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【Yahoo!広告】広告掲載の判断基準をLINE広告と統合へ

更新日:2023年10月26日

【Yahoo!広告】広告掲載の判断基準をLINE広告と統合へ

※この記事は2023年10月26日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

Yahoo!広告は2023年11月13日より、LINE広告と広告掲載の判断基準を統合すると発表しました。今回は、統合される判断基準などを解説していきます。

判断基準統合に関する概要

今回のアップデートでは、「第9章 広告表現規制 3.ユーザーに不快感を与えるような表現」における判断基準が、Yahoo!広告とLINE広告で統合されます。

判断基準の統合は、2023年11月13日(月)からとなる予定です。

判断基準統合の理由

2023年10月1日にLINE株式会社とヤフー株式会社が合併しました。これに伴い、Yahoo!広告とLINE広告の広告掲載基準の統合が開始されます。

今回のアップデートはその最初の取り組みとなっており、ユーザーに不快感を与える表現についての判断基準が統合されます。

統合により、それぞれの媒体の審査に対応するクリエイティブを用意する必要がなくなり、1つのクリエイティブで出稿できるようになります。

なお、統合に伴う変更は判断基準のみとなっており、広告掲載基準本文の変更はないとのことです。

統合される判断基準

判断基準は、業界団体やユーザーからの情報や意見を参考に決定されています。

統合する判断基準は下記のとおりです。
引用:広告掲載基準 Yahoo!広告とLINE広告の判断基準統合について|Yahoo!広告

なお、判断基準はアップデートされることがありますので、最新の判断基準を広告掲載基準のヘルプで確認する必要があります。

次に、それぞれの判断基準の詳細について解説していきます。

①人体の局部を強調しているもの

「人体の局部を強調しているもの」の強調とは、該当部分の近接部分が全体的に写っていないものとされています。

下記に示されている局部の近接部位のうち、いずれか1つは全体を写す必要があります。引用:広告掲載基準 Yahoo!広告とLINE広告の判断基準統合について|Yahoo!広告

掲載可否の具体例は下図のとおりです。画像引用:広告掲載基準 Yahoo!広告とLINE広告の判断基準統合について|Yahoo!広告

なお、下記の表現がクリエイティブの4分の1以下の場合は、局部の強調と判断されません。

・イラスト(目元以外)
・人体・解剖模型
・商品パッケージ
・人体や動物の局部

②人体のコンプレックス部分が露骨に表現されているもの

下記のような表現は、ユーザーに不快感を与える可能性があると判断され掲載できません。引用:広告掲載基準 Yahoo!広告とLINE広告の判断基準統合について|Yahoo!広告

掲載可否の具体例は下図のとおりです。画像引用:広告掲載基準 Yahoo!広告とLINE広告の判断基準統合について|Yahoo!広告

③視覚的に注意を引くことのみを目的としたようなもの

下記のような表現は、ユーザーに不快感を与える可能性があると判断され掲載できません。引用:広告掲載基準 Yahoo!広告とLINE広告の判断基準統合について|Yahoo!広告

掲載可否の具体例は下図のとおりです。画像引用:広告掲載基準 Yahoo!広告とLINE広告の判断基準統合について|Yahoo!広告

まとめ

いかがでしたか。

今回は、Yahoo!社が発表した、LINE広告との広告掲載の判断基準の統合について解説しました。

媒体に合わせたクリエイティブをそれぞれで制作する必要がなくなった一方で、最新の判断基準を確認する必要があります。
広告を出稿する際には全ての掲載基準の項目を確認するようにしましょう。

また、判断基準はアップデートされる可能性があるとのことですので、今後のアップデートにも注意が必要です。

この記事を書いた人

「挑戦できる環境」であることを理由に入社を決意。ハマると集めてしまう収集癖があります。特技は服をたたむこと!元広告運用を行っていた経験を活かしながらIAラボの編集長を務めています。

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