゲティングの概要やメリットなどについて解説します。

ターゲティング手法について理解を深めたい方はぜひ最後までお読みください。

1. トピックターゲティングの概要

トピックターゲティングについて以下の項目を見ていきましょう。

  • トピックターゲティングとは
  • Google広告のトピック一覧

それぞれ解説していきます。

1-1. トピックターゲティングとは

トピックターゲティングは、
Google広告で活用できるターゲティング手法の1つです。

トピックを選択することで、
関連度の高いWebサイトに広告を配信できます

さまざまなトピックが事前に用意されているため、
自社の商材やサービスにマッチしたサイトに広告を掲載しやすくなります。

1-2. Google広告のトピック一覧

Google広告のトピックには以下のようなものがあります。

  • 趣味、レジャー
  • アート、エンターテインメント
  • オンラインコミュニティ
  • ゲーム
  • 旅行、交通
  • 書籍、文学
  • 法律、行政
  • ペット、動物
  • 美容、フィットネス

上記は、選択できるトピックの大枠の一部です。

「アート、エンターテインメント > イベント情報 > スポーツ観戦」
のように、さらに細かく分類されたものも存在します。

2. トピックターゲティングのメリット

トピックターゲティングには以下2つのメリットが存在します。

  • 潜在層に効率的にアプローチできる
  • 配信量を増やせる

どのような利点を得られるのかそれぞれ確認していきましょう。

2-1. 潜在層に効率的にアプローチできる

トピックターゲティングは、
潜在層に向けてアプローチする際に最適な手法です。

トピックを選択するだけで複数のメディアに広告を配信できるため、
効率的に認知を拡大できます。

アンケートを実施した結果、
ブランドの認知度が低いことが発覚した場合などに利用が推奨されます。

2-2. 配信量を増やせる

トピックターゲティングには、
関連したメディアを掲載面にして効率的に配信量を増やせるメリットがあります。

自社商品・サービスを開発したばかりでユーザーに情報を伝えたい場合、
ボリュームを増やして配信できることは大きな利点です。

購買を促進させるためには、まず注意・認知を広げることが大切なので、
なるべく多くの媒体に広告を掲載したい方には利用を推奨します。

3. トピックターゲティングのデメリット

トピックターゲティングには、以下2つのデメリットも存在します。

  • コンバージョン獲得につながる可能性が低い
  • 他のターゲティングとの組み合わせを考慮する必要がある

メリットだけでなく欠点についても把握しておきましょう。
それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

3-1. コンバージョン獲得につながる可能性が低い

トピックターゲティングは、
関連した多くの媒体に広告を掲載できるため、認知度を広げたい場合は最適です。

しかし、
配信量を増やすことはできても、
コンバージョン獲得につながる可能性は低いというデメリットがあります。

コンバージョンを効果的に強化したい場合は、
リターゲティングなどの手法がおすすめです。

Webサイトに訪問したことがある人物を対象とするリターゲティングの場合、
ユーザーが自社についてある程度認知しているため、
アクションを起こしてもらいやすくなります。

3-2. 他のターゲティングとの組み合わせを考慮する必要がある

トピックターゲティングは掲載面を選択することができる手法ですが
「人」を細かくターゲティングすることができません。

したがって、
広告からのコンバージョンを増やすためには他のターゲティングとの組み合わせを考慮する必要
があります。

4. トピックターゲティングと他ターゲティングの違い

Google広告では、他にも以下のようなターゲティングを活用できます。

  • プレースメントターゲティング
  • キーワードターゲティング

トピックターゲティングと同じように
「面」を指定して配信できる手法なので確認しておきましょう。

4-1. トピックターゲティングとプレースメントターゲティングの違い

プレースメントターゲティングは、
広告を掲載したい媒体やコンテンツを任意で指定できる手法です。

トピックターゲティングは
自身で設定を行なったトピックに合わせて自動で配信先が決定します。
配信先の決定方法に違いがあるので、特徴を理解したうえで使い分けましょう。

4-2. トピックターゲティングとキーワードターゲティングの違い

キーワードターゲティングは、
広告主が語句を設定することで配信されるユーザーが決定される手法です。

トピックターゲティングが「配信面」をターゲティングするのに対し、
キーワードターゲティングは「ユーザー」をターゲティングするという違いがあります。

5. トピックターゲティングの効果的な活用方法

トピックターゲティングを活用する際は、以下の項目に留意しましょう。

  • トピックの範囲を広げすぎない
  • 他のターゲティングと併用する

それぞれ詳しく解説していきます。

5-1. トピックの範囲を広げすぎない

トピックターゲティングを活用する際は、
範囲を広げすぎないように注意しましょう。

数多くのトピックが事前に用意されていますが、
認知度向上を目指すために項目を選択しすぎると意味のない配信が増えてしまいます。

トピックを選ぶ際は、単純に関連度の高そうな場所にするのではなく、
ユーザーがどのようなメディアから情報を集めているのか考えることが大切です。

前述しましたが、
トピックターゲティングは面を絞るためのターゲティング手法なので、
それだけに頼りすぎると効果には限度があります。

資料請求や問い合わせなど、コンバージョン発生を目的としている場合は、
他のターゲティング手法と併用していきましょう。

6. トピックターゲティングのおすすめな組み合わせ

トピックターゲティングと組み合わせるのにおすすめなのは以下3つです。

  • ユーザー属性
  • アフィニティカテゴリ
  • リマーケティング

それぞれの組み合わせごとにメリットなどを見ていきましょう。

6-1. トピックターゲティング×ユーザー属性

ユーザー属性は、
年齢や性別などの情報をもとに配信対象を絞ります。

トピックターゲティングと併用すると、
掲載面を指定したうえで属性も絞り込むことが可能です。

例えば、
ビジネスなどのトピックを選択した場合、
年齢を40〜50代に設定することで、管理職や高所得者層にアプローチしやすくなります。

6-2. トピックターゲティング×アフィニティカテゴリ

ユーザーの趣味嗜好について、
事前に用意されたカテゴリの中から選択するターゲティング手
アフィニティカテゴリと呼びます。

併用することで、
配信面を制御しながらユーザーにとって興味度が高い広告を配信できます。

ゲームのトピックを設定し、
アフィニティカテゴリをスポーツファンにした場合、
スポーツが好きなユーザーに関連したゲームの広告をピンポイントで掲載できます。

6-3. トピックターゲティング×リマーケティング

リマーケティングは、
自社サイトに訪問した履歴があるユーザーを対象にする手法です。

トピックターゲティングと合わせると、
商品・サービスに興味を持ったことがあるユーザーに
自社と関連度の高いサイトで再度訴求できます。

一度サイトへ訪れたことがあるユーザーに繰り返しアプローチすることで
情報を記憶に残しやすくなるので、再度アクションに移してもらいやすくなるでしょう。

7. トピックターゲティングの設定方法

トピックターゲティングの設定方法を解説していきます。

①実装したい広告グループ名を選択→「コンテンツ」を選択
→「+コンテンツを追加」を選択

②設定を「ターゲティング」を選択→
「トピック」を選択

③「検索ネットワーク」でユーザーが関心を持ちそうなトピックを検索
→ 関連したトピックが表示

④「閲覧」に用意されたトピック一覧が表示される
⑤対象のトピックを選択 → 「保存」で完了

8. まとめ

いかがでしたか?

トピックターゲティングは
商品やサービスにマッチした広告配信面を設定する際に有用です。

用意されたトピックの中から選択するだけなので、
広告主にとっての負担も減らしつつ潜在層にアプローチできます。

ただし、
トピックの範囲を広げ過ぎると無駄な広告配信が増えてしまうので、
事前にユーザーが情報収集に活用しそうなメディアをある程度洗い出しておきましょう。


他のターゲティングと活用することで効果を上げることができるので、
人を絞り込める手法との併用も検討してみてください。

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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